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現在、卒論の仕上げ段階なのですが、卒論について友人から聞いたことが気になったので質問させてください。
「すでに出版されている著作物の引用をしすぎると後で発覚したときに問題になって、卒業取り消しという場合もある」と聞いたのですが、これはどの程度の引用に当てはまることなのでしょうか?
実際に私は卒論の進め方がいまいちよくわかってなく、文章丸写しというわけではないのですが、引用するということが多くなっています。その場合は、脚注などで参考文献などを示しているのですが、これは問題となる可能性はあるのでしょうか?
担当の教授からは、「私がOKを出してから提出ということになるのだから、問題があればOKは出さない」と言われたのですが、やはり気になってしまいます。

A 回答 (3件)

一時期研究室でアシスタントをしていました。



卒論はあくまでも論文、なので自分の主張がなければなりません。引用などは、その主張を証明する為に使うものです。
そして引用はあくまで「引用」ですから、言葉尻を変えていかにも自分の論のような書き方はいけません。

※引用とは・・・
古人の言や他人の文章、また他人の説や事例などを自分の文章の中に引いて説明に用いること。
「古典の例を―する」
gooの国語辞典で載っています。

あくまでも、自分の文章の中に引いて、説明に用いるなら問題はなく、その説明によって自分の論を立証させればいいわけです。

自分の論文の結論部分が引用、じゃ、自分の主義主張がなさ過ぎますよね。引用した著作物の検証になってしまいます。

次に、引用だらけで、自分で検証してない論文もいただけません。「Aちゃんが○○と言ってるから、○○でただしいんだ!」なんて、卒論でもなんでもないです。自分の主義主張を、検証し、正しいものであり、だから自分としてこう考える、というのが論文です。

自分のテーマを掘り下げ、検証しつつそのために使われる引用であれば、量が多かろうが少なかろうが、問題ないと考えます。
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この回答へのお礼

早速の回答どうもありがとうございます。もう一度自分の論文を見直して見たいと思います。

お礼日時:2006/01/26 21:30

大体皆さんのおっしゃる通りですが。


「引用」の場合は文章丸写しですよ。カッコで括るとか、字下げをして引用であることがわかるようにしないといけません。引用であることがわかるように表示し、どこから引用したかは参考文献で明示すれば「盗用」にはなりません。
引用であることを明示せず、文章を多少直していかにも自分の説のように表示するのが「盗用」です。盗用は発覚した場合は問題になります(卒業取り消しになるかどうかまではわかりません)。
「引用部分を除いたら実質何もない」論文だったらもちろん通らないでしょう。
「A氏はこう言っている(以下引用)が、私はこの観点からA氏を支持する(以下自分の所論を展開)」とか「B氏はこう言っている(以下引用)が、私はこの理由からB氏を支持しない(以下自分の所論を展開)」というのが論文(卒論に限らず)の書き方です。
なお、ご存じと思いますが、卒論では著作権は問題になりません。そもそも、適切な量であって正しい引用方法を守れば著作権は問題になりません。
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この回答へのお礼

早速の回答どうもありがとうございます。もう一度自分の論文を見直して見たいと思います。

お礼日時:2006/01/26 21:31

>「すでに出版されている著作物の引用をしすぎると後で発覚したときに問題になって、



何が「発覚」するのかいまいちわかりませんが・・・。

普通、引用という場合はrhymesterさんがおっしゃるよういその部分が