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【電気・スターデルタ結線トランスの回答の謎】「2次側低圧のトランスにスターデルタトランス」は普通にあります。
200Vの動力ですが、RST相のうち、S相を接地します。
接地する目的は、
・高低圧混触の低圧電圧の上昇を防ぐ
・接地することでRST各相の電位を確定する
・漏電遮断機を確実に動作させることです。」

1.2次側が低圧のトランスにもスターデルタ結線トランスは普通にある

2.スターデルタ結線のトランスの2次側のRST相のうち、S相を接地します。

3.デルタ結線には中性点はない

スターデルタ結線の2次側のデルタ結線には中性点がないのにどうやって電流が常時流れているS相とアースバーを繋ぐのですか?地絡しないのですか??

そもそもデルタ結線には中性点がないのにどこに接地を繋ぐのですか?地絡しない理由を教えてください。

A 回答 (1件)

前の質問に何度も回答しますが、低圧の配電方式には多くの方法があり、どれかが正しいというわけではなく、それぞれの場合で得失を勘案して採用されてます。


まず、6000V/200・100Vの変圧器で一般的なのはスター・デルタ(Y-△)ではなく、デルタ・デルタ(△-△)です。それも電力会社の低圧配電では一般的なものはV結線、それも2台の変圧器を別容量とする異容量V結線です。
工場やビル内配線では電灯は単相3線、動力は三相(△-△)が一般的です。
電灯は単相変圧器の中間点を中性点として接地、動力は1相(S相が多い)を接地して運用します。
電力会社の配電線では単相変圧器の中間点を中性線と呼んで単相3線式として配電します。動力需要がある場合は単相変圧器をもう一台設置して三相需要に供給しています。
(下記の2つ目の配線)
https://jeea.or.jp/course/contents/04106/

ヨーロッパなどでは三相400Vで中性点を含めて4線で供給するのが一般的です。三相400Vで使用することもできますし、中性線と1相との間で230Vを利用する事もできます。その場合は中性点を接地することで各相の対地電圧がすべて230Vになります。

>2次側のデルタ結線には中性点がないのにどうやって電流が常時
>流れているS相とアースバーを繋ぐのですか?
常時流れていても接地することに何の問題もありません。
(工事のときは当然停電しておこないます)

>地絡しないのですか?
地絡電流が流れないか?という質問ですか。
S相接地のみでは大地を通る回路は形成されませんので、地絡電流は流れません。R相やT相が地絡すれば地絡電流が流れます。漏電ブレーカーはそれを検知します。むしろS相が地絡してもほとんど地絡電流は流れません。

>そもそもデルタ結線には中性点がないのにどこに接地を繋ぐのですか?
変圧器の端子(S相が多い)に接続します。

>地絡しない理由を教えてください。
これを地絡とは呼びません。地絡電流が流れないのは前述のとおりです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました
勉強になりました

お礼日時:2024/02/20 12:21

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