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よくマンションなどで、大規模半壊や半壊の判定後に、業者による補修工事が入っているケースがあります。
ひび割れに充填剤?を入れて、塗装しなおしていたりしますよね。

大規模半壊ともなると、壁には大きなひびが入ったりと、躯体にかなりのダメージを受けていると思うのですが、補修工事により、強度はどの程度まで戻っているものなのでしょうか?

震災後、そういったマンションを非常によく見かけるので、あれってどうなんだ?と、疑問に思ったので質問しました。

A 回答 (2件)

先ず、「大規模半壊」「半壊」という「判定」は、何のために在るのでしょうか?


恐らくは、「補償金」等の程度認定の手段として採用された基準ではないか、と思います。

この判定と建物本体の強度との相関関係は無いのではないか、と思います。
つまり、「大規模半壊」「半壊」の基準に合致していても、それは、建築的、技術的、
強度基準と全く関係が無い、と言う事です。

さて、実際にあちこち躯体にダメージを受けた建物が有ったとして、その建物を補修して
再利用しようとすれば、当然、建物全体の詳細な診断が必要となってきます。

相談者が見掛けたマンション等も恐らく「建物診断」を実施し、補修方法を検討して
結果として、補修工事を実施しているものと思います。

やり方は大まかに、1)悪いところ、救えないところは撤去して、再生する。
2)救えるところは、亀裂等に樹脂等を注入し、強度回復を行う。
(亀裂等はその大きさ、長さによって対処方法がことなります。)
3)補強が必要な個所は、必要な補強を実施する。

思いっきり乱暴な言い方ですが、大体上記ではないか、と推測します。

上記1)、2)、3)に付いての工法に付いては、当然、強度回復が実験によって
確認されているものが採用されます。

当然のことながら、建物全体に付いて、想定される強度回復を前提に構造計算の
確認を行い、その強度回復を確認しているものと思います。

結果として、適切な「建物診断」「分析、回復計画」を経て、行われる補修工事は
以前の建物と同等以上の強度が期待出来る。

以上は、私の独断と偏見による推測ですが、大枠では、現状と大差無い、と
思います。
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大規模半壊となると、実際には精密診断をしないと心配ですね。

ただ、精密診断そのものもお金が想像以上にかかりますし、結果、耐震補強となると億単位でかかる可能性もあります。
なかなか、修繕積立金でまかなえるお金ではないので、そのままになっているところが多いのでは無いでしょうか。
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