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GM計数管において印加電圧と分解時間はどのような関係があるのでしょうか?
ある程度までは印加電圧の上昇に伴い分解時間は短くなるようですがその後はどうなってしまうのか。また、それはなぜかという理由を教えていただきたいです。

よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

こんにちは。



テレビと人間の目の関係にたとえてみましょうか。
テレビやPCモニターの画面は、約0.015秒に1回書き換えられて(コマ送りされて)います。
つまり、0.015秒につき1枚の絵を見るパラパラ漫画と同じです。
人間の目には、0.015秒当たり1回よりかなり少なくなると、画像の動きがカクカクして不連続に見えます。
逆に、0.015秒当たりの枚数を10倍の10枚にしたとしましょう。
果たして、0.015秒当たり1枚と10枚の差は、人間の目に認識できるでしょうか?

これをGM計数管に置き換えて考えると、
たとえば、1秒間にGM計数管に入ってくる放射線の粒の個数が多くても1000個だとしましょう。
すると、分解時間は、粒子入射の時間間隔が一定でないことを考慮に入れても、0.001秒より十分短い0.0001秒ぐらいであればよく、それより分解時間を縮めても意味がありません。

また、やたら電圧を高くすると、今度はただの放電になってしまい、放射線が入ろうが入るまいが放電が連続してしまいます。

グラフを描きたいところですが、下記をご参考に。
http://www.iryokagaku.co.jp/frame/03-honwosagasu …
http://www.rs.kagu.tus.ac.jp/~phlabex/LabExercis …
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