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 田舎の母の土地のトラブルです。土地の境界線上に勝手に排水溝を作られました。どう対処すればよいかお知恵を貸して下さい。
 作ったのは隣の家(以後A氏)でA氏の雨水を排水する為だけの物です。ですからA氏の所有物である排水溝が、母の土地を不当に使っている状況です。(境界線は杭があり明確です)
 母の家のように雨水はパイプを通して下水道に流せば済む話なのに、自分用の排水溝を両土地にまたがせて作って、あたかも共用するような配置・形状で作ったわけです。(被害面積は縦20m*幅0.28m÷2で2.8平方メートルです)もちろん母は排水溝なんて不要です。にもかかわらず工事後、A氏は「工事代を半分出してくれ」とまで母に言ったそうです。いくら気弱な母でも、これには怒ってA氏を追い返したということですが・・。(A氏の性格は元来攻撃的なようです)
 A氏の排水溝を人の土地にはみ出して作った動機は、工費を安く済ませたい、ごみ処理も母にやらせればよいと言ったところでしょうか。(私見ですが)
 みなさんにお聞きしたいのは、
(1)そもそもA氏は自分の家の為だけの排水溝をどのように作らなければならなかったのか(境界線からどのくらい離すべきか)
(2)どの様に解決されるべきトラブルか(母も私の意見も、A氏が一方的に加害者であって和解は嫌です)
(3)ただ母が警察及び裁判沙汰はちょっと・・
と言ってますが排水溝を見るたびに切ない様子です(精神的に参って倒れたことも)。弁護士を雇って解決しようと思いますが、弁護士に何をさせればよいのでしょう?弁護士名で内容証明郵便を書かせて、A氏に排水溝の撤去をしないと裁判も辞さないとして撤去の期限と謝罪文の提出をさせようかと。。自分の案ですが。
(4)関連法律・権利についてお聞かせ下さい。この不当な工作物を排除したいのです。
長文で恐縮ですが何卒宜しくお願いします。

A 回答 (8件)

最終決着はNo2さんが言われている4個の解決策の中から選択し、それにいたる手段はNo1さんの言われているに「第3者を入れた話し合い」が一番妥当と思慮します。



田舎の実家に母親が1人暮らしをしていますが、隣の元ヤクザから、馬鹿にされ土地を浸食されたので、
(1)土地家屋調査士の全国統括組織の理事をしている大先生からアドバイスを頂き、実家のある県土地家屋調査士会屈指の実力調査士の先生に境界復元をしてもらい。
(2)司法的決着を図るべく数人の知り合いの弁護士とも協議をし
(3)母親の身辺警護のため、知り合いの警察官からアドバイスを得、所轄の警察署刑事課に相談し
(4)境界復元を図り目標を達成しました。

しかし司法的決着は結局図れませんでした。境界確定訴訟も所有権確認訴訟も提起出来ませんでした。

因みに境界に関するスペシャリストは土地家屋調査士で彼らの知識の上で、もし可能なら弁護士が訴訟を起こしてくれます。(私の場合は、無理でした。そもそも弁護士自体が素人勉強の私よりも、はるかに無知で話になりませんでした。)

因みに母親と我が家の名誉(隣のヤクザは、我が家に取られた土地を取り戻しただけと主張したので)を守り、母親の幸せを得ることができ、私は目標を達成でき大変、満足しています。

境界を復元設定し(土地を取り戻し)て、我が家の敷地にブロック塀を作りましたが、時間的には1年間、経済的には数万円程度の土地に250万円かけました。

勿論、土地家屋調査士の先生等と議論を詰めるためにも、私自身も猛勉強し、仕事自体も若干、関係する部分もあり一般では、まず目に入らない専門書等も読め、そもそも土地家屋調査士、警察、弁護士(前2者に比べ、全然役に立ちませんでしたが)とコネもあり恵まれていたかと思いますが、解決のエネルギーは上記の通りでした。

