ペッピー・キッズとディズニーの英語システム(DWE)の違いについて

現在1歳と3歳の子供がいます。
3歳の子が1歳頃DWEを購入して、主にCDとDVDを使用しています。
最近英語で話そうペッピー・キッズのサンプルを観て、子供たちは歌ったり体を動かしたりしています。
DWEにはない、日本語とリズムの良い歌が良いと思い購入を迷っています。
旦那は、DWEを繰り返しやるべきと主張しています。
たしかに、3歳の子はもう2年もDWEをやっていますので、繰り返し学習の観点からは、そう思います。
できれば両方のいいところを上手に活用できたらと思うのですが、2つの教材をあわせるとかなりの量と金額になり、
うまく活用できるか心配です。
どなたかアドバイスをいただけると幸いです。よろしくお願いいたします。

No.2 回答者： noname#20688 回答日時： 2005/11/04 13:04

＃1です。

訂正と補足です。

自分の意思を伝えようと賢明なのですから
→自分の意思を伝えようと懸命なのですから


さっき書き忘れましたが、これらの教材の大きな問題点があります。

質問者さんは学校の英語の欠落部分を十分に認識されていますよね。こういった教材は 学校の英語の欠落部分を予め先取りして覚えさせ、また学校の英語は これらの教材より高度な英語を教えるので、相互補完的な点もありますが、この二つを合わせても英語を上手に話せるようにはなりません。というのは この二つにはあまりに大きすぎるギャップがあるし、方向性も全く違うし、うまく噛み合わずに巨大な空洞が出来ます。この空洞を埋めるのは難しいですね。

No.1 回答者： noname#20688 回答日時： 2005/11/04 12:48

DWEは全部英語で乳児から使える仕様になっていますが、ペッピー・キッズは日本語も入っていて中学から習う英語の下準備も考慮していますね。

ですから、せめて 5歳くらいになってから始めた方がいいでしょうね。

でも、逆に質問しますが 小さなお子さんに英語を覚えさせる目的は何でしょう？

(1)これから英語の必要性が増してくる
(2)中学から英語を始めたら遅いし、それに学校で習う英語だけでは使える英語はマスターできない
(3)お子さんを周りの子供と差をつけて優越感を持つ
(4)英語は落伍者が多い教科なので、スムーズにスタートできるように準備する
(5)お子さんに苦労させないで英語を覚えさせたい

(1)ですが、これは別に解説は不要でしょう。

(2)ですが、例えば中国語やフランス語を大学に入ってから勉強して通訳になっている人もいるくらいですから、中学から英語を始めても遅いということはありません。

(3)ですが、これは誰にでもある人間の願望です。仏教的な観点から言えば これは戒められるべき心情ですが、私は別に否定はしません。でも、私なら お誂え向きの高価な教材を使うよりも、もっと自分の頭と足を使って 手段でも差をつけますね。

(4)ですが、DWEだって小学校に入ったら卒業でしょう。そうすると、中学で英語を習うまでブランクが出来ます。6年間もブランクが出来てしまうと すっかり英語を忘れてしまいます。この点では ペッピー・キッズはいいかもしれません。でも、英語で脱落するのはスタートよりも、途中の方が多いんです。英語では文法用語が出てきますが、日本語でさえ文法で体系的に把握していないのに、英語の文法の用語や理屈を飲み込めなくて ついていけなくなる生徒が多いですね。それから、中学前に下手に英語を知っていると、中学から始める英語の授業も 最初はスラスラ分かるものだから、油断しているうち、中学に入って初めて英語を勉強した生徒からどんどん追い越されるケースも少なくありません。実は ここのフォローが最も難しいのです。勿論、うまくフォローすれば お子さんの英語力はグーンと伸びますけど。

(5)日本語だって覚えるのには苦労するんですよ。小さい子供だって 自分の意思を伝えようと賢明なのですから。また、小学校で漢字を覚えたり、作文したり、それなりに日本語を覚えるのに苦労はしているものです。ただ、その努力が報われ、個人差はあれ 自在に日本語を操れるレベルに到達しているので、日本語で苦労したという感覚が弱いだけです。

DWEもそうですが、ペッピー・キッズのHPを見ても価格が分かりません。普通、お店で買い物をするときは、
商品を目で見て、そして価格も見て判断しますよね。例えば、小さな食料品店に行って 美味しそうな食べ物が並んでいましたが、値段が分かりません。店員に値段だけ聞いて買わないと非常に気まずい雰囲気だとします。こういう状況で買い物する気になれますか？尻込みしちゃいますよね。これが当たり前なんです。仮にその店で値段を聞いてみたら、高かった。でも美味しそうなので買ってみた。しかし、食べてみたら それほどでもなかった。これが世の常です。

これは私がここや外国語のカテでも何回か言っているんですが、小さいお子さんには英語よりも先ず、日本語が先決です。それまでに 日本語で周りのお子さんに差をつけます。日本語で差をつけても英語ほど顕著に現れませんが、この小さな差が 8,9歳で英語を始めた時に大きな威力を発揮します。