
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
>フィルム巻取り機などで巻取り量を演算するために回転量を用いるのですが、
>その回転量の精度について気になっておりました
最初から巻取り機と書いてくれれば余計な事を書かなくて済んだのに
巻取り機の測長の場合
一般的には測長ローラを使います
本当の誤差要因は測長ローラの精度になります
http://www.line.co.jp/length/sensor/
この製品のローラ径は106.1mm
ローラ外周=106.1mm*3.1415=333.31315
精度=333.31315/333.3333=99.993%
つまり
100m測長して7mmの誤差になります
そして更に誤差要因として
温度によるローラ径変化
ローラとフィルム間のスリップ
温度と張力のバラツキによるフィルムの伸び
尚、測長では減速比による誤差は問題にはなりません
市販品によくある公称減速比と実減速比に違いがなければですが
ただ公称減速比と実減速比が違っていたとしても
公称減速比は使わずに実減速比を掛けるだけのこと
1方向回転なのでバックラッシュ誤差も有りません
あと、エンコーダ側の問題ではなくて
カウンタ側の問題で2相入力ではなくて1相入力カウンタの場合
回転振動の影響による微少逆転を加算してしまう事があります
>少し理解できませんでした。8回送って最後の9回目は872PLSにするというのは・・?
だからぁ
条件を書いたでしょインデックステーブルの場合ならと
蛇足ながらインデックステーブルと言うものをご存知ないようなので
http://www.orientalmotor.co.jp/search/applicatio …
http://www.yukiwa.co.jp/cnc/cncpcc_01.php
No.4
- 回答日時:
単純に回転体にエンコーダーを付けて回転させた場合正転逆転させても 「積算誤差」 は生じないでしょう。
(停止精度は機械精度に依りますが)ギアのバックラッシュが有ってもそれを超えれば機械的誤差の範囲で正確にカウントします。
積算誤差が生じる場合は次の点が考えられます。
たとえば1000カウント毎に何かの動作をさせる場合 INC方式で1000カウントでカウントアップで動作=>次のカウント開始時に0リセットさせてからカウントさせると積算誤差として累積されます。
999.9で止まった場合 前の位置に関係なく次は1000.0で止まります。
0~1000 リセット 0~1000 リセット 0~1000 と動作した場合1000の位置が必ず1000.000では無いからです。
全長で行くと10回の繰り返しで10000とは成りません。その代わり各1000の位置は計測誤差範囲で収まります。
ABS方式ですと0~1000~2000~3000とカウンターの内部で計測し見かけ出力表示0~1000で表示し1000ごとに出力させれば累積誤差は出ません。
その代わり1つ目は999.9で止まった場合2つ目は前の分0.1が足されて1000.1に成る場合が有ります。
作業完了後に電源を落として翌日再稼働する場合ほとんどのカウンターはバッテリーでカウント値を記憶していますが、
エンコーダー側に電源が供給されていない場合がほとんどですので途中からの続き作業はご質問のバックラッシュ等によりカウンター値とエンコーダーの位置が違う場合が発生しますので作業開始時には原点復帰をさせてそこを0として作業を開始します。
一般のエンコーダーにはAB信号のほかに原点用Z信号を取れる物が多く出ています。
エンコーダーにABS式を使えばエンコーダーの絶対位置を出力しますので双方の記憶が消えても再表示させれば、 「積算誤差」 は出ません。
通常エンコーダーの1パルスに付き1/4の誤差は付きものなのでINCでは繰り返し動作では誤差が必ず発生します。
長々と書きましたが市販のサーボやインバーターカウンターの位置決め装置を使用してきた経験からですが
>エンコーダ取り付け軸の間にギア(減速機)が入っている場合>減速機の減速比が割り切れない場合には割り切れるだけの分解能を持ったエンコーダーを使用し、高機能カウンターかシーケンサーを使って演算させれば出来ますが、ご質問のこの条件だけの場合は私には分かりません
ウオームギア減速機は減速比率は割り切れる物がほとんどですが 平歯車式の場合表示の減速比と実減速比がほとんど違う物が多い様ですのでこの辺のご確認を 違う回答でしたら 悪しからず
No.3
- 回答日時:
>エンコーダのパルス積算量が125000pulseの場合で計算すると
>{125000÷600}×(1/13)=16.02564・・・・・・
どんな装置なのでしょうか?
>"16.02564"回転
と、表現していますのでインデックステーブルの類じゃぁありませんか?
通常、インデックステーブルには0.1回転と言う単位は有りません
正確に1回転360.00度か
もしくは等分割、4等分、5等分、6等分、12等分とか
正確に360.00度廻すのに必要なパルス数は?
600*13=7800PLS <換算がうっとうしいだけで問題なしと思えば問題なし
正確に1/13.00減速比の場合
45度回転させるには?
7800/8=975PLS <ピッチ角度固定にするなら大した問題でもなし
同様にして9等分ピッチなら
866.66PLS <カウンタに小数点未満のパルスは無い
この場合は866PLSで8回送って最後の9回目は872PLSにする
(汎用カウンタ単体では出来ません)
例で述べさしていただいたのはフィルム巻き取り機のリールについてのことです。
866.66PLSになるというご説明のところまでは理解できました。
>カウンタに小数点未満のパルスは無い
>この場合は866PLSで8回送って最後の9回目は872PLSにする
>(汎用カウンタ単体では出来ません)
少し理解できませんでした。8回送って最後の9回目は872PLSにするというのは・・?
フィルム巻取り機などで巻取り量を演算するために回転量を用いるのですが、その回転量の精度について気になっておりました。実際、機械には減速機がついておりますがバックラッシによる誤差はイメージできるのですが、減速比が割り切れる場合は誤差が生じないというのがどうしても理解できません。
No.2
- 回答日時:
正逆転する機械にはバックラッシュ誤差は起きる
でも、1方向にしか回らない機械はバックラッシュが無い
1方向しか回らない機械で減速比が割り切れない場合は
(1/3とか1/13とか)
割り切れない数値(小数点以下)の累積誤差が発生する
近年のNC工作機には割り切れない数値を積算して
累積誤差をキャンセルする機能は標準で付いてる
でもオムロンやキーエンスとかのカウンタにはそのような機能は無い
もちろん1/10とかのギアなら割り切れるのでその心配は無い
しかし、ギアには公称減速比と実減速比とが存在する
カタログには1/10と記載してあっても実減速比は割り切れないのが普通
http://cyclo.shi.co.jp/product/gmoter/prest_neo/ …
---ギヤ部--- 出力軸回転方向/実減速比
実減速比
0.4kwで1/10の実減速比は9.79
何故、こうなってるのかは御自分でぐぐって下さい
ヒントは寿命と振動
因みに高精度が必要なサーボモータ用は公称と実減速比は同じです
http://cyclo.shi.co.jp/product/contorol/cyclo/in …
1/11とかになりますが
丁寧なご回答有難うございます。
>1方向しか回らない機械で減速比が割り切れない場合は
>(1/3とか1/13とか)
>割り切れない数値(小数点以下)の累積誤差が発生する
とのことですが、割り切れる場合と割り切れない場合で何が違ってくるのでしょうか?
例えばエンコーダの仕様を"600pulse/回転”、減速比を1/13として、
エンコーダのパルス積算量が125000pulseの場合で計算すると
{125000÷600}×(1/13)=16.02564・・・・・・
よって、125000パルスの場合は"16.02564"回転していると思うのですが、この数値のどの要素に誤差が含まれているのでしょうか?
的外れな質問をしてしまっておりましたら申し訳ございません。
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