14歳の自分に衝撃の事実を告げてください

春から大学で経済を習い始めたものです 大学の授業で、金利と債券の価格は逆の動きをすると習いました。「世の中の金利が上昇すると、相対的に、保有している債券の価格が減少する」ということは理解できます。ただ、「債券の価格が上昇したら、世の中の金利が減少する」という論理はよく理解できません。
この債券価格と金利は因果の関係にあるような気が個人的にしているのですがどうなのでしょうか?

A 回答 (3件)

No2です。

わかりませんか?そこで示したように、債券価格と金利は「因果関係」ではなく、同じものの裏と表の関係です。ただ、現実の金融資産はたくさんあるので、どの債券を指しているかによって、金利も(したがって債券価格も)異なります。国債も、地方債も、社債も債券だし、同じ国債でも償還期間も1年未満の短期債も、1年以上の長期債もあって、金利も異なる。しかし、これらの金利(債券価格)は独立してバラバラにあるのではなく、裁定取引(arbitrage)を通じて一定の関係にある。通常の(単純化された)マクロの理論・モデルではただ一つの「代表的」債券があるかのように考え、したがってただ一つの(代表的)金利があるとして議論をする。家計は金利(同じことだが債券価格)を見ながら資産を通貨で保有するのがいいのか、債券で保有するのがいいのかを考え、企業は投資(機械の設置・工場の拡張)が金利との関係でペイするかどうかを考えて決定する。
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割引債の債券で考えるとわかりやすい。

償還1年、額面価格1万円の債券を市場でS円で売りに出されているとする。期首に市場でS円で販売されているこの債券を購入した買い手は1年後には1万円で償還されるので、債券の金利(利回り)rは
r=(10,000-S)/S=(10,000/S)-1
となる。債券価格(債権の市場価格)Sと金利rが反対方向に動くことがわかるでしょう。たとえば、額面価格10,000円の債券が市場で9,500円で販売されているとすれば、この債券の金利(利回り)は5.26%だし、債券の市場価格が下って9,300円になるなら、金利は7.53%へ上昇することになる。
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金利は、金融政策に関係しています。


昔は、景気に対応して、日銀が金融機関に貸し出す基準金利を公定歩合と言っていました。そして、公定歩合を基準として、金融機関の金利が決まっていました。
今は、金融機関は自由に金利を決めることができます。景気に対応して、日銀が短期金利や長期金利を決めています。政策金利と言います。

> 「世の中の金利が上昇すると、相対的に、保有している債券の価格が減少する」

「インフレを抑える為に、日銀は政策金利を上げます。金融機関も金利を上昇させますので、相対的に保有している債権の価格が減少する」
「デフレを解消する為に、日銀は政策金利を下げます。金融機関も金利を下降させますので、相対的に保有している債権の価格が増加する」
では?
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