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健康人が歯石を取るために通院する日数は、普通1日位と思います。歯の治療をこわがる障がい者が、
その治療の専門の歯医者から全部の歯石をとるために通院しなければいけない平均的な日数は何日ぐらいでしょうか?歯の専門家の方、教えてください。

質問者からの補足コメント

  • 現在、虫歯がないので、今後、虫歯にしないため歯石をとる場合です。

      補足日時:2017/07/29 00:36

A 回答 (4件)

うちの場合、障がいがある方の歯石とりは平均で3回くらい。


ただし、患者様の状態などの様々な状況で大きく異なりますので、
日数としては1(2)日~数か月です。
(保険診療では地域によって1日では認められない場合があるので、
 最低日数で2日を要する場合があります)



・歯石取りについて

通常でも歯周病は部位特異性という場所による差が大きいので、
健常者でも歯石取りの日数は個別の状況で大きく異なります。
例えば、歯石沈着の好発部位である下顎前歯舌側だけ付着して
他の付着がほとんどない場合、あえて歯石の無い部分の除石はせずに
付着部分だけ除去して他は経過観察をすることもあります。

全ての症例で全顎除石が必要とか、1回ではいい加減とかではなく、
除石は歯科医の判断で必要が無ければ実施する必要すらありません。
むしろ、軽症も含め全ての症例で6回以上の通院を要するのは
明らかに過剰診療です。




・障がい者歯科について

障害を持たれる方の治療には通常と異なる対応になることがあり、
それで治療回数が増えることがあります。
障がいと言っても、全身状態が不良でストレスに耐えられない、
歯科恐怖症で治療に抵抗する、過度の緊張や不随意運動で
姿勢の保持が困難、これらが重複する場合など様々な状況があります。
具体的には、筋ジスなどで呼吸筋などに問題があり、
長時間診療が困難な場合は、健常者が1回で行う処置でも
複数回かかることがあります。

うちの場合、歯科恐怖症の患者様には1回目から除石を行うことは少なく、
説明などで歯科医院に慣れてもらうことから始めます。
ある程度の理解が得られてから検査、簡単な処置と行い、
除石がすべて終わるのに数か月を要するものもあります。

どうしても一般歯科で困難な場合は、専門の障がい者歯科を
紹介することがあります。
障がい者歯科では、治療が困難な場合笑気や鎮静薬の注入などの
精神鎮静法を行うことがあります。
(行動変容や簡易な拘束で対応可能な場合もあります)
ほとんどの症例では鎮静法で対応可能ですが、
静脈内鎮静法は全身麻酔に準じた知識と準備が必要です。

あまりありませんが、それでも困難な場合に全身麻酔で行います。
ただし、全身状態の管理や麻酔計画を立てるので、
麻酔下での処置を1回にまとめるようにすることはあっても
前処置があるので1回ですべての治療をすることはありません。
余談ですが、混同される方もいますが全身麻酔と精神鎮静法は、
麻酔深度が第3期と第1期と異なるので別のものです。

通院が多くなると障がい者様本人より介助者の負担が増えるので、
「除石くらいで何回も通院するのは面倒」と思われる方があります。
治療期間が長くなる症例が多いので、紹介でも初診まで待たされます。
できるだけ余裕を持って対応してください。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。障がい者歯科の歯石治療の概要がわかってよかったです。

お礼日時:2017/07/30 21:17

1回


普通 治療のついでに 初日に取ったりしますぷん
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1日


1時間もあれば治療は終わりますよ
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1日~数ヶ月です・・・・・・


まず歯石の着き具合と 歯ぐきの状態・歯周ポケットの深さなどを審査しないと 日数や回数はまずわかりません。軽症例から重症まで、普通の人手も ものすごい差があるのですよ~
専門家であればあるほど 回数も日数も増えていく事になりますねぇ~ 通常の人でも1回・1日で完了するのは軌跡に近い確率となります。もちろん さっといい加減に1度で済ませてしまう場合もありますが 健康保険ではそんな治療は認められていませんから、そういう場合は他の治療の前処置として汚れを取る目的で簡単に行う物です。あるいは すでに完璧に取ってしまった患者さんの定期観察などで行う場合です。普通は まず無いと考えて下さい。
ちょっと嫌な言い方ですが、障害者だろうが恐怖症があろうが、それで治療回数が変わると言う事は原則的にはありえません。もちろん、考慮することは多々ありますが、治療その物は何も変わりは無いのです。普通の治療では、全部の歯石取りだけであれば 6~8回程度の通院が必要になります。
虫歯が無い状態と、歯石の除去はそれほど関係は無いと言えます。むしろ障害のある人は それだけ口腔衛生状態が悪い方が多いと言えます。歯石取りには余計に時間も日数も必要になるでしょうし、やはり通常の人のように一度に何カ所もと言う事も難しいと言えます。さらに 治療時間自体も長時間の治療には耐えられない場合もあり、その分だけ回数も増えてしまいます。 

とは言え・・・・障害の程度にもよりますが、歯科治療に多少でも無理があるような場合は 障害者歯科と言う専門機関への受診がお勧めできます。
全身麻酔を含めての歯科治療までできますから、たった1回で全ての治療をする事もあるでしょう。当然 歯科恐怖の人にも対応していますし、それなりの機器や医師も対応しています。
普通の歯科へ受診するよりも、治療回数・日数とも充分に考慮してくれます。
地域の歯科医師会で調べて見れば お住まいの地域の身障者歯科の専門病院が見つかるはずです。

https://www.google.co.jp/search?q=%E5%BF%83%E8%B …
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この回答へのお礼

ありがとうございました。専門的に詳しく教えてくださり、対応の概要がわかりよかったです。

お礼日時:2017/07/29 09:33

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