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「幸福な王子」に出てくる英文ですが、

"High above the city, on a tall column, stood the statue of the Happy Prince. "の、

stood the statue of the Happy Princeのところはなぜ

the statue of the Happy Prince stoodになっていないのでしょうか?

A 回答 (2件)

誤解されている場合が多いようですが、英語は大切な単語をなるべく文末に置こうとする傾向があります。

例文で最も大切で、読者に強い印象を与えたいのは「立っていた」ではなく「幸福な王子」なのです。

翻訳を確認はしていませんが、
stood the statue of the Happy Prince
の語順どおりに読むと「立ってたいのは、幸福な王子の像だった」が、原作を読んだ時の読者の印象です。歌や詩などでよく使われる倒置の語順で、独特の雰囲気を出しています。

the statue of the Happy Prince stood
だと「幸福な王子の像が立っていた」となり、全く自然な文ですが、インパクトはなくなっています。この差を表現したのが原作の語順なのです。

蛇足ですが、解説書などでこのような文を=で結んでいることがありますが、詩的なムードをぶち壊すもので、無粋な人のすることです。読者の心情が全く別のものになります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/07/07 21:53

倒置して強調する手法は英文、日本文に限らず頻繁に出てきます。



また、欧米系列の文章は、動詞が2番目に来ることが普通です。
長い間に英文がその伝統からそれて行ったものです。
この場合、副詞区が先頭に来ており、動詞がその後に配置される例は結構多いのですが、
この副詞区が結構重い(長い)ので、動詞がその次に来る例は普通と言ってよいかもしれません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/07/07 21:53

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