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以下の口語訳お願いします。
伴蒿蹊の『閑田文草』によるものです。
はじめ登りそめし時、一の木戸といふ所にて、そこを守る者と、ものあらがひせしを、老いたる男出で来たりて、御山の尊くかしこきことを説きて、「あさましの人や。慎みて清々しき心もてこそ登らめ」と諌めしも、おほかたに聞き過ぐして、人の登るほどの山、何事かあらんと、嘲りて進みしが、行き倒れしにおよびて、この諌めを思い出でて、高嶺に向かひて、罪を悔い、あやまちを詫びて額っきしが、やがてこの甘露を得たるなん神の助けなりけるとおぼえき。かくてまた、千万のからく苦しきをしのぎて人里に出でたる後、しかじかと語りしかば、驚きて、「ここの草刈るもの、その渡に行きておもほえず甘き露を飲みて、はた、つとに木の枝ながら折りて、帰りしかば、おのれらも嘗めたり。さはそこの恵みのあまりなりしよ」などいへりしと、かの日記に記せるを、ある人に語りしかば、「そは蟻の尿の木草につきたるなるべし。こはいたく甘きものなり。山深きところにはあるものぞ」といへり。

追加で、省略されている主語と、
〈あさまし人や。〉
〈つとにとて木の枝ながら折りて、〉
のここでの解釈も教えてください。

A 回答 (3件)

以前、はじめて私がその山に登った際、第一の門というところで



そこの番人とちょっと言い争っていたら、年老いた男が出てきて、

その山の気高く立派なさまを言って聞かせ、

「みっともない、用心して澄んだ心でお行きなさい」と忠告したが、


私はだいたいのところで聞き流し、
山を登っていくにつれ、何ということもないじゃないかと
馬鹿にして進んだところ、
行き倒れになってしまい、
さっきの忠告を思い出し、

山の嶺に向かってその罪を悔い、あやまちを詫びて額づいたが、

そのうちにこの甘い露を得られたのは神の助けであると感じた。

そうして再び、幾千ものつらく苦しいことをのりこえて人里に出たあと、

これこれこうだったと人に話して聞かせると、驚かれ、

「ここの草を刈った人が、そのとき思いがけず甘いつゆを飲んで
 さらにそのまま木の枝を折りながら帰り、
 私どももそのつゆをなめましたのです。
 あれはあの山のお恵みであったのでしょう。」

と言った。

このことを例の日記に書きとめたので、ある人に話したら、

「それって蟻の尿の草木についたものだよ。それはひどく甘いものなんだ。山深いところにはあるものだよ。」

と言った。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
じぶんで訳した部分とは異なる部分が少しありました。助かりました。

お礼日時:2017/11/18 15:41

一つだけ「つとに」は「早速」の意味ではなく、「土産として、土産ののつもりで」のいみです。

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この回答へのお礼

ありがとうございます(^^)

お礼日時:2017/11/18 15:40

学校の宿題の丸投げ?

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この回答へのお礼

ごめんやけどちゃうわ笑
まず回答じゃないのに回答のとこで言わんといてくれ笑笑

お礼日時:2017/11/09 00:40

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