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地場産業の流通構造において、完成品を作る製造業者や職人が産地問屋の下請けをしているのに対し。
普通の産業の下請けとは、完成品メーカーの部品などを下請けしているイメージがあるのですが、どう思われますか?

A 回答 (2件)

「顧客」-「小売」-(商事・問屋)-「メーカー」-「下請け」-「孫請け」-「曾孫請け」-「玄孫請け」・・・・



初めの例は完成品を出す以上、下請けではないと思います。
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製造業において、製造工程の一部を外部に委託することを「下請け」と呼びます。


問屋は流通業であって製造業ではないので、製造業者や職人が生産した製品を問屋が買い入れるのは「仕入れ」であって「下請け」ではありません。


ところで、生産管理学では、「設計」、「調達」、「作業」を生産の三要素と呼びます。通常の下請けでは、上記の三つの要素のうち作業の一部を外部に委託します。場合によっては、そのときに使う原材料の調達も、外部に委託したりします。

たとえば、ある製品を作るときの作業が3つの工程からできていたとします。そして、1つ目の工程をA社に下請けに出し、2つ目の工程をB社に、3つ目をC社に下請けに出すとすると、自社では設計を行うだけで、まったく生産を行わない製造業ができることになります。このような製造業を「ファブレス企業」と呼びます。ファブレス企業は製造業であるので、上記の場合の製品の生産者は発注もとのファブレス企業になり、実際に製造を行ったA社、B社、C社は、あくまでも下請けであって、その製品の生産者とはみなされません。

さて、流通業である問屋や大手小売チェーン店などが、消費者のニーズをキャッチして、ニーズにあった自社製品を作りたいと考えたとします。つまり、小売業が製造業に多角化を図るわけです。
しかし、自社工場を作るためには莫大な費用がかかります。そこで、自社では設計のみを行い、実際の生産はすべて外部の下請けに出します。つまり、ファブレスで製造業をやるわけです。このように、流通業がファブレスで製造業を行うことを「PB(プライベート・ブランド)」と呼びます。

質問者さんが地場産業の下請けとして挙げた例が、問屋の名前で問屋の製品として製品を販売するのであるなら、それはプライベート・ブランドです。そして、プライベート・ブランドは多くの大手小売業がよく行う手法であって、地場産業の特徴ではありません。
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