自営業は悲惨？

私も自営業ですが、儲かる仕事見つけて継続できているので悲惨じゃないです。
ただ、周りを見渡すと貧乏そうで、金欠でいろいろ困ってる人を見かけます。
昔女性とマッチングしてあって食事に行ったらその女性の親も自営業で悲惨だったらしく、
私が自営だと聞いた瞬間に帰ろうとしました(;^_^A　
自営の悲惨な実態を聞きたいです。

No.2 ベストアンサー 回答者： 家出少年 回答日時： 2025/03/24 16:52

明日ホームレスになる危険性は有ります。

家族総出で新宿駅前で寝泊まり。

No.3 回答者： himawari223 回答日時： 2025/03/26 09:29

仕事が無いと収入ゼロです。

いかに仕事を取るかが大変です。

No.1 回答者： fadklsj 回答日時： 2025/03/24 16:40

薄明かりの帳簿

路地裏にひっそりと佇む小さな印刷所。インクの匂いと紙の束が、古びた木造の空間に独特の重みを与えている。俺、山崎は、今日もまた、薄暗い蛍光灯の下で帳簿とにらめっこをしていた。

数字は正直だ。誤魔化しようもなく、俺の現状を突きつけてくる。先月もまた赤字。これで何度目だろうか。妻には「大丈夫、なんとかなる」と強がってみせるが、胸の内は不安で押しつぶされそうだ。

かつては、この印刷所も活気に満ちていた。父の代から続く、地域に根差した小さな誇りだった。しかし、時代の流れは速く、デジタル化の波は容赦なく押し寄せてきた。大手の印刷会社には価格競争で敵わない。個人客からの注文も、年々減る一方だ。

あの夜のことを、山崎はふと思い出す。マッチングアプリで出会った女性との食事。彼女は、明るく、聡明で、魅力的な人だった。しかし、俺が自営業だと告げた瞬間、彼女の表情は曇った。「親も自営業で…大変だったんです」と、彼女は小さく呟き、早々に席を立った。

彼女の言葉は、まるで冷たい刃物のように俺の胸に突き刺さった。自営業の何が悪い？　自分の腕一本で、家族を養っている。誇りだってある。だが、現実は厳しい。

窓の外を見やると、夕闇が迫ってきている。遠くで電車の音が聞こえる。規則正しく、どこかへ向かって進んでいく電車の音。俺の人生は、どこへ向かっているのだろう。

インクの匂いが、鼻の奥に沁みる。この匂いは、俺の人生そのものだ。父から受け継いだ、この小さな印刷所。ここで生きていくと決めた。だが、その道は、想像以上に険しい。

明日もまた、請求書の山と向き合わなければならない。支払い期限は、容赦なく迫ってくる。それでも、俺は諦めない。この小さな印刷所を守るために、できることをやるしかない。

山崎は、古びた帳簿を閉じた。薄明かりの中、インクの匂いだけが、静かに漂っていた。それは、彼の孤独と、かすかな希望の匂いだった。