ダニエル電池の素焼き板について

素焼き板をガラス板に変えるとどのような変化が見られるか？という問題で、「電気的回路が遮断されるので、電流がながれなくなる」と書いてあるのですが、これは、「電流が流れるとZn極側の溶液が正に、Cu極側の溶液が負に帯電して電位差が生じて、その大きさが起電力と同じ大きさになるとやがて電流が流れなくなる」という事で良いのでしょうか？

No.1 回答者： むらさめ 回答日時： 2020/04/17 18:08

ダニエル電池では

負極　Zn　→　Zn2+　+　2e-
正極　Cu2+　+　2e-　→　Cu
中央の素焼き板は、(SO4)2-イオンを正極側から負極側へ　Zn2+イオンを反対に負極側から政局側へ透過しています。
中央の素焼き板は、セロハンや塩橋で代用することも可能です、寒天で塩橋を作りこういう実験するのは大学時代に死ぬほどやりました。

この中央の素焼き板をガラスに変えると、電解槽内のイオンの移動は起こらず、起電力は発生しません。

>電流が流れるとZn極側の溶液が正に、…その大きさが起電力と同じ大きさになるとやがて電流が流れなくなる
のではなく、ガラス板では、まさに物理的に機械的に
>電気的回路が遮断される
からです。