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企業価値 / 成長率と資本コストについて



企業価値評価の基礎的な方法として、
永久成長を前提とした、

 キャッシュフロー ÷ (資本コスト - 成長率)

という式がありますが、
成長率が資本コストを上回ると、企業価値が
マイナスになってしまい、式が破たんしてしまう
ように思います。


成長率が資本コストを上回る、というのは
どういう状況なのでしょうか?
そういうことは、あり得ないことなのでしょうか?


ご教授よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

>成長率が資本コストを上回ると、企業価値がマイナスになってしまい、式が破たんしてしまうように思います。



その通りです。
この式は成長率があまり高くなく、ある程度の期間成長が続くことが予想される時に使う式です。
たとえば景気の影響を受けにくいような業種で、10年程度は成長することが予想され、10年目のキャッシュフローの現在価値がほぼ「0」になるような資本コストと成長率の場合にはこの式がつかえます。

現実には市場の大きさは有限なので、永久成長ということはあり得ないわけです。成長率が大きいと短期間で市場が飽和してしまうため、成長がストップします。一定期間、一定の成長が予想されるがその後成長が止まる、というような場合には年金現価係数を使います。


ところで、アカウティングで「コスト」と言うと原価ですが、ファイナンスで「資本コスト」と言った場合には通常はWACCなどの率を指すことが多いと思いますので、
資本コストー成長率
でも間違いではないと思います。
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そもそもこんな式があり得ないのでは?


コスト(実数)から率を引く、などという計算は成立しないと思います。

この回答への補足

ありがとうございます。

キャッシュフロー ÷(割引率 ― 成長率)

と書くべきだったかも知れませんね。
これでいかがでしょうか。

補足日時:2010/09/20 14:06
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