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日本語を勉強中の中国人です。ビジネス日本語でいまとても困ることがあります。3人以上の関係になる会話文の場合、聞き手、受け手、話し手の関係を考えなければならないので、この日本語自体発することができなくなりました(≧∇≦)。

ビジネス日本語を話す時に、自分の伝えたい意味の外にさらに敬語という服を着させるような気がします。上司向けかお客様向けの場合はまだ楽ですが、3人以上の関係になると、ある人には敬意を使ってはいけない、もう一方の相手には敬意を使わなければならないことしょっちゅう考えています。そうしたら、その文の言葉自体が詰まってしまいました。自分の最初に伝えたい意味さえも忘れてしまい、言えなくなりました。どうしたらいいのでしょうか。敬語の服を脱ぎたいのですが、失礼な人間にはなりたくありません。どんな勉強をしたほうがよろしいでしょうか。

また、質問文に不自然な日本語がありましたらそれも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (7件)

いくつか要点を挙げてみます。



1.【お客様に対して話す場合】
社内の人間に対して敬語を使うことはできません。
お客様に対して、社内の人間は社長であってもすべて下位の存在になります。
×社長は、このようにおっしゃっています。
○社長は、このように申して(おり)ます。

2.【自分の動作を表現する場合】
「動作の向かう先」がお客様(または、お客様の所有物)の場合には謙譲語1を使います。
動作の向かう先には、直接目的語(~を)と間接目的語(~に)があります。
『動詞によって向かう先が異なります(両方に向かう動詞も多数あします)』
具体的な例としては、トビさんご推薦の<敬語再入門>236~237ページをご参照ください。
ほんの一例として、
・敬意が直接目的語(~を)に向かう動詞→お誘いする・お察しする・お探しする。
・敬意が間接目的語(~に)に向かう動詞→ご協力する・お貸しする・お約束する・お伝えする。
など。
ですから、「お客様の伝言は、たしかに社長に伝えます」と表現しておけば一応、無難です。
無難というのは大過ない、という意味です。
実際には、「お客様の伝言は、たしかに(社長に)お伝え(いた)します」と表現するほうが適切なシチュエーションもありますが、それは、あまり気にしなくて構いません。
個人的には、あくまで、直接目的語(~を)に重点を置いたシチュエーションか、間接目的語(~に)重点を置いたシチュエーションか、ということによって、動作の向かう先は随時、変化すると考えるのが正しいですし、そちらのほうが覚えやすいと思います。
しかし、それを言うとややこしくなるので、今回は触れません。
シチュエーションの判断に迷ったら、【次善の策として】この分類をご参考になさると良いでしょう。
どちらか迷って話せなくなるよりはマシです。

3.
あと、具体的な用例を挙げてご質問されるほうが良い回答がつくはずです。
ネイティブは無意識的に日本語を使っていますが、無意識を論理的に説明することは難しいからです。
具体的用例を示していただければ、それについて考えやすくなります。

4.
わたしとしては、<敬語の指針>を通読されることをお勧めします。
http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/bunkasingi …
たとえば、
尊敬語の定義は、「相手側又は第三者の行為・ものごと・状態などについて,その人物を立てて述べ
るもの。」、
謙譲語1の定義は、「自分側から相手側又は第三者に向かう行為・ものごとなどについて,その向かう
先の人物を立てて述べるもの。」
と記されています。
これらの定義を、実際の文に適用して【正確に】理解できるようになるだけで、かなり敬語の理解は深まるでしょう。
不明点は大いに質問なさってください。

5.
他の方々もおっしゃるように、敬語はネイティブにとっても難物です。
ネットを見ても、実に多くの質問・疑問が出ています。
しかも、統一した見解というものが提示されているわけではないため、全てを完璧に理解することは日本人でも難しいのです。
焦らずに、少しづつお勉強していってください。
   
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。いろいろとても参考になりました。話せなくなるより、確かにましです。ぼちぼち頑張ります。

