初めて自分の家と他人の家が違う、と意識した時

睡眠薬を眠前に飲むように医者に言われたのですが
寝る何時間前くらいに飲むものなんでしょうか?

A 回答 (6件)

まず、前提として薬品名と現在の症状が判らない事には正確なアドバイス・回答は出来ません。

この点についてはご理解頂くものとして、一般的には以下の様になるかと思います。(長いです、すいません)
---
睡眠障害は大きく【不眠症】【過眠症】【概日リズム睡眠障害】【睡眠呼吸障害】の4つに分類できます。
当然ながら、対応する薬剤・治療法がどの症状にも存在します。対応薬剤は“睡眠障害改善薬”と一括りで言われることもあります。
これに対し、一般に「睡眠薬」と呼ばれて医師から処方されているものの多くは、なんらかの病気の一症状としての出現する“不眠症”に対する薬剤で、睡眠導入剤・(狭義の)睡眠剤・精神安定剤などと呼ばれるものが殆どです。
以下は、質問の薬が「不眠症に対応する睡眠薬」として考えるものとします。

不眠症対応睡眠薬は、対応する症状、作用機序や持続時間により区別・分類されます。
(作用機序は一般的に化学的構造によるもので、構造式に依存します。当然のことなが
 ら、構造式の似た薬剤の薬理作用は類似してきます。対応症状や作用持続時間も構造
 式によって決まりますので、結果として化学構造と持続時間によって症状についても
 分類出来ます。)

問題の服用時間が「睡眠前?時間前」に当たるのかについては、『作用開始時間』がある程度目安がつけば良いということだと考えると、作用開始時間は、おおよそ作用持続時間を基準にして6分の1~2分の1と言われているので以下の様になる。
(但し個人差があるので、自らの経験を基準にして医師の指導・指示を受ける事が原則)
-≪作用持続時間≫-----------------------------------------------------------
・超短時間型
  3~4時間(6時間以内)→ 作用開始時間・・・服用後30分~1時間
・短時間型
  5~6時間(12時間以内)→ 作用開始時間・・・服用後1時間~1時間30分
・中時間型
  7~8時間(24時間以内)→ 作用開始時間・・・服用後1時間30分~3時間
・長時間型
  10時間以上(30時間以内)→ 作用開始時間・・・服用後3時間~5時間
----------------------------------------------------------------------------

★超短時間型などは服用してから作用開始までが非常に短いので、就寝直前に服用することをお勧めします。尚、上記の時間を参考にして言えば、短時間型なら就寝予定1時間前、中時間型・長時間型なら就寝予定1時間半前には服用するということになる。繰り返す様だが、上記は参考時間なので、一度服用した場合にどの程度で眠気が出現したか?を基に担当主治医の指導・指示に従う様にして下さい。(薬の種類や量、症状やその強度、本人の体質、薬効などによって左右されるため)

持続時間⇒超短時間型、短時間型、中間型、長時間型、の4つ。症状により区別して処方される。
対応症状⇒入眠障害、熟眠障害、中途覚醒、早朝覚醒
 ・入眠障害:寝ようと思って布団に入っても寝つきが悪く、なかなか眠れない。
 ・熟眠障害:睡眠時間をたっぷりとったつもりでも、ぐっすり眠った感じがしない。
 ・中途覚醒:夜中に何度も目が覚めてしまい、そのあと再び寝つくのが難しい。
 ・早朝覚醒:朝早く目が覚めてしまい、まだ眠りたいのに眠れなくなってしまう。

参考URLに挙げたSuimin.net <スイミンネット>(=睡眠ネット、ということらしい)は勿論、日本睡眠学会(http://jssr.jp/)あたりの内容も参考にされては如何でしょうか?

尚、ご自分の貰った薬がドレか不明だ、と言う場合には、以下の2つのWebサイトが参考になります。
発掘!やくやく大事典
http://medicine.cug.net/index.htm
おくすり110番
http://www.jah.ne.jp/~kako/index.html

参考URL:http://www.suimin.net/index.htm
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回答No.5に対する補足です。


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化学構造⇒バルビツール系、ベンゾジアゼピン系、その他(非ベンゾジアゼピン系、市販薬系など)
■バルビツール系
大脳皮質や脳幹の自律神経中枢にある睡眠や覚醒を司る部位に直接的に作用して鎮静化、睡眠へ誘導するので強力な催眠作用がある。呼吸を司る部位を抑制する作用もある。効果は強いが、依存性や副作用も少なくなく、多量に服用した場合に呼吸停止など死に至る事もある。昔見られた睡眠薬自殺はコレによるもの。十年以上前は主流だったが、現在は特に重症な場合を除き、ほとんど処方されない。

■ベンゾジアゼピン系
薬剤が脳の中で大脳辺縁系にあるベンゾジアゼピン受容体に作用し、ベンゾジアゼピン作動(中脳の辺縁系に働きかけ中枢神経の活動を抑制する)によって不安や緊張などをやわらげ、二次的に睡眠を誘導する。入眠効果が自然で、依存性や副作用が少なく、安全性が高い事から、現在の主流として、一番処方されている。元々は安定剤として開発された薬だが、このうち催眠効果の高いものが“睡眠薬”に分類される。
チエノジアゼピン系・シクロピロロン系も同じベンゾジアゼピン作動性を持ちますので、この種類に含めるものとします。(正確には別物です)
┏━━┳━━━━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━┳━━━━━━━━━━┓
┃対象┃ 作用時間 ┃   一般名   ┃ 主な販売名 ┃   主な副作用   ┃
┣━━╋━━━━━╋━━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━━━━━┫
┃  ┃超短時間型┃トリアゾラム  ┃ハルシオン ┃<眠気・疲労感>  ┃
┃  ┣━━━━━╋━━━━━━━━╋━━━━━━┫夜飲んだ薬の効果が翌┃
┃入 ┃     ┃ブロチゾラム  ┃レンドルミン┃朝まで持ち越される事┃
┃  ┃     ┣━━━━━━━━╋━━━━━━┫がある。      ┃
┃眠 ┃     ┃エチゾラム   ┃デパス   ┃          ┃
┃  ┃     ┣━━━━━━━━╋━━━━━━┫<筋肉の弛緩>   ┃
┃障 ┃ 短時間型 ┃        ┃エバミール ┃睡眠薬には筋肉の緊張┃
┃  ┃     ┃ロルメタゼパム ┣━━━━━━┫を緩める効果があるの┃
┃害 ┃     ┃        ┃ロラメット ┃で、転倒などの危険が┃
┃  ┃     ┣━━━━━━━━╋━━━━━━┫ある高齢者には弛緩作┃
┃  ┃     ┃塩酸リルマザホン┃リスミー  ┃用の少ない睡眠薬が処┃
┣━━╋━━━━━╋━━━━━━━━╋━━━━━━┫方される。     ┃
┃  ┃     ┃        ┃ベンザリン ┃          ┃
┃  ┃     ┃ニトラゼパム  ┣━━━━━━┫<記憶障害>    ┃
┃中 ┃     ┃        ┃ネルボン  ┃超短期作用型、短期作┃
┃  ┃     ┣━━━━━━━━╋━━━━━━┫用型の睡眠薬を大量に┃
┃途 ┃     ┃ニメタゼパム  ┃エリミン  ┃飲んだり、アルコール┃
┃  ┃ 中時間型 ┣━━━━━━━━╋━━━━━━┫と一緒に服用すると起┃
┃覚 ┃     ┃エスタゾラム  ┃ユーロジン ┃きる場合がある。睡眠┃
┃  ┃     ┣━━━━━━━━╋━━━━━━┫薬が排泄された後は正┃
┃醒 ┃     ┃        ┃ロヒプノール┃常にもどる。    ┃
┃  ┃     ┃フルニトラゼパム┣━━━━━━┫          ┃
┃  ┃     ┃        ┃サイレース ┃※何か副作用があれば┃
┣━━╋━━━━━╋━━━━━━━━╋━━━━━━┫すぐに医師に相談を。┃
┃  ┃     ┃        ┃ベノジール ┃          ┃
┃早 ┃     ┃塩酸フルラゼパム┣━━━━━━┫          ┃
┃  ┃     ┃        ┃ダルメート ┃          ┃
┃朝 ┃     ┣━━━━━━━━╋━━━━━━┫          ┃
┃  ┃ 長時間型 ┃フルラゼパム  ┃インスミン ┃          ┃
┃覚 ┃     ┣━━━━━━━━╋━━━━━━┫          ┃
┃  ┃     ┃ハロキサゾラム ┃ソメリン  ┃          ┃
┃醒 ┃     ┣━━━━━━━━╋━━━━━━┫          ┃
┃  ┃     ┃クアゼパム   ┃ドラール  ┃          ┃
┗━━┻━━━━━┻━━━━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━━━━━━┛

■非ベンゾジアゼピン系
近年、開発された薬が多く、筋弛緩・抗痙撃などの副作用や、注意・認知機能への影響が少ない。ゾルピデム、ゾピクロンなどはより自然に近い眠りが得られると言われる。
┏━━┳━━━━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━┳━━━━━━━━━━┓
┃対象┃ 作用時間 ┃   一般名   ┃ 主な販売名 ┃   主な副作用   ┃
┣━━╋━━━━━╋━━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━━━━━┫
┃  ┃     ┃ゾルピデム   ┃マイスリー ┃ベンゾジアゼピン系の┃
┃入 ┃     ┃        ┃      ┃副作用をより軽減させ┃
┃眠 ┃超短時間型┣━━━━━━━━╋━━━━━━┫る為に開発されたので┃
┃障 ┃     ┃ゾピクロン   ┃アモバン  ┃殆どないと言われる。┃
┃害 ┃     ┃        ┃      ┃※何か副作用があれば┃
┃  ┃     ┃        ┃      ┃すぐに医師に相談を。┃
┗━━┻━━━━━┻━━━━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━━━━━━┛

■市販薬
中枢作用の強い抗ヒスタミン剤である塩酸ジフェンヒドラミン、生薬主体の生薬などによる漢方系催眠鎮静薬、などによる市販薬が存在する。強い作用は期待できないが、緩やかで穏やかな作用により、身体機能への影響や副作用の少ない割に、高い効果が期待できる。しかし、服用に際しては医師・薬剤師などの専門家による指示・指導に従うことが必要なのは処方薬と同じ。
(1)レスティ錠(大正製薬/72錠・1200円)
生薬主体の催眠鎮静薬。9種類のハーブから抽出したエキスが自律神経の乱れを整え、神経をおだやかにし、自然の眠りをもたらします。
(2)ドリエル(エスエス製薬/6錠・1000円)
日本初、市販の睡眠改善薬。中枢作用の強い抗ヒスタミン剤である塩酸ジフェンヒドラミンを配合し、催眠作用を発揮させます。
(3)この他、催眠作用がある漢方薬も存在する。但し医療用・一般販売用で効能などが異なる。参考:ツムラ(http://www.tsumura.co.jp/kampo/

■上の4種類に含まれないもの。
ブロムワレリル尿素製剤(効き目は早いもの依存性が高く最近はほとんど使われない)、セミコハク酸ブトクタミド製剤(レム睡眠の増加で睡眠パターンを改善する)、ベゲタミン(重度の不眠症改善や精神病改善に用いる)などがある。また、古い薬で現在は使用が限られるが、グルテチミド、抱水クロラールなどもある。
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情報はメヂカルフレンド社の薬理学などの書籍、自分の持つ薬剤の説明書、紹介したURLのWebサイトなどを参考にしておりますが、内容の正確性・時事性については保証の限りではありませんので、服用に際しては必ず担当主治医にご確認下さい。
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 私は、現在睡眠薬を飲んでいて、3種類くらい試しましたが、大体いつも寝る20~30分前に飲んでます。

ふつうに処方される睡眠薬だったらこのくらいでいいのではないでしょうか。
 今日は、即効性のあるものを試す予定です。なので、10分くらい前に飲んでみます。
皆さんが仰っているように、同じ薬でも効果は人それぞれ少しずつ違うので、ご自分で薬の効き方を研究されてみてはいかがでしょうか。
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睡眠薬の種類で、睡眠に至るまでの時間と睡眠時間が違います。

その医師が麻酔医のように、詳しければ教えてくださるでしょうが、詳しくなさそう(本当は説明して処方箋を書くべき)なので、薬剤師に尋ねてください。薬の名前と単位量がわかれば調べられますが・・・。

普通は、入眠剤と睡眠剤と出しますけど、入眠剤は飲むとすぐ利きます。睡眠剤はその入眠剤が利いている間に必要な睡眠時間を持てる量を処方します。普通は同時に寝たい5分前とかに飲むとかです。(入眠剤の種類で時間が変わります)兎に角、薬名が解らなければコメントできませんね。
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一年ほど、睡眠薬を服用してました。



薬の種類によって差もありますが、ベットに入る直前というのが一般的です。

注意すべき事項は、服用後から就寝までの記憶に障害(一時的健忘)を来たしやすいので、ベットに入る直前がベストなようです。

あと、お酒とのチャンポンは絶対厳禁です。
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頂いたお薬は何ですか?


薬の効き方には個人差もあるのですが、もし初めて服用されるのでしたら、寝る30分ほど前に飲んでみたらいかがでしょうか。
薬によっては直前に飲んでもすぐに効くものと、1時間しても効かないものもあったりしますので。

先ずは30分前から初めて、あとは自分で調整されるといいと思いますよ。
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