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新築でRC造住宅(2階建)を建築しました。RC仕上げで、外壁・内装ともに、塗装仕上げのみで、床も、建築費用を抑えるためという理由で、一級建築士より提案があり、コンクリート仕上げに、コルクタイルの直貼り仕上げになっています。建築費を抑えるためとはいえ、「安いものには・・・」という不安があったため、デメリットはないか確認したところ、『メリットはあってもデメリットはない!』とのことでした。
しかし、去年の12月から入居し、冬は家の中がまるで外にいるような寒さからスタートし、夏は異常なまでの暑さに驚いてしまいました。温かい空気は上に上るとのことでしたが、通気のためにあるジャロジー窓を開けていても、全くと言っていいほど換気も出来ず、空調のある部屋から出て、廊下に少し立っているだけで、汗だくになってしまいます。
今さらですが、この様な作りはデメリットだらけという事が分かってきましたが、うちの様に完成したあと、今の問題を解決する方法はあるのでしょうか?担当の建築士に相談しても「屋上のドアも開けて下さい」としかなく、共働きで、日中家にいない生活スタイル(打ち合わせ時に家族構成、ライフスタイルは提出済み)なので、言われる様に近隣が密集している中でのドアの開けっ放しは、防犯上出来ません。ご意見よろしくお願いいたします。

A 回答 (5件)

人間が住む住宅を作ったことのない一級建築士に頼んでしまったのですね。

多分、倉庫などにすれば頑丈で良い建築物なのでしょうが、そこに住む人間はたまらないですね。
工務店に依頼した場合は責任追求のしようもありますが、建築事務所は設計業務・監理業務だけの業務受託契約になっており、建築物本体の製造物責任は負わないようになっていることが多いので、法的責任追及はあきらめましょう。

さて、そこに住み続ける為のアイデアですがまずは断熱を考えることです。

人間が快適に生活する住宅では外界との断熱が重要です。
断熱性能の悪い材料といえば、アルミ、ガラス、鉄、コンクリートなどが挙げられます。これらの材料には長所もありますが、断熱の観点からは出来るだけ少なく使用し、使用した部位には別の材料で断熱性を補う工夫が必要です。

鉄筋コンクリートの長所は圧縮強度が強いのでつぶれにくいと言う事です。したがって重量級のトラックが通る橋梁(橋げた)や弾丸をはねつける要塞などには最適ですね。住宅を鉄筋コンクリートで作る場合の長所としては、遮音性の高さが挙げられます。外界の騒音を遮断して静かな住環境を作るとか、音楽家など大きな音を出すが近隣に迷惑をかけたくないと言う場合には積極的に選択する意味があります。もうひとつの特徴として、特にコンクリートは蓄熱性が高いという点が挙げられます。言いかえると温まりにくく、冷めにくいという特徴ですので、暖房して一旦温まると暖房を切った後にも温度を放出してくれるわけです。これは夏の日中に熱を吸収して、日没後にも熱を放出し続けるという厄介な側面もあります。

既存の鉄筋コンクリート住宅であれば、外張り断熱といってコンクリート外壁の外側に隙間なく断熱材を張り付ける方法があります。この方法で外界との熱の移動を阻止すると、上記の蓄熱がプラスに働いて一日の室内温度変化が少ない快適な室温環境を作ることができる可能性があります。ただし、建築物の外形を大きくしてしまう事になりますので、隣地境界までの距離が無い場合は難しいです。実測図をもって専門家に相談するべきでしょう。

既存建物の断熱改修を専門に御研究の方がいますので、URLをご参照の上、一度相談されてはいかがでしょうか。

http://www.sotodan-souken.com/retrofit/

参考URL:http://www.sotodan-souken.com/retrofit/

この回答への補足

 回答いただきありがとうございました!!立地が両隣隣家があり、後ろにも家が隣接しています。両サイドの窓は、床から天井いっぱいまでで、片側は一般的な窓ですが、西日が当たる側は、ジャロジー窓のため、遮音性は全然良くありません。特に雨の日は、外の雨音が家の中で聞こえる程の感じになってしまい、テレビの音も大音量にしなければ聞こえない状態です。Mokuzo100nennさんがおしゃってるような遮音性という点でも満たしておらず、つくづく、どっちつかずの中途半端な家になっているんだなと、溜息が出てしまいます。また、問題点はこれだけではなく、いろいろあるため、正直、弁護士に相談して訴訟に踏み切るつもりでいたのですが、回答の様だとこれも難しいのですね・・・。少なくとも、寒さと暑さに関しては、対応の余地がありそうなので、前向きに行動してみようと思います。ありがとうございました!!