お礼日時:2014/07/19 15:11

No.4です


わざわざお礼を記入頂いてありがとうございます。
お礼の中のでの御説明で状況が理解できました。

>聞き手と話をする時に、もう1人のことをこの話題に持ってくる。
この状況には二つのケースがあるかと思います。
一つは、新たに話題にしようとしている人物がその場にいないケースです
この場合には、現に話をしている相手と、ご自分との関係、と新たに話題にする人物との関係で決まります。
ビジネスでは、新たに話題にする人物が、自社の顧客であれば、顧客の意見を伝える場合にのみ、お客様は〇〇と仰られています。と顧客に対する敬語を使います。
顧客以外の場合には、X氏(さん)はこう言っていました。で充分です。

新たに話題にする人物がその場にいる場合は、その人物に対して、〇〇〇というご意見でしたですがよろしいでしょうか、と聞くことで、今まで話し合いをしていた相手に、新たに話題にする人物の意見を披露することになります。
新たに話題にする人物としては、自動的に自ら意見を述べるようになります。
テクニックの問題で敬語、謙譲語の問題ではなくなります。

>聞き手との距離も考えなくちゃ、話題のなかの人物との距離も考えなくちゃ、論理的に考えすぎて、結局時間が経ってしまいこの一文はは口から出られなくなりました。
全部ご自分で話をしようとする為に混乱します。
話題の中の人物に話をさせればいいだけです。
その上で、ご自分の意見を述べればいいだけです。

逆の場合も同じです。
その場に顧客がいない場合には、〇〇と仰られていますが、××と回答してよろしいですか、と現に話している相手に言わせればいいだけです。
その場に顧客がいる場合には、××とさせていただいてよろしいですか、と顧客と話し相手と両方に同時に問いただして、両者に意見を言わせればいいだけです。
要はその場のリードをすればいいだけです。
顧客の前で上司の△さん何か言ってくださいよ、などと当にするからややこしくなります。
顧客以外でも要領は変わりません。

尚、話し相手との話の中に側にいる人物を巻き込むには、
単に、これでいいでしょうか、と話を振ればいいだけです。
自分が割り込むのであれば、両者に対して「その件については私は〇〇と考えますが如何でしょうか」と同時に質問すればいいだけです。

兎に角、如何に自分が話すかではなく、如何に他の人に話をさせるか、ということを常に心がけておけば良いだけです。

蛇足
関西弁がこの辺が実に巧妙です。
全て第三者にしてしまいます。
〇〇して下さい、という言い方をしません。
〇〇してやってください。(〇〇したって~な)という言い方をします。
その場にはどこにも当事者がいないことになります。

以上ですが、もう少し具体的な状況を補足で御説明いただければより明確になるかと思います。
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この回答へのお礼

再びありがとうございます。いろいろな話のこつは大変いい勉強になりました。今後もっと具体的な内容でお伺いするかもしれませんが、その時にまたよろしくお願いいたします。何度もご丁寧に教えていただき誠にありがとうございました。

お礼日時:2014/07/19 21:51

敬語、特にビジネスシーンでの言葉遣いは、日本ネイティブにとっても難しいものです。



大学を卒業して会社に就職したとしても、すぐにスラスラと敬語を使いこなせるわけではありません。経験と慣れが必要です。20年以上日本語を使っていたとしてもです。
そんなものなので、あまり心配しないでください。

>3人以上の関係になると、ある人には敬意を使ってはいけない、もう一方の相手には敬意を使わなければならないことしょっちゅう考えています。

敬意を使う、ではなく、敬語を使う、だと思います。
または、敬意を払う。

「敬語を使う」は言葉遣いのこと(丁寧に話す)、「敬意を払う」は気持ちや心遣い(リスペクトする)のことです。

仕事の話をしているとき、ミーティング中などは、誰に対しても「です」「ます」で話せば良いですよ。基本的に敬語で良いです。
「敬語を使ってはいけない」、ということはありません。

日本語ネイティヴの人だと、会議中でも相手によって適当に口調を崩す(informalにする)場合もありますが、判断が難しければ、誰に対してもずっと「です・ます」で良いです。

あとは、他の方のご回答にあるように、「相手によって言葉を変える」です。
何人でいようと、「話しかける相手」によってです。

まあでも、細かな使い分けが難しければ、上司や先輩を交えて世間話するときには、同僚や後輩がいても、「です・ます」で統一してしまっても、それほど変ではないと思います。


ご質問文は、全体的にはそれほど変には思いませんでした。
細かいところを直せば、

>ある人には敬意を使ってはいけない、もう一方の相手には敬意を使わなければならないことしょっちゅう考えています。そうしたら、その文の言葉自体が詰まってしまいました。

⇒ある人には敬語を使ってはいけない、もう一方の相手には敬語を使わなければならないことをしょっちゅう考えています。そうしたら、その文の言葉自体に詰まってしまいました。

「しょっちゅう」は幼児言葉というよりは、口語的な、informal な言い方です。
報告書などの改まったビジネス文書に書くのはよくありませんが、普段のカジュアルな会話ならば大人も使います。

もう少しformalな他の言い方は、

いつも考えています。
常に考えています。

など。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。いろいろ参考になりました。書き方が下手で申し訳ありません。私の問題点は、聞き手と話をする時に、もう1人のことをこの話題に持ってくる、特にこういう日本語の文のことを指します。このような場合は、聞き手との距離も考えなくちゃ、話題のなかの人物との距離も考えなくちゃ、論理的に考えすぎて、結局時間が経ってしまいこの一文は口から出られなくなりました。質問文についてもご添削くださり心から感謝いたします。

お礼日時:2014/07/19 15:02

>聞き手、受け手、話し手の関係を考えなければならないので・・・


敬語や謙譲語を形式として理解しようとされておられるから混乱します。

会議や打ち合わせはあくまでもビジネス上の問題を解決するための話し合いです。
相手の利益を剥奪して、個人の利益を獲得するための話し合いではありません。
問題点の捉え方や解決方法に違いがあるからこそ会議を開いています。
相手の見解、方法をまず尊重するという、習慣を原点とした上で話し合い望めば言葉遣いなど問題になりません。
尊重したからと言って認めたということにはならない、という考え方に慣れてください。

複数の組織から派遣されて話し合いの場に出席している人を相手に話す場合には、全員が自分以外の人間と看做して対応すればいいだけです。
この人は自分の上司だからどうの、あの人は他の組織の人だからどうのと、妙な区分けをするから分からなくなります。
全員に敬意をもって接すればいいだけです。
複数の相手に向かって敬語を使おうとするから無理がでます。
すべて丁寧語を使えば充分です。

自分以外の人間に対して常に敬意を持って接する、という習慣を身に着けて下さい。
自分以外の人間にも尊厳があるとお考え下さい。
自分に面子があるのであれば、他者にも同等の面子があります。

自己主張が当然の権利であれば、他者にも当然自己主張の権利があります。
ただし、権利と権利がぶつかり合う、という考え方は日本の社会習慣にはありません。
相手の権利を先ず尊重するというのが基本的な習慣です。
自分の権利を確保しておいてから相手の権利を認めるという、発想をしないのが日本人の習慣です。
日本人がまず「すみません」と冒頭に発言するのはこの習慣に基づいています。
交通事故にあったときでも、お互いに冒頭「すみません」と発言します。
この習慣が海外でトラブルになります。
海外の習慣では「お前はすみません、と自分の落ち度を既に認めたではないか」ということになります。
「すみませんが、あなたの責任ではありませんか」という言い方は、海外では理解不能な表現となります。
時として海外では誤解を受けるような習慣を持った社会だと理解して下さい。

>ある人には敬意を使ってはいけない
ビジネス上で基本的にこのような考え方はありません。
ビジネス上のやり取りでは、個人がやり取りしている、という発想はありません。
あくまでも地位や所属などビジネス上の立場の発言とされます。
自分の上司だから、どうの、他社の人だからどうの、という習慣の基本はこの点にあります。
自分の上司というのは、あくまでも自分が所属している組織内での話であって、他の組織の人には無関係です。
他の組織の人からすれば、あくまでも、自分(質問者さん)が所属している組織と話をしていることになります。
質問者さん本人である自分、すなわち質問者さんの人格と話をしている訳ではありません。

自分が仲介者として、複数の人と話をする際にも、自分がどの立場の人間として、発言するのかで、一人一人への対応が変わってきます。
ビジネスの上では、その話し合いの場での「立場」が基本です。

日本のサラリーマンが、昼間とアフターファイブの席とで敬語や謙譲語の使い方が微妙に違うのはこの為です。
アフターファイブでは、人格が全面に出てきます。
人格どうしの話し合いということになるためです。

丁寧語と敬語と謙譲語の区別は、厳密にはありませんので、なれる以外に方法はありません。
小手先の儀礼的な技術と理解していたのでは、マスターは難しいかと思います。

蛇足
アグネス・チャンという嘗ては歌手で、現在は日本ユニセフ協会大使として活躍しておられる女性がいます。
ときどき、タレントとしてTVなどで出演していますが、幼いころに育った中国の習慣が残っていて、必ず自己主張の言葉がまず出てきてしまいます。
このために、出演者の間から反発を受けるシーンがたびたび放映されています。
どちらも誤解がもととなっています。
このように日本人はストレートな自己主張の言動を感情的に反発してしまいます。
おそらくご本人は、ユニセフで世界中で受け入れられて飛び回っているのに、何で日本人だけが妙な反応をするのか、と思っているのではないのでしょうか。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。書き方が下手で申し訳ありません。私の問題点は、聞き手と話をする時に、もう1人のことをこの話題に持ってくる、特にこういう日本語の文のことを指します。このような場合は、聞き手との距離も考えなくちゃ、話題のなかの人物との距離も考えなくちゃ、論理的に考えすぎて、結局時間が経ってしまいこの一文はは口から出られなくなりました。お客様の前で身内には敬語を使っちゃいけないというルールがあると覚えております。これが「ある人には敬意を使ってはいけない」という文の意味です。

お礼日時:2014/07/19 14:56

十派一絡げにしてものをいうのがそもそもおかしいのでしょう。


会議などでも、議長になどに話す場合と、
会員などに話す場合のどちらかをはっきり分けて話すことです。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。書き方が下手で申し訳ありません。私の問題点は、聞き手と話をする時に、もう1人のことをこの話題に持ってくる、特にこういう日本語の文のことを指します。このような場合は、聞き手との距離も考えなくちゃ、話題のなかの人物との距離も考えなくちゃ、論理的に考えすぎて、結局時間が経ってしまいこの一文はは口から出られなくなりました。

お礼日時:2014/07/19 14:48

>どんな勉強をしたほうがよろしいでしょうか。



敬語の勉強です。
日本語には3人以上、多人数内での言葉遣いがあり、
その中にはそこで適切な敬語の使い方が含まれます。

敬語には、大きく分けて尊敬語、謙譲語、丁寧語の
3つの種類があり、それを適切に組み合わせて使います。

ビジネス上では、自分を一段落とした表現をする謙譲語、
何はともあれ丁寧な言葉遣いをする丁寧語を
使用するケースが多いでしょう。

質問文自体かなりたくさん不自然な点がありますので
割愛します。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。参考になりました。

お礼日時:2014/07/19 14:28

慇懃無礼という言葉があって、必ずしも、敬語を遣っていれば良いということにはならない。



そういう意味では、殊に、ビジネス日本語の「雛形」には、悪文の羅列が目立つ。心の通い合いを拒否した薄っぺらな文字が並ぶ。

しかし、人対人の濃密な関係性を拒否して、単に、ビジネスとしての付き合いであることを強調したい向きには、ビジネス日本語の在り来たりな「雛形」は役立つ。


特に敬語ということを意識する必要は無く、ただ、「です・ます」調での統一があれば、問題は無い。

敬語云々以前に、もう少し、語法の統一とか、幼児言葉の使用を止める努力をしましょう。「まだ楽」、「しょっちゅう」、「いいのでしょうか」などは幼児語です。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。知っていて使わないと知らなくて使えないとはぜんぜん違うと思います。前者のような状態を目指しております。幼児語についてのアドバイスに感謝いたします。今後気をつけます。

お礼日時:2014/07/18 00:20

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