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内部留保の利益剰余金を設備投資した場合は、資本コスト率は預金などの利率になるかと思います。銀行から借入したお金を設備投資した場合は、支払利息の利率が資本コスト率になるかと思います。この2つは複利で利息と利子が増え行くので、複利で将来のCFを割り引いて現在価値にしコストが払えるかどうかを検討するというのはなんとなくわかるのですが、資本コストが国債や株式の配当金の場合のイメージがつかめません。国債や株式の配当金って複利計算で年々増えていくものなのでしょうか?そこらへんがまったくわからないので、詳しく教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

設備投資の採算性というのは、資金を使って設備投資を行い、利益を得ようとするときに、得られた「利益」が本当に「お得」になっているかどうかを判定するために行うわけです。


もしも利益率が銀行預金の金利より少なかったとしたら、「利益」があったとしても「お得」ではないわけです。

さて、資金を「使って」設備投資をしようとする場合、前提として資金があり、その資金を何らかの形で「運用して利益を得たい」という考えがあるわけです。
国債は単利であって、毎年金利が支払われます。今、資金を運用しようと考えているわけですから、国債から得られた金利を何も運用せずにそのままおいておく、ということはありえません。金利も運用して利益をさらに増やしたいわけです。そして、設備投資と国債で運用する場合とを比較しようとしています。国債で運用するわけですから、金利として得られた現金も当然に国債を買い足して運用するわけです。ということは複利と同じことになるわけです。
株式で運用する場合も同じです。
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この回答へのお礼

単利であっても入ってきた利息を運用するということが前提になっているので複利になるんですね。すっごく納得できました。ありがとうございましたm(__)m

お礼日時:2013/05/09 02:26

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