補足日時:2010/11/09 18:30
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それだけ換気が悪いと梅雨はカビの温床になる可能性もありますね。


もし天井高が十分に確保できるのであれば、せめて床くらいは根太組んでスタイロフォームを敷き込み床板を張ったらどうでしょう。床からの寒さが少しは解消します。
換気の問題ですが、RC造の場合壁に穴を空けるのは構造体の強度に関係してくるので、そうそう簡単にはできないのです。
他の一級建築士に依頼して換気用窓、換気ブレスの設置を検討してみるのも一つの手なのかなと思います。
特に窓を開けっ放しに出来ないのであれば換気ブレスが有効ではないかと思います。
壁に開孔しないといけないのが難点です。
内装だけのリフォームならともかく、構造体に関して手を入れるのであれば、いずれにせよ建築士に依頼する必要があります。
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この回答へのお礼

 アドバイスいただきありがとうございました!!換気に関しては設計士にも、「設計ミスではないのか」と散々問いかけておりますので、アドバイスして頂いた方法で対応できるのか確認してみます。ありがとうございました!!

お礼日時:2010/11/09 17:22

想像しただけでも大変そうですね。

おくやみ申し上げます。

>『メリットはあってもデメリットはない!』
は、あんまりですね。 地域がよくわかりませんが、余程、年間を通して温暖な地域でもない限り…

一番大きな原因は、建物に断熱性能がないこと。(屋根、外壁、床下)
大昔ならいざ知らず、今時の住宅で断熱の無いものはほとんどないといってもいいくらいでしょう。
おまけに、コンクリートは熱容量が大きいので、質問者様のように外出先から帰ってから空調を入れても、外壁はなかなか暖まりにくく冷えにくいということになってしまします。
冷暖房をどの様になさっているかわかりませんが、エネルギー効率的にもよろしくないと思われます。(昨今の省エネの方向と真逆みたいな)
換気の設計が上手にできていれば、外気並みにはなるはずですけれど…(夏は直射日光が無い分、少しは涼しい?=日陰効果)

とりあえず、一番効果的と思われるのは、建物の外周に断熱を施工することです。(1階床下は今からでは難しそうですので床上でも、あるいは床はあきらめるか)
スタイロフォームなどのボード系やグラスウールなどの繊維系のものもありますが、躯体表面で結露をさせないためにはウレタンなどの吹付けが一番でしょう。
ただし、そのままでは内装として使えないので、改めて仕上げをする必要がありますので、外周壁全体が内側に一回り入ってくることになり、部屋が少し狭くなります。
工事としても家全体に渡るので、大工事になってしまいますし、実際には簡単には工事できない部分もあるかと想像されます。
それなので、実質的には家全体というよりも、あるエリア(主要室など)を想定して上記のような工事を行うことになるも知れませんね。

壁や屋根の次に断熱上問題となるのが、開口部(窓など)ですが、それほど大きな開口がなければ問題ないですし、大きな窓があればそこから熱が逃げて(入って)行くことになります。
ただし、窓そのものの断熱性を変えるのはガラスの取替えや、サッシュの取替えが(又はインナーサッシュの増設)が必要になり、これも大事です。
厚手のカーテンなどで多少は改善できますが、全体を見ながらどこまで行うかバランスをとって計画なさる必要があるでしょう。