質問者さんの立場はわかりませんが、No1さんも言われている
>土地の境界に関するトラブルは本当に複雑で精神的にも体力的にもダメージが大きい・・・ということはこういうことです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。回答にあたって匿名性を保てるか、趣旨が伝わるか高度な判断をされたかと思います。大変な労力を惜しみなくお使い頂き頭が下がります。私の家の場合は一般人同士であり、2点を結ぶ境界杭がはっきりしておりNO.8様の大変なケースに比べようもありません。(A氏にとっても、係争中の土地になってしまうことは不利益であり、風評被害を懸念すると思います)原状復旧を目標に、第3者をどの立場の方にお願いするか十分考慮し行動を行いたいと思います。また私のケースが、境界線上に塀を持たない方への警鐘になれば幸いです。

お礼日時:2006/01/16 22:22

公法上の境界画定・・境界画定訴訟


私法上の境界画定・・所有権確認訴訟

まず両者の区別がついている弁護士さんがいくらいるかが問題ですね。そして、どちらの訴訟を起こすにも「訴えの利益」が問題となり、受けてくれる弁護士は、まずいないのが現実です。(現実に行ったことのない事案について知らないのは素人も弁護士も一緒です。土地家屋調査士さんから紹介を受けた弁護士さんに頼むのが現実的です)
机上の法律論では、どうにもならないことの一つです。残念ですが。大変ですが頑張ってください。
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この回答へのお礼

No.7様、再度の回答ありがとうございます。
引き受けてくれる弁護士さんが少ないのは、無料の弁護士相談でもそのようなニュアンスのことを言ってました。その際には実家に近いところの弁護士会から紹介してもらうのがいいよとも言われました。
>土地家屋調査士さんから紹介を受けた弁護士さんに頼むのが現実的です
勉強になります。無料相談の弁護士さんは民・民境界という言い方をしてたかと思います。弁護士さんにのみ仕事をさせるような依頼にならないよう頑張ります。

お礼日時:2006/01/11 01:44

争点が明確で、具体的な対策を行うのであれば、まず、地元の役所で定期的に無料の法律相談を行っているはずですので、写真を持って相談するのが良いでしょう。


ただし、その時の弁護士には依頼が出来ないので、地元の弁護士会に行けば有料で相談ができ依頼もできます。
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この回答へのお礼

深夜の回答、差し障りありませんでしたでしょうか。誠にありがとうございます。質問文内に収まらず、無料の法律相談を受けたことを、後付ですが付け加えさせて頂きます。その際にも弁護士に依頼する際は、私の側でなく母の側で行った方が交通費や人件費面(拘束時間とも言ってました)で有利と言われました。

お礼日時:2006/01/11 01:06

>現場の巻尺で侵害状況寸法を示した写真を撮り、自分と相手の土地登記簿謄本を添えて訴状に添付して、裁判を起こせば・・・・



境界柱自体がおかしいと言われれば土地家屋調査士を入れて境界復元をしなければならず、その場合、相手方が納得しなければ、・・・・そんな時に法律書どおりに行けば良いんですが、現実は、かなり違って教科書どおりに全く行かくて・・・だからNo1さんも私も現実を知っている人間は
>土地の境界に関するトラブルが本当に複雑で精神的にも体力的にもダメージが大きくて現在のお気持ちはよくわかります。

・・・という感想を持ってしまいます。
全く水を差す形の回答でごめんなさい。
(莫大な経費は一切考慮しないでも)、境界画定訴訟を扱える弁護士に相談できることを切に祈ります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。境界自体がおかしいと相手が言ってきた場合も視野に入れねばとNo.5様の意見頂戴します。予測の幅を大きく持って、母の精神的負担にならない案を考えて参ります。私に心配かけまいとこの事件を一人で処理しようと隠してきたようです。その気持ちに報いたいんです。水を差す回答とは全く思ってません。やさしい方だと思ってます。

お礼日時:2006/01/11 00:52

(1)そもそもA氏は自分の家の為だけの排水溝をどのように作らなければならなかったのか(境界線からどのくらい離すべきか)



相手に百歩譲って、前もって母上の承諾を得たくない、得られない事情が相手側にあったとすれば、排水溝は、すべて、1cmたりとも母上の土地に入らぬよう設置するべきでした。

相手方は、排水溝を境界線の内側にお母上の土地に入らぬよう設置すべきでした。

(2)どの様に解決されるべきトラブルか(母も私の意見も、A氏が一方的に加害者であって和解は嫌です)

現状の排水溝を撤去すること、その上で、相手が境界の内側に新たに排水溝を作る(地上は地下は相手が決めることでしょう)しか、母上も質問者も納得できないでしょう。

(3)ただ母が警察及び裁判沙汰はちょっと・・弁護士に何をさせればよいのでしょう?

