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No.4ベストアンサー
- 回答日時:
DICの特色(ソリッドカラー)の色見本帳の色は、全部数えると2,556色あります。
しかも、インクの種類はオフセット印刷用、グラビア印刷用、スクリーン印刷用etc. その上、印刷する素材に応じた用途別やら、UVインクやら・・・
それらを掛け合わせると、何万種類になってしまいます。
したがって、DICの色見本帳のインクそれぞれを、販売用として用意するのは不可能です。
インクには原色と呼ばれる、混合する元になるインク(原色)が10~20種類程度用意されています。色見本帳には、その特色を作るにはどの原色を何%づつ混ぜ合わせればよいかが示されており、小ロットの場合は印刷屋さんが現場で色チップを見ながら、原色インクを混ぜて色を作ります。
大量に印刷する場合や、ロゴなどの企業色などの場合は、インク屋さんでインクを混合して作ってくれます。
いずれにしても、特色はその都度インクを混合して作るのであり、あらかじめ用意されているものではありません。
ご回答ありがとうございます!
最初の質問にズバリ!の答えで嬉しいです。
やはり、現場でのインク作成(調色)があるのですね
このインクを作成するのに、資格が要ると聞いたのですが、どの様な資格名なのでしょうか?
また、
DIC指定の時は、DICの原色
PANTONE指定の時は、PANTONEの原色なのでしょうか?
質問ばかりですみません。
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No.7
- 回答日時:
#2
質問が締められていないので、まだご覧になっているかわかりませんが、ご質問頂いた内容にご回答いたします。
>ちなみに、作れない色というのはメタル系や強い発色の
>色などでしょうか
その通りです。基本的に蛍光色などはCMYKでは逆立ちしても再現できません。視覚的なトリックでそう見せることは可能ですが。金や銀なども苦手です。
CMYKは減算混合なので、ベースになるCMYのインクが持っている彩度以上の彩度は得られません。明るく鮮やかな色は再現できないからです。つまりMとYの混色である赤は、もともとのMとY以上の彩度をもつ赤色にはなり得ないのです。
印刷表現上、どうしても彩度の高い赤を再現したければ、そのインクを特別に作って、ほかのインクと混色することなく使用しなければなりません。これがDICやPANTONEが提供している特色インクです。
No.6
- 回答日時:
#4です。
ここで言っている調色には、資格はいりません。
※(私が知らないのかもしれませんが、そのような資格は聞いたことがありません。カラーコーディネーターという資格でしたらありますが、この場合の調色に関しては、指定されたインクを混ぜ合わせて、出来た色が正しいかどうかを見るだけの、機械的作業ですから、資格を必要とするような技術は不要です。コンピューターで調色管理している印刷会社もあるぐらいですし、町の印刷屋さんもみんなやっています。)
多色印刷の方法は大きく分けて、CMYKの4色を掛け合わせてフルカラーを表現する「プロセス印刷」と、目的の色のインクを練り合わせて作り、色の数だけ印刷を重ねていく「特色印刷」があります。
2色刷りや3色刷りの場合は、特色印刷のことがほとんどです。(スーパーのチラシなどでは、2色分解してプロセスインクで刷ったものも見かけますが)
現在出ている特色のカラーチャートの主なものは、日本ではDIC(大日本インキ)とTOYO(東洋インキ)、海外ではPANTONE(アメリカ・パントーン社)です。(この他にもスクリーンインクでは、帝国インキなどでも出しています)
通常デザイン・印刷業界では、印刷指定する場合はDICが標準的に用いられています。PANTONEは、日本では画材に関連した業界で標準的に用いられています。(カラーペーパーや絵の具など)
海外ではすべてPANTONEが標準といって間違いないでしょう。(これについては想像です)
デザイナーとしては、発注する印刷会社が使っているインク(DICかTOYOか)の色見本帳で指定すると、印刷会社としては、ものすごく助かるのです。
もしTOYOインキを使っている会社にDICで指定すると、その色に一番近い色をTOYOの見本帳で捜し出して、インクを混ぜなければなりません。当然調色する人の主観も入ってきて、微妙な色の違いも起こるといったトラブルの原因になります。
特にPANTONE系のインクを使っているところは、ほとんどありませんから、すべてその印刷会社で使っている色見本帳に置き換えて調色しているはずです。
特色印刷の場合は、印刷会社も零細規模のところも多く、大会社のようにコンピュータで一発管理できない環境のところも多いですから、きめ細かい心配りが大切です。
その点、CMYKのインクで刷るプロセス印刷の場合は、どこのメーカーのインクも万国共通ですから、このような問題はないのです。しかし、4色では微妙な色の表現ができません。そのため、プロセス印刷の4色をさらに増やして7色(プラス橙・緑・紫)の掛け合わせで、ほとんどの特色を表現してしまおうという技術も出てきています。
No.5
- 回答日時:
DICは日本製です。
海外共通とは言い難いですね。例えばアメリカでDICのインクを使っていれば別ですが。パントンカラーフィルムは、デザイン屋さんでごく普通に売られているフィルムで、デザインではパッケージのダミー製造や、イラストレーターがアートとして用いられます。一度目にすると良くわかります。裏面が粘着シールになっていて、景色が透けて見えます。色の数が物凄く豊富で、淡い系統が特に多いのが特徴です。
インクの指定は、DICが販売してる色見本のチャートを見ながら網線で指定するのが100%で、インク見本のサンプルを使うのは、特色の2°印刷の場合とか、絶対に厳密なロゴや基調色の4°印刷ですが、最近はそれらでも網線で指定することが多いですから、滅多に使うことはありません。しかし色のサンプルとして欠かせないことがありますので、用心のために所持するぐらいです。実際巷の印刷物のほぼ100%近くは網線で処理してます。インク見本はあって困ることはないが、日常で使うことはまぁ、ありませんね。
ご回答ありがとうございます!
パントンカラーフィルムと言うのが解りました。
インクだけじゃないんですね。
印刷された色見本は、やはり持っておいた方が良いのですね。
No.3
- 回答日時:
DICは大日本インクが調合した指定特色で、全て番号で管理されています。
色見本はデザイン屋さんで販売されています。これはCMYKではありません。インクです。ですからCMYKでは指定出来ません。逆にCMYKのカラーチャートでDIC#に近い色を指定します。PANTONEは通常色指定では使用されません。パントンカラーフィルムの色だった気がします。ですからこれは無視して下さい。色指定はあくまでDICが対象です。
大日本インク製のカラーチャートは10%単位ですが、Mac対応のカラーチャートは5%単位です。単純に色が倍以上になりましたから、指定範囲が広がりました。
ご回答ありがとうございます!
色見本も特色インクで刷られているのですね。
DICが基本なのですか?これは国内海外問わず同じですか?
PANTONEのカラーフィルムとは何でしょうか?
質問ばかりですみません。
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