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60歳で会社を退職し厚生年金をもらっている65歳未満の人は普通の国民健康保険被保険者とは違う退職被保険者となるらしいですが、一方で医療費の自己負担は同じとのこと。

会社を退職し厚生年金をもらっている65歳未満の人はなぜ普通の国民健康保険被保険者にはなれないのですか?(というか、退職被保険者制度とは何のために作られたのですか?)

又、退職被保険者が65歳になったら、晴れて一般の国保の被保険者になれるのですか?

A 回答 (2件)

創設当時、社保本人は自己負担1割だったんです。


退職して国保にかわった途端3割では、長年保険料を支払ってきたのに気の毒だからということだったのですが、現在では一律3割負担ですから被保険者には制度の意味がなくなりました。
現在の退職者医療制度の存在意義は、国庫負担の削減だけでしょうね。
65歳になったら、自動的に一般国保の被保険者になります。


年表:医療・福祉制度の歴史 http://www.arsvi.com/d/a06h.htm より

◆19841001 健保法改正
  (1)健保本人本人に2割(当面は1割、1997年より2割)の医療費自己負担

  「退職者医療制度」創設理由:サラリーマンなどの高齢退職者は、退職後国保の被保険者となるため、給付水準が下がる(1984年改正までは、勤めている間は10割給付だが、退職し国保にはいることで7割給付になる)ため改善を迫られていた
   →退職者を「退職者医療制度」という別枠にし8割給付を保証する。ただし、この制度の財源は健保や共済などの保健からの拠出金でまかなうことにすることで、国庫負担の削減をはかる。
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この回答へのお礼

回答が遅くなり大変失礼いたしました。
大変よく分かりました。

お礼日時:2011/11/13 05:57

退職して社保から国保に移行すると、加入者は社保にあった有利な特典が受けられなくなり、保険者は会社からの負担金がなくなるので保険負担が増大し、どちらにも不利になることから経過措置としてつくられた制度です。



ところが、最近の国保の財政難から加入者の優遇措置もなくなったことから質問者様の言われるように一般的に意味がなくなりました。

近く廃止となる予定です。
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この回答へのお礼

回答が遅くなり大変失礼いたしました。
よく分かりました。

お礼日時:2011/11/13 05:56

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