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3Eがなぜ過電流継電器と連動しているのですか?

A 回答 (1件)

過電流継電器を過電流遮断器と解します。


3Eとは、モーターの過負荷、拘束、欠相などによる焼損保護を目的とするとする電磁開閉器の機能です。
モーターで、過負荷以上の電流(一般に全負荷電流の10倍以上)が短絡電流として流れる場合は、電磁開閉器は、開閉、遮断能力は持ちません。
したがって、短絡時の過大電流に対する保護には、短絡遮断能力を持つ配線用遮断器(ブレーカー)や限流ヒューズなどの過電流遮断器を使用する必要があります。
この場合、過負荷、拘束、欠相保護には電磁開閉器(内蔵サーマルリレー)で行い、短絡保護は過電流遮断器で行う、という保護協調が必要となります。
したがって、3Eリレーと過電流遮断器とは連動というより、異なる保護する部分をお互いに補い合っている、と言えるでしょう。
そういうことで、電技解釈では、モーター負荷の場合は、過電流遮断器(ブレーカー)のほかに、3Eのような機能を持つ過負荷保護装置(サーマル内蔵電磁開閉器等)を設置することを定めています。
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この回答へのお礼

ありがとう

お礼日時:2019/02/27 08:12

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