一回も披露したことのない豆知識

仕入れ金額と仕訳計上金額の、為替レートによる差額について回答お願いします。

自動車部品等を海外ベンダーから仕入れる会社において、発注金額はユーロ、仕入後会計計上金額は円です。 為替レートは月毎に決定し、システムに保持します。

問題なのは、発注日と入庫日が同月、会計計上月が翌月となってしまっているケース。
現状はシステム上、為替レート差を差益、差損計上してるが、これは原則的に問題ないのでしょうか?
やはり、会計計上を入庫に合わせるべきでしょうか?

A 回答 (2件)

#1です。

回答が遅れて済みませんでした。


>発注時には計上していないのが現状でした。

先ず、発注の段階では、企業の収益や財産に変化が起きないので仕訳を起しません。つまり、発注時には何の計上もしないのが正しいのです。

>検収基準の1回のみ計上しています。

検収基準で仕入を計上するのですね。分かりました。

>差額を認識した箇所は、発注明細の金額と入荷検収後の仕訳計上金額の差額でした。

ですから、入荷検収後の仕訳計上段階では差額は生じません。

>(1)11月15日 1ユーロ=100円で、100ユーロ分発注入力: 10000円発注

誤りです。発注の段階では入力しません。

>(2)12月05日 1ユーロ=120円で、上記100ユーロ分仕訳: 12000円計上

〔借方〕仕入高12,000/〔貸方〕買掛金12,000

この買掛金の決済を行う日のレートが1ユーロ=110円である場合、

〔借方〕買掛金12,000/〔貸方〕当座預金11,000
〔借方〕………{空欄}………/〔貸方〕為替差益 1,000

つまり買掛代金を決済する段階で為替差益が発生するわけです。

>※レートはシステム上月毎に決まっているため、(2)の様に計上日を発注と異なる月にして被請求処理すると、システムの自動仕訳で該当レートで計上されています。
 
ここに、この企業の特殊性があります。推測するに、この企業は月次決算をしているのではないでしょうか。

月次決算は管理会計です。失礼ながら、SEであるあなたには管理会計は非常に難物だと思います。発注の段階では会計処理をしないことさえご存じないのですから、あなたの会計の力が分かろうというものです。

失礼します。
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この回答へのお礼

御回答、及びご助言ありがとうございます。
ただ今回私が最もお聞きしたいのは、レート違いの仕訳計上が会計原則上、問題であるか否かです。
今後お分かりになられましたら、再度お答えください。

>ですから、入荷検収後の仕訳計上段階では差額は生じません。
私が補足欄にも記入しているように、「”発注明細の金額”と、入荷検収後の”仕訳計上金額”の”差額”」 という意味であり、仕訳金額だけに焦点を当ててはおりません。
経理担当者の方は、毎月支払業務前に仕訳金額だけでなく、基となる発注金額にまで注意を注いでいるのです。その意味では、経理担当者にとっては重要な”差額”なのです。
そして、この時に仕訳・発注の両金額をチェックした上で、仕訳計上に用いるレートはどの月の物が原則適用されるべきなのか、と考えています。 しかし、現状どうすべきか不明だという状況なのです。

>誤りです。発注の段階では入力しません。
ご注意ください。 私が記入しているように、”仕訳入力”ではなく、”発注入力”のことです。

>この買掛金の決済を行う日のレートが1ユーロ=110円である場合、
〔借方〕買掛金12,000/〔貸方〕当座預金11,000
〔借方〕………{空欄}………/〔貸方〕為替差益 1,000

上記の仕訳を提示頂きましたが、現状そう単純にはいきません。
会計原則で許される範囲で、当企業は以下の基準を設けています。
 ・仕入~決済の間に、仕入れた在庫の出荷(※自動車部品をディーラーへ)が無い場合、Rounding Differ(差益/差損)は一切使わず、STOCK(在庫)で計上。
 ・仕入~決済の間に、仕入れた在庫の出荷(※自動車部品をディーラーへ)が有り、且つ、決済時在庫数よりも決済分在庫数が多い場合、Rounding Differ(差益/差損)と、STOCK(在庫)の両方で計上。
 ・仕入~決済の間に、仕入れた在庫の出荷(※自動車部品をディーラーへ)が有り、且つ、決済時在庫数よりも決済分在庫数が少ない場合、STOCK(在庫)のみで計上。
なかなか複雑な所だなぁ、という感想ですね。 ただ会計の面白さが感じられませんか??

>ここに、この企業の特殊性があります。
特殊でしょうか。月次レートは会計原則上許されるのならば、システム・業務上管理がしやすいと思われるので、採用する企業も多いように感じられますが。
特殊とおっしゃられる理由が何かありましたら、お教え頂けませんか?

お礼日時:2010/12/12 00:21

一般に、仕入計上基準には、


(1)入荷基準(入庫基準)
(2)検収基準
があります。

輸入の場合は、
(3)通関基準
もあり得ます。

どの仕入計上基準を採用するにせよ、仕入計上において為替差益や差損が発生することはありません。まず仕入を計上し、その代金を決済する段階で為替差益や差損が発生するのであれば理解できますが。

御社の場合、入庫月の翌月に「会計計上」して為替差益や差損が発生するとのことですが、どんな基準で仕入を計上するのでしょうか。

この回答への補足

御回答ありがとうございます。補足・訂正を記入致します。 
発注時には計上していないのが現状でした。検収基準の1回のみ計上しています。 
差額を認識した箇所は、発注明細の金額と入荷検収後の仕訳計上金額の差額でした。

以下の例で差額を確認したポイントを説明します。
(1)11月15日 1ユーロ=100円で、100ユーロ分発注入力: 10000円発注
(2)12月05日 1ユーロ=120円で、上記100ユーロ分仕訳: 12000円計上
 ※レートはシステム上月毎に決まっているため、(2)の様に計上日を発注と異なる月にして被請求処理すると、システムの自動仕訳で該当レートで計上されています。
 
 ※私はシステム導入の立場なので、現場業務においてなぜ翌月計上であるかは、未確認なのが現状です。

補足日時:2010/12/06 01:24
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この回答へのお礼

補足欄に回答を記入しましたが、間違いでしょうかね。
ひとまず当欄にもお礼を記入致します。 ありがとうございます。

お礼日時:2010/12/06 17:51

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