いちばん失敗した人決定戦

どなたか詳しい方教えてください。現在うちは母子家庭で、母親41歳(介護職)、自分21歳(会社員)、弟(今年高1)で暮らしています。2年前に両親が離婚し親権は母親が二人共とりました。そこから家族3人、貧乏ながらもなんとか生活してきました。ですが最近弟が思春期らしく母親とモメるときがしばしばありました。しまいには離婚した父親の所に現在家出みたいな形で同居してます。母親とその事について相談し、弟の気持ちが落ち着くまで2ヶ月程様子を見ようとなり現在に至ります。もう2ヶ月になるので帰って来るように言うと、やはり何も怒られない父親の所が居心地がいいらしく、まだ帰らない、それどころかこのまま父親と住むと言い出し、父親もその気になりこの前、親権変更の調停の出席連絡が届きました。いきなりでしたので母親も文面でその日は行けませんと返事をしこの間2度目の調停の出席連絡がきました。2度目はさすがに出席しようと思い現在どうしたら親権を勝ち取れるか母親と相談しています。私なりに調べてみたのですが、親権変更の調停では子供の意見が重要視されるとみました。であればもし現在のような状況でも親権はとられてしまうのでしょうか?客観的に見れば母親とうまくいかなくて家出し、甘やかしてくれる父親の所がいいただのワガママだと思うのですが…… それも何年も一緒に暮らしてきたのなら分かりますけど、まだ2ヶ月です。こんな短期間しか一緒に暮らしてないのに子供の意見だけでそうそう親権変更は認められるのでしょうか?それに弟を父親に任せられないという出来事がいくつかありまして、自分が高校卒着後、専門学校に進学するために自分名義で父親が教育ローンを200万程組みました。ですがその時期に離婚が決まり、そのお金も父親が持ち逃げし結局進学する事が出来ず、仕方なく就職しました。そして今年の弟の高校受験です。弟はあまり頭がいい方ではなく公立高校も私立高校も落ち、パラマ入試の私立高校に入学しました。私立でしかも名前を書けば受かるような所なのでもちろん学費はとんでもないです。うちには貯金などはなくまず入学金を払えるかでした。いろいろな人に相談しましたがやはりこのご時世ですしどこも厳しいと断られました。そこで最後に父親に相談しました。入学金が払えないと高校に行けないと伝えたのですが、今は厳しいといい1円も払ってはくれませんでした。結局自分と母親の給料を一ヶ月分前借りし、支払いなどそっちのけで弟の入学金に使いました。普通、子供を思う父親なら自分と母親みたいにその月の給料をそのまま払うくらいの事はすると思うし、何より1円も払えないなんて事はありえません。弟にその事を話しましたが聞く耳持たずです。今までの事情を踏まえた上で裁判員の方に全て説明し訴えてもやはり子供本人が父親がいいと言ったら親権はとられてしまうのでしょうか?今まで小さいときからずっと一緒に育ってきた大切な大切な大好きな弟です。あんな外面だけよくて自分達を捨てた父親には任せたくないです。このまま調停をして勝ち目があるのか、あるとすればまずどんな事をすればいいか、子供の意見はどこまで尊重されるのか、どの弁護士に相談すればいいかなど、どなたか私に教えていただけないでしょうか?私の大切な家族のためにどうかお力をお貸しください。

A 回答 (5件)

長男の気苦労をお察しします。

私も親権を含めて調停に関わった経験があります。それなりに勉強しましたので、説明して見ます。相当に厳しい状況だと思いますが、頑張ってください。
 まずは、全体像の整理と仕組みの理解が必要です。母の気持ち、父の気持ち、弟の気持つ、経済的な全体の状況、そういったことの整理も必要でしょう。それから、親権の意味をかなり誤解されているので、その点も重要です。

 最初に親権について説明します。親権とは、子供の養育する義務を自ら負い、一緒に住む権利というもので、親子関係を規定するものでは有りません。親子関係は、列記とした事実で、法律的にも変えようが無い物なのです。そして、親権者の養育義務は子の成人、又は学業の終了によって解消します。つまり、母親の親権は、既に貴方には及んで無くて、弟さんにも後2年、または学校を卒業するまでです。
 なぜ、親権に拘るかと言うと、親権が利いている間に子の育成に関わるわけですから、親権者への思いが強くなる。逆に親権を持て無いとその子への影が薄くなるということです。言い換えると、小さな子の親権は、相当に重要なものと言えます。しかし、自分で有る程度の判断ができる様な年齢の子には、殆ど意味が無いと考えてください。勿論、学費などの費用負担の義務を負うという点は重要なのですが、後ほど触れます。

 貴方の説明だと、貴方のお父さんは相当に人格を欠いた方ということでしょうね。子供の学費を持ち逃げしたということなどから。その事からも、お母さんの苦労は汲み取れます。離婚調停の時に、学費の取扱についてどの様に取り決めしたのでしょうか。例えば、学費に充てる養育費の負担を調停で取り決めていて、支払いが滞っているのでしたら、給与差し押さえなどで費用負担を強要するむことも出来ます。調停の内容が分からないので、なんとも言えませんが、調停とはそういう程度の効力を持っています。感覚的には、そういう制度を利用しても生活費の負担が出来ないお父さんだから、求めていないのかもしれませんね。でも、そういう事を考える事も重要です。そういう事が分からないと貴方の状況に対して、正しく助言することは難しいです。

 さて、全体像の整理という観点から、説明して見たいと思います。貴方が一番問題としているのは、貴方に相当な仕打ちをしたお父さんに対して、弟さんが頼りにしている点ですね。そして、貴方に対してを含めて相当に苦労しているお母さんに対して、労いの気持ちが片鱗も無いということに、怒りさえ覚えている事でしょう。
 多分、お母さんも貴方と同じ気持ちだということは良くわかります。しかし、母性というものは、少し違った心情を生むものです。是非、お母さんとその点も良く話し合って下さい。
 それから、学費の点を中心にお父さんの考えを推測すると分かり易いかもしれません。貴方が進学の為に借用したお金を持って家を出て言ったのですよね。弟さんが寄ってきたといって、一緒に住める事を喜んでいるのかもしれません。しかし、一緒に住むということと、親権者として義務を果たすということは異なります。つまり、一緒に住むことの意味をお父さんは理解されていないと思います。以下に示す、調停で明確にすることも良いでしょう。しかし、逆に、お父さんと弟さんに社会勉強して頂く為に、合えて親権を譲る判断も有りだと思います。繰り返し書きますが、親権とは親の資格でもなんでも有りません。養育義務を負担する変わりに一緒に住む権利に過ぎないのです。

 さて、具体的に取れる行動について説明しましょう。まず、弟さんが寄ってきて親権移転の調停を進めているということは、お父さんは弟さんの今後2年間の学費をキチンと負担する積もりがあるということになります。その点を調停で明確にする。また、過去に自分自身(母から見て長男)の学費を持ち逃げした事も調停で主張すれ良いでしょう。間違いなく調停では勝利します。勝利といっても、単なる不調ということで、「相手方の不同意により、調停は無効」という状態です。その後、裁判とならないと強制力は出てきませんが、そこまでするとは思いませんし、裁判でも勝てるでしょう。

 まとめの方向で。貴方は長男の義務を背負って悩んでいらっしゃることは良くわかります。そして、お母さんのご苦労も気にされていますよね。逆に、お父さんや弟さんは、貴方の家族ですが、一人の人間として貴方の所有物では有りません。どんなに理不尽であっても、相手の間違いを強制により正す事はできません。その点を肝に銘じてください。
 もう一つ重要な事は、経済的な問題です。進学の為に1か月分の給与前借りと説明していますが、それから3年間の学費を負担する必要があるのです。貴方が大学進学を諦めたのでしょう。高校と大学は違いますが、弟さんに自力で定時制などの高校に通ってもらうのも選択肢の一つです。
 世の中には、右肩下がりの世の中で、子供の学費で自己破産までいってしまう家庭は沢山あります。それが親の気持ちなのです。しかし、子供はその気持ちに応えてはくれません。増してや、貴方の様に既に相当に苦しい立場の家庭の場合は尚更です。

 長く書いたので、まとまりは良く無いかすも知れません。しかし、ここに書いたような事を一通り考えた上で、一番良い(結果が良いとは限りませんが)方法を選択してください。頑張ってください。
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すいません、素人ですが書かせていただきます。



調停であれば、欠席していれば、不調となることでしょう。
裁判の形へ移行するかは、お父様次第です。
中には調停までしか行わず、裁判移行をしないという判断する人もいることでしょう。

これは調停は簡単な手続きですし、費用も安いことでしょう。
しかし、裁判となれば、手続きも難しくなりますし、専門家を利用すればさらに費用が増えることでしょう。
費用などの問題が出れば、お父様の性格が出てくるかもしれませんよ。

弟さんには、お父さんに親権を移すことは反対であること、お母様やあなたに対する反抗なわけだから、これまで苦労してねん出してきたお金でも、今後の学費などは一切負担できないことを伝えましょう。そのうえで父親に頼るか、自分で解決するか、中卒でさみしい生活をするか、覚悟するように伝えましょう。
今なら許すけど、あまりにもひどければ、簡単には許せないぞ、と言ってやりましょう。

高校生にもなるような弟さんであれば、お金の必要さはわかることでしょう。ご自身だけでは大変難しいことも分かることでしょう。父親に学費も出してくれるのかを確認してみることでしょう。学費の金額次第では、お父様も負担が難しいとして、あなた方のところへ帰るように弟さんに言うかもしれませんよ。

家事事件の専門(離婚・DV・養育費・慰謝料・親権)の弁護士もそれなりの数がいるはずです。これらの支援をするような団体のリーフレットが市役所などにもあると思います。そのような団体の趣旨に合わなくても、そのような団体が利用する弁護士などであれば、あなた方の希望分野も専門にしているはずでしょうからね。
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調停に臨むなら冷静になることです。


むやみに父親を非難せず、母親と暮らす利点を主張しましょう。
お父さんの顔を見たら頭に血が上るかもしれません。
言いたいことは事前にメモすることを勧めます。

争点は「将来弟さんにとってどちらが有利か」です。
貴女の過去と弟さんの未来は直接関係ありません。
質問文には書かれていませんが、過去ではなく未来の話をしてください。
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もはや主張することは困難だと思われます。



残念ですが、そうなっては難しいでしょう。
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調停はあくまで話し合いなので、その段階では、こちらが応じない限り親権者が変更にはなりません。

調停でまとまらず、裁判所が審判で決めることになる場合、子が15歳以上であるときには、家庭裁判所は子の意見を聴かなければならないとされていますが、だからと言って必ず子の意見通りになるというわけではありません。また、裁判所は、きちんとした事情がなければ、簡単に親権変更を認めるわけでもありません。ただ、こちらも事情をきっちりと説明する必要はあるでしょう。
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この回答へのお礼

専門家様のご意見ありがとうございます。必ずしも決まるわけではないのですね。少し安心しました。先ほども戻るように連絡しましたが弟の意思がとても固く父親と暮らすと言って聞かないので、子供の意思を尊重されれば勝ち目がないと思っています。今まで母親と3人で頑張ってきたのにこんなにも簡単に家族の絆は壊れるものかと毎日が辛いです。貴重なお話ありがとうございました。

お礼日時:2015/08/12 00:08

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