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李氏朝鮮時代の朝鮮半島は貧しく、日本が併合して近代化してやったから朝鮮半島は発展した、という話を聞きますが、確かに併合してから敗戦までは朝鮮半島のGNPは向上してますけど、
1820年代の李氏朝鮮のGNPはかなり高くて豊かですよね。
http://honkawa2.sakura.ne.jp/4545.html
これは何故でしょうか?

「李氏朝鮮」の質問画像

A 回答 (6件)

>これは何故でしょうか?



この資料は各国のGDP(GNPとはちょっと違います)の推移を
直接表したものではありませんから、単純にGDPを語るのは不適当です。



・提示された資料について

おそらくご提示の資料は購買量平価説(PPP)に基づく
米ドル換算の数値です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B3%BC%E8%B2%B7 …
ビッグマック指数と言われているものと同じようなもの。
マクドナルドのビッグマックの値段が日本で390円とすると、
アメリカで5.58$、円相場が1$=109円の時には日本円で608円。
つまり、ビックマック指数で日本が100だとアメリカは156になります。
このように同じ商品の価値を比較できて成り立つ数値です。
実際に、ビッグマック指数とトールラテ指数(スタバのトールラテ)では
全く違う数値が出てしまいます。
これが指標として成立するのは正常な自由貿易が行われ、
財貨やサービスが同等の割合であった時です。
鎖国が行われたり、金本位制と銀本位制のように制度が違うとき
物の価値に大きな違いがある場合の単純な比較は不適当です。

このPPPの元になった数値はおそらくイギリスの経済学者マディソンのもの。
他にもいくつかの数値がありますが、実質GDPで見ると少し違います。
https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_regions_by …
同じマディソンのGDP推計が載っているので、比較してみます。

西暦1年において、提示された資料だと有名なローマ帝国は
欧州だからなのか他の地域と異なる1を超えて重視されています。
一方で、それより200年前に成立した漢帝国をみると
朝貢していた倭や朝鮮と同じ評価との認識です。
ところが、実質GDPでみると西ヨーロッパを合算しても
中国(漢)の半分程度。しかも、当時のGDPはインドがその上になり、
中・印を合算するだけで世界の半分以上を占めます。
このように、単純にPPPやGDPだけみることで
「戦前の日本はGDPが低いから資源を略奪した」
などと結論を出すのは早計です。

また、イタリアやドイツが統一された時期の考察や
1492年に西欧諸国が知ることになったアメリカ、
ガリア戦争でローマの属州になった英・仏・蘭などが
西暦1年の段階で比較対象として存在するなどおかしな話です。
各国の栄枯盛衰や歴史を無視して1本の線で結ぶのは
製作者の推論が大きすぎます。

ちなみに、西暦1年前後の日本は弥生時代で、
直近で中国の歴史書に登場するのが後漢書東夷伝にある
建武中元二年(57年)に朝貢して金印をもらったころ。
資料が乏しすぎて諸説あるので、経済学者が歴史学者より
当時の事情に詳しいなどあり得ないと思います。

また、このグラフ化されたものの横軸の幅が
1000、500、100、100、120、50、30、13、27,10と不均一で、
資料を視覚するためのグラフ化で最もしてはいけないことです。



・1820年当時の朝鮮について

この時期の朝鮮は事実上の鎖国であり、客観的な資料は多くありません。
内政面で見ると、洪景来の乱(1811年)が起こった時期。
https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E6%9 …
農業などの各分野ではある程度の経済成長はありましたが、
政治は腐敗して汚職がはびこり、人心は離れ、民乱が続いていました。

この時期の朝鮮を知る資料としては、ダレ神父の朝鮮事情があります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3 …
序章で書かれていますが、長期間科学技術に進歩がないとか、
道路を作る技術がないから商業の妨げになっているとか
GDPが高くて豊かとはあまり思えない状況です。
 注 この頃は辛酉迫害(1801年)己亥迫害(1839年)丙寅迫害(1866年~)など
   朝鮮の政策でキリスト教を迫害していました。
   また、ダレ神父自身は朝鮮に入国せず、伝聞情報をまとめたものです。
   なので、資料としてはやや偏っていると思われます。
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日本が朝鮮を支配したから経済が良くなったとは本当でしょうか



1937年度の一人当たりの購買力平価GDPで日本支配下の朝鮮は825㌦
日本本土は3643㌦、4分の1以下です

ところが同年のオランダ領インドネシアは1867㌦もあります

なぜか
日本自体が世界的に見ると貧しい国の部類に入るからです

1937年度の一人当たりの購買力平価GDPを比較すると

アメリカ   10450㌦
イギリス   9718㌦
ドイツ    9464㌦
フランス   7381㌦
アルゼンチン 7246㌦
イタリア   5651㌦
チリ     4953㌦
ベネズエラ  4382㌦
日本     3643㌦
キューバ   2975㌦

このように日本は欧米主要国はおろかアルゼンチンの2分の1、チリやベネズエラより下の水準なのです

本来、海外領土を持てないような貧しい国が無理して海外領土を持つ
明らかに自国の国民の生活水準を落としても支配した他民族の生活水準を高めようなどはしていない
実際、本国の4分の1しかないのですから
朝鮮の経済は朝鮮人でなく日本人が掌握しているだけの話です

日本に支配されず李氏朝鮮が自力で開国、またはロシアに支配されても日本が支配した時と変わらない可能性があります

むしろインドネシアの宗主国オランダが朝鮮を支配した方が朝鮮のGDPが上がった可能性が強い

なぜなら日本は重工業国でなく農業人口46%の農業国、軽工業国で
欧米主要国が難なく生産し植民地に生活必需品、消費財を供給していたことを真似ることはできません

だから太平洋戦争で日本が支配した地域で消費財の物不足でハイパーインフレが起こり
日本が一方的に資源を奪う掠奪経済を強いて現地人の反発を受けたのです
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>1820年代の李氏朝鮮のGNPはかなり高くて豊かですよね。



どこを読み取れば、そう解釈できるのか全く理解できません。
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1820年代の李氏朝鮮のGNPはかなり高くて豊かですよね。


  ↑
豊かかどうかは疑問がありますが。

産業革命に成功したか否かで、
分かれたのです。

英国で始まった産業革命は、ヨーロッパ
全域に広がりました。
これが近代化です。

近代化に成功した西洋がアジア、アフリカを侵略できる
力を持ったのです。

アジアで最初に成功したのが日本です。
その日本が韓国を併合し、日本のレベルに合わせる
ために、港湾道路教育など各種インフラを整え
ました。

近代化に成功する以前のアジアはどこも
似たり寄ったりだったのです。
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いったいどう読んだら「1820年代の李氏朝鮮のGNPはかなり高くて豊か」といえるのかがさっぱりわからん.

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この信用できないグラフは一体なんなのでしょうか?


『対世界倍率』なる意味不明の言葉が出てきます。
いや仮に世界全体を 100% とするならば、倍率なんて絶対に 1 を越えたらダメですよ。

そしてこのグラフおかしなことに、西暦 1 年と、西暦 1,000 年と、西暦 1820 年で、日本の値が、ほとんど横ばいです。
これは一体なんでしょう。
西暦 1 年なんて、日本じゃ弥生時代ですよ。
西暦 1820 年と言えば、江戸は世界トップの巨大都市として繁栄していた時期ですよ。
それが横ばいって、どういう計算したら、こうなるんでしょう?

信用できない意味不明のグラフであって、これを元に議論しても意味ないと思います。
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