1.裁判するのがいやだというだけの理由なら「民事調停」という、より穏やかな制度があります。管轄の裁判所に電話し、あるいは裁判所にでかけて相談されてみてはどうでしょう。この結果相手の方も民事調停にOkとするなら、これが問題解決の早道で安価な方法と、私は思います。
2.相手が民事調停に応じないなら、次に弁護士に調停を依頼するのが良いでしょう。但し費用と弁護士の説得能力が心配されますが、これは置いておくことにします。

3.弁護士を頼むなら「弁護士名で内容証明郵便を書かせて、A氏に排水溝の撤去をしないと裁判も辞さないとして撤去の期限と謝罪文の提出をさせようかと。」というのは愚案です。「当方、お母上の代理人になったので、本件につきお話し合いによる解決をしたい」と弁護士から相手に伝えてもらい、あくまで話し合い、調停による解決を計るのがよいでしょう。

謝れと言われて「ハイそうですか」と謝る相手ならこういうことはしないでしょう。「謝れ」という要求は全く無駄ですし無意味でしょう。どうしても謝らせたいのなら弁護士料ははねあがるでしょうが、損害賠償請求に切り替えるべきですが、問題解決は絶望的に遠のきます。弁護士も反対するでしょう。

3.弁護士を間に入れた調停もうまく行かなければ裁判しか解決方法は無いでしょう。弁護士を立てれば、お母上は裁判所に行く必要は全くありませんから、何の不安も無いでしょう。

4.土地問題の争いごとは裁判以外の解決方法は無いのが普通で、常識です。裁判したくなければ、相手の言うとうりにせざるをえないでしょう。相手の言うとおりする問題は、「占有時効」の制度により、10年後、20年後に排水溝部分の土地が相手側の所有権に移ってしまうことが心配されることです。この時効制度があるから、誰でも裁判に訴えても土地問題は争うわけです。

(4)関連法律・権利についてお聞かせ下さい。この不当な工作物を排除したいのです。

「土地所有権の妨害排除請求権」という強い権利がお母上にあります。

第198条 (占有保持の訴え)占有者がその占有を妨害されたときは、占有保持の訴えにより、その妨害の停止及び損害の賠償を請求することができる。

と民法は規定しています。占有の原権は所有権ですから、所有権者は占有よりもっと強い所有権の妨害排除請求権を持つというわけです。

現場の巻尺で侵害状況寸法を示した写真を撮り、自分と相手の土地登記簿謄本を添えて訴状に添付して、裁判を起こせば、弁護士無しでも絶対勝訴確実な裁判と、私は考えます。土地所有権の侵害は、資本主義国家ではありえない権利侵害行為だからです。

「請求の趣旨
 1.被告は原告の土地と被告の土地の境界線上に被告が設置した排水溝を本判決の日より1ヶ月以内に収去せよ
2.被告が、被告らが同期限内に同排水溝の収去をしないときには、原告は被告に代わり、被告の費用負担で同囲障の収去をすることができる。
3.被告は金10万円を支払え
との判決および仮執行の宣言を求める
請求の原因 訴訟の過程で明らかにする。
疎明方法 甲第1号証 所有権侵害状況を示す写真」
という訴状を書けば、裁判は起こせます。

排水溝の工事費は20万円から30万円でしょう。でしたら、簡易裁判所が管轄となり、弁護士でなくても誰でも訴訟代理人となれます


以上の私の回答を参考に、弁護士の相談(30分5千円位)を受けて見るとよいでしょう。
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この回答へのお礼

似たケースを解決された方からの回答でしょうか?ありがとうございます。また、私の案にブレーキをかけて頂け感謝します。母の気持ちが謝罪に重心があるのか、土地を回復させることにあるのか本心を確かめながら進めて参ります。土地の占有時効は見解が分かれる気もします。悲観的な予測の元に準備は行いたいと思います。請求の趣旨でお書きになられてます、
> 3.被告は金10万円を払え というのは地代でよろしいでしょうか?YESでしたらそのままで回答は不要です。

お礼日時:2006/01/11 00:28

No1さんが言われているように


>土地の境界に関するトラブルが本当に複雑で精神的にも体力的にもダメージが大きくて・・・大変です。

>(3)ただ母が警察及び裁判沙汰はちょっと・・
警察は民事不介入で相手にしてくれません。
裁判沙汰・・・田舎の土地、都会でもそうですが、感情問題が大で経済的意味合いは殆どありません。よって境界確定といった事案を扱える弁護士自体が、まずいません。そもそも扱ったことのない事案なので素人よりも無知な弁護士が普通です。(今回は境界の問題ではありませんが、境界画定訴訟など机上の法律論で訴訟など現実には訴えの利益がないので、まず提起できません。)

地元の有力者に間に入ってもらって解決されるとかが、現実的と思います。
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この回答へのお礼

深夜の回答ありがとうございます。申し訳ないくらいありがとうございます。ネットで検索すると境界での争いが多い事、反面、弁護士さんの知識(知恵でしょうか)に疑問を感じる方もおおいように見受けます。私のケースでは、地元の有力者に間に入ってもらうとどうなるか、想定練習だけでも行わねばと思います。

お礼日時:2006/01/10 23:05

双方の合意がない限りは、隣地境界からA氏所有地側に排水溝を作るというのが正しい姿です。



現実的な問題として、どういう構造の排水溝を作っているのか、また今後の隣づきあいをどうするかによって、
(1)撤去・原状復旧を求める
(2)現状を追認するが費用負担はしない
(3)境界侵犯部分を買い取らせる
(4)境界侵犯部分の賃料を支払わせる
等の、選択肢で解決することになるのではないかと思いますが、
いずれにせよ、折衝のスタートは「原状復旧」の申し入れをすることですね。
法的な処置については、市町村の無料法律相談か、地域の弁護士協会の相談窓口を利用して、とりあえず弁護士に相談してみることですね・・・。(相談だけであれば、有料の場合でも30分5000円程度で大丈夫です)
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この回答へのお礼

回答ありがとうござます。また、解決の選択肢を記載して頂きとても参考になります。無料の弁護士相談は私の住む市役所の窓口を経由して受けました。現象・経緯説明を行い、不動産侵奪罪(刑事側)、妨害物(工作物)排除・撤去請求(民事側)の可能性を示唆され費用面の話をした所で30分の時間切れとなった次第です。やはり相談なので見解の一つを示すといった雰囲気でした。

お礼日時:2006/01/10 22:47

土地の境界に関するトラブルが本当に複雑で精神的にも体力的にもダメージが大きくて現在のお気持ちはよくわかります。



土地の境界が明らかであるという事を前提にします。今回の質問は境界の位置の争いではなく、境界上の構造物に関する争いとして考えてアドバイスさせていただきます。ただし答えのない質問なので、あくまで参考程度にしてください。

(1)A氏は自分の所有地内で造るべきである。他人の所有地に対しては何の権利も有さないため。
(2)基本的には話合いで解決の道しかありません。直接、本人同士が話し合うと口論になってしまい進展が無いので可能なら第三者をたてて仲介してもらうのが良いと思います。
(3)警察はおそらく民事不介入ということで話も聞いてくれないでしょう。ただ、A氏より暴力的な行為をされたという話でしたら傷害等で捜査はするでしょうが、基本的に当てになりません。このような民事のトラブルは弁護士が専門でしょうが、依頼した場合の報酬を負担するのが辛いですね。自分の所有地を侵犯したのですから、現況復旧を求めるのが筋でしょうね。口頭もしくは文書にて通知して対応が無い場合は、調停を踏まえて裁判になるとも思います。
(4)刑法第261条の器物損壊になるのかと思いますが、詳しくないので自信がありません。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。また返事が遅れてすみません。心情を察して頂きありがたいです。母は工事を防げなかった自分を悔いている様子です。
>「A氏より暴力的な行為をされたという話でしたら傷害等で」
ということはありませんでした。ただ、A氏より「裁判でも起こすつもり!」と凄まれた事、それに対抗できなかった母が自分の弱さを反省している状況です。今は精神面のサポートをしながら、私の方では解決策を模索している状況です。

お礼日時:2006/01/10 22:28

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