ご参考までに、住宅の断熱性能のページを
 http://www.house-support.net/seinou/syoene.htm

この回答への補足

 早速お返事いただきありがとうございました!信じられないでしょうが、沖縄県在住です。今まで、冬に暖房を使った事がなかったのですが(沖縄で冬場暖房は一般的ではありません)、毎日暖房を使わずには過ごせず、結果、通年冬には下がるはずの電気料が¥40.000(通年冬場は¥7~8.000円程度)近くになり、夏場も同様の状態です。家は両隣、後ろに隣家が隣接している土地で、1~2階の両側に床から天井いっぱいの大きな開口の、一般的な窓と片側はジャロジー窓(片側は西日が直接当たる状況)の設計になっています。きっとこの西日サイドの開口に大きなジャロジー窓も災いしているのかもしれませんね。
fujillinさんの回答をいただき、改善の余地ありと知り、今の様に毎日後悔する日々ではなく、前向きに考えて、少しでも納得できる状態に向け頑張りたいと思います。ありがとうございました!!

補足日時:2010/11/09 17:16
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メリットはあってもデメリットはない・・・どんな工法でも両面があると考える私ですのでそこまで断言できるのはおどろきです。


お話の様子では窓だけの問題でもなく、現場の窓位置大きさも確認しないで意見を言えないので大開口の窓サッシがあった場合はアルゴン入りなどの断熱ガラスに変更できるのではないかと思います。

基本的には断熱工事をする必要があるのは他の回答と変わりません。もちろん改善には内も外も床も断熱工事を行えばそれは良いでしょうが、それではせっかく建築費を抑えたのに室も狭くなり工費も高くつらい感じになりそうです。

室の面積を減らすのは廊下幅や設備(コンセント)などに不具合がでやすいので最終対策で考えて、まずは外断熱を施工する方向で考えるとよいと思います。これも窓サッシとの取り合い等大変ですのでちゃんと断熱材を挟んでから施工するパッシブウォールのようなものが適しているとおもいます。

一度はお見積もりをとることをお勧めします、外断熱の改修としては良い工法と思います。
でも、、、きっと高いです。><
なので、コストによっては断熱塗装をお勧めします。効果はさがりますがコストも下がるとおもいます。
あとは、その差額と効果をどう天秤にかけるかです。

床はローコストなつくりだと室内側で断熱するしかないですね。
一度に全ては厳しいですね。まずは外壁に着手するのが良いかと思います。
断熱性能は契約内容や性能評価などの約束がない限り基準法で基準を決めていないのが痛いところです。
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この回答へのお礼

 早速お返事いただきありがとうございました!!寒さ・暑さだけではなく、他にも問題が満載の、家づくりになってしまい、ただただ後悔に明け暮れておりましたが、方法があると知り、気持ちを前向きに、行動を起こしていこうと思える様になりました。本当にありがとうございました!!

お礼日時:2010/11/09 16:32

RC 内外打放し 塗装仕上げ?


断熱材はないのですか? これだと外気の影響をもろにうけます。叉結露もおき床に水がたまります。
通常の仕上げは現在は現場発泡ウレタン吹き付け 石膏ボ-ドGL 塗装またはクロス仕上げが普通のような気がしますが?
この建築士さんはRCの建物をメインにしている人ですか?
鉄筋コンクリ-トをメインにしているなら、このような現象は設計段階でわかることではと思いますが。
現在通常仕上げている鉄筋コンンクリ-トの建物仕上げではあまりみかけないのではと思いますが?
建築士さんのひとりよがりのような気がしますが。VEのつもりでしょうけどCDだけなのでは
品質を確保しながらではなくただたんなるコストダウンのような気がしますが。
叉これを施工した建設会社さんは、鉄筋とか鉄骨とかメインにしている会社ですか?
鉄筋コンクリ-ト・鉄骨をメインにしている会社なら最初かわある程度わかっていたと思いますが?
叉木造を専門にしている会社さんなら、わからないでしょうが?
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この回答へのお礼

 回答ありがとうございました。沖縄は台風の事もあり、ほとんどがRC造りです。ですから、一級建築士、建築会社ともに、RC造りは精通しております。いずれにせよ、うちの様な造りが一般的でないと分かり、良かったです。ありがとうございました!

お礼日時:2010/11/10 12:07

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