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なぜ、酸性度はエタン、エチレン、アセチレンの順番に強くなるのですか?
単結合や二重結合などざかかわっているのですか?

A 回答 (1件)

共有結合で構成された分子を表現する方法として、化学式/構造式/原子価/原子軌道などで表現するが、原子軌道を模式的に解り易くしたものに混成軌道がある。



電気陰性度は混成軌道が、sp混成>sp2混成>sp3混成の順になる
s軌道の割合(s性)が高いほど電子を強力に原子核に引きつけている。

s性が高いほど電子は原子核の近くにあるということになり、その分負電荷を安定化させやすいので、H+を放出して陰イオンになりやすい(=強い酸となりやすい)

sp混成軌道のほうが酸性度が大きくなる。

エタン、エチレン、アセチレンは順番に、sp混成、sp2混成、sp3混成。

詳細は、「混成軌道」、「pka」、「ka」などで調べて学習して下さい。
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この回答へのお礼

陰イオンになりやすいのは酸になりやすいのですか!!

お礼日時:2016/07/07 18:14

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