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親類が会社の健康診断で、バリウム検査により「胃にポリープができている」・・なので「胃カメラをやる」・・という事になりました。
2つできていて1つは前からあるものということが判っていたそうです。

この場合に検査する「胃カメラ(上部内視鏡)」はこのポリープ
に対して細胞を採り「ガン」を調べる為なのでしょうか?
それとも「ひとまず、ただその先の詳しい事」を調べるだけなのでしょうか?
たとえば「胃がん」ということに対して考えてみた場合、胃潰瘍などから、その先のことを検査するとか・・などは聞いていますが・・。
そもそも「ポリープ」という言葉を耳にしたときは、あまり「ガン」
つまり、「腫瘍」と言う考え方ではなく、もう少し簡単に
考えたとして・・・「ただのできもの」という軽い気持ちで考え、
「胃カメラ」を使用する事で「ポリープ切除」くらいに考えていて
良いものなのか・・・?それとも「もっと大変な病気」
というくらいの覚悟をしておいた方が良いものなのか・・。
いまいち「ポリープ」と「腫瘍」との関係みたいなものの区別
および、考え方がわからないのです。
どなたか詳しくわかる方、専門家の方、経験者などがおりましたら
アドバイス、およびお答え頂ければとても有り難いです。
どうぞ宜しくお願い致します!

A 回答 (1件)

ご心配ですね。

普通はポリープの一部を採取(生検)して調べることになると思います。

まず、バリウム検査で簡単にわかる病変として、「隆起した病変」と「窪んだ病変」があることを知っておいて下さい。

ポリープというのは限局性で隆起した病変の総称です。「なぜ隆起したのか」により非腫瘍性ポリープと腫瘍性ポリープに分類できます。

非腫瘍性ポリープの成因としては、胃粘膜の上皮過形成が第一に挙げられます。炎症などの刺激により、粘膜の一部が盛り上がってくるもので、悪性ではありません。上皮ではなく間質成分の多い炎症性ポリープというのもあります。

腫瘍性ポリープでは、良性の「腺腫」と悪性の胃癌に大別されます。腺腫は腫瘍、つまり「できもの」には違いないですが、胃の腺腫は放置しても癌化することが少ないため、小さなうちは経過観察して、大きくなってきたらポリープの部分だけ剥がして取ります。原則として内視鏡でできる小手術ですので、お腹を切る必要はありません。

胃癌はびらんや潰瘍になることが多く、周りより窪んで見えることが多いのですが、隆起してポリープを作る癌もあります。隆起してくる癌は、小さいうちは早期のものが多く、腺腫と同じように内視鏡の小手術で完治するものもかなりあります。

もし、不幸にして癌が下まで食い込んでいたり、内視鏡では切除できない場所にあったりすれば、開腹手術となります。

お役に立ちましたでしょうか。「できもの」にも該当しないポリープ(非腫瘍性)と、良性のできもの(腺腫)、胃癌の区別をしないといけませんので、まずは精密検査をお受けになることです。
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この回答へのお礼

 お礼が遅くなり・・大変失礼致しました!
専門家・・ということで
大変細かく、かつご丁寧な回答を書き込んで頂きまして
本当に有難うございました。
おかげさまで、良性のポリープという事で
そのままで良い・・という医師の診断が出ました。
沢山細かく教えていただき、本当に心より感謝しております。
どうも有難うございました!!

お礼日時:2006/01/25 15:41

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