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一回の予防接種でいいのですか?
Wikipediaには初めの予防接種から1ヶ月後にまた予防接種を受けないと効果がないとありますが…

B型肝炎の予防接種も教えて下さい

A 回答 (2件)

破傷風ワクチンは4種混合DPT-IPVとして接種するので、3回接種となります。



http://www.nih.go.jp/niid/images/vaccine/schedul …

B型肝炎はまだ任意接種なので両親がB型肝炎でなければ、いつでもいいですが3回接種となります。
両親のいづれかがB型肝炎なら早い接種が望まれます。

この回答への補足

仕事で受けたんです。
医療系ゴミの処理場ですので…

補足日時:2015/01/24 06:37
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日常的に破傷風やB型肝炎の予防接種を行っている医師としてコメントします。


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成人にとっての破傷風ワクチンについて
A.青年・成人期以降に初めて破傷風ワクチンを接種する場合の原則
ステップ1:発病防御免疫を獲得するためには2回接種します。(3~8週間程度の間隔で)
ステップ2:半年から1年半程度のうちに3回目を接種すると、その後10年程度効果が持続します。
     (2回のみでは1~2年程度しか十分な効果が期待できないとの意味です)
ステップ3:10年ごとに1回追加接種すると効果が持続します。間隔が10年を超えてしまっても
      1回追加で効果が期待できます。ただし、ステップ2が未遂では保証できません。
B.小児期に破傷風ワクチンを接種済みの成人の場合
1回のみ追加接種すると10年程度効果持続(前記ステップ3まで到達済みだから)
日本では1968年以降は予防接種法の(無料)定期接種として多くの住民が以下要領で接種済み。
0~1歳でステップ1&2相当の4回を接種し、小学5~6年でステップ3相当の5回目接種。
(母子手帳は、上記4回目まで記入欄あり、5回目は欄が無く接種済み証明が見当たらない方も多い)

と言うことで、成人が業務で必要になって接種するならば、
・1969年以降生まれなら(母子手帳確認の上で)1回のみ接種(次は10年後程度)
・それ以前あるいは十分な接種歴がない人は、2回接種(次は1年後に3回目、10年後に4回目)
が標準的です。
なお、接種回数や接種間隔が大きく外れた場合や、受傷後の発病予防措置としてのワクチン接種などは、ケースバイケースで対応することが必要ですので念のため。
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成人にとってのB型肝炎ワクチンについて
原則は、3回接種で1クール完了。完了後の1~2か月後に採血し抗体検査で効果確認する。
(2回目は1回目の4週後に、3回目は1回目の5~6か月後が標準)
上記の抗体検査で抗体価が低い場合は、さらに1クール3回を接種する。十分な抗体価が認められれば、以降は追加接種の必要はない。
ここまでが、職業的暴露のリスクが高い者(おもに医療従事者)への標準的接種法です。

一般の者では、2クール目までを要求することは稀です。成人においては、B型肝炎ワクチンによる抗体上昇は個人差が大きく、1クールで上昇しない者では2クール完了しても低いままのケースも多いためです。「抗体検査」も必須とはされていませんが、ご自分を「1クール完了で免疫済み」と思い込まれないように検査されることをお勧めしています。

ご質問の方は、「医療系ゴミの処理場」勤務とのことですね。少なくとも日本では十分な感染防止・リスク低減措置が取られているものと思いますので、念のための接種との立場で、1クール3回接種を就業ルール(「希望者には会社費用で接種可」のルールも聞きますね)とされるのが相当かと思います。(もし業務が医療系感染症の暴露リスクが高いと想定するならば、B型肝炎と破傷風のみをワクチン防御すれば済む話ではありません。ワクチンのない感染症・有効な治療法がない感染症だって満載なんですから)
なお、過去の接種回数や間隔の変動の際はケースバイケースの対応が必要ですし、2016年以降に乳幼児期のB型肝炎ワクチンが定期接種化されれば標準対応が変化するかも知れません。
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