心筋梗塞経験者、心不全から肺水腫に。治癒の見込みは

Question

67歳の父、強烈な腹痛と呼吸困難を訴え、救急車で大学病院に搬送、ICUで治療中です。もともと、38歳の時と49歳の時に2度にわたって心筋梗塞を経験しています。
心不全からの肺水腫ということで、昨日は呼吸に難が出て麻酔(?)で眠らせ、人工呼吸器を装着しました。ただ、自発的な呼吸はしているので、その補助の意味で装着しているとのこと。人工呼吸器装着前は、酸素マスクを装着しながら苦しさはあるものの普通に会話のできる状態でした。

投薬は心臓の働きを上げるものをしていると説明されました。顔色は悪くなく、むくんだりもしていません。ドクターによると、見た目は頑張って普通にしているように見えるが、数値はあまり良くないとのこと。5日目の今日の状態は良くもなってはいないが悪化もしていないとの説明でした。入院2日目までは貧血があり輸血をしました。

数値や薬品名を控えてくるべきでしたが、一応現状と先生からの説明はこんな感じです。父がICUから一般病棟に移れる可能性、つまりこの状態から回復するというのは、一般的にどのぐらいの可能性があるものなのでしょうか? 当然健康には戻りませんが、退院できる程度まで回復する見込みがあるのでしょうか?

USB99 · Accepted Answer

今回、心筋梗塞は発症しておらず、過去の心筋梗塞による虚血性心筋症による心不全だけであれば人工呼吸器管理となっても通常は比較的簡単に抜管できる事が多いです。
ただし、腎機能が悪いと難しくなります。この辺はデータがないので評価できません。

また、心不全だけであれば、強烈な腹痛・貧血となる事は少ないので、何か別な疾患も合併している可能性があります。腹痛の原因が心筋梗塞であれば、もちろん、予後は悪いものになります。

ちなみに低酸素血症と輸血は関係ありません。低酸素血症であろうがなかろうが、貧血があれば輸血の適応があります。

green351 · Answer

病院の医療ソーシャルワーカーをしております。医師ではありませんので明確なお答えが出来ません。あくまで参考意見としてお読みください。
　心筋梗塞の既往がありますので、肺水腫でも“心原性肺水腫”と呼ばれるタイプです。通常は酸素マスクで済むのですが、人工呼吸器を装着したということは、肺の機能が低下してかなり重篤な状態にあるということです。
　通常は強心剤・利尿剤・血管拡張剤などを投与して治療するのが一般的ですが、貧血があって輸血までしたということは低酸素血症がひどかったということでしょう。
　まずは様子見をするしかないのですが、体力勝負という点は確かにあります。今の状態を脱すればICUからは出ることは可能だと思います。しかし退院の見通しは医師でも何とも言えないのが本音でしょう。最悪の場合、退院できても自宅で人工呼吸器を装着する必要も出てくるのかもしれません。正直、かなり厳しい状態だと思います。

心筋梗塞経験者、心不全から肺水腫に。治癒の見込みは

今回、心筋梗塞は発症しておらず、過去の心筋梗塞による虚血性心筋症による心不全だけであれば人工呼吸器管理となっても通常は比較的簡単に抜管できる事が多いです。

病院の医療ソーシャルワーカーをしております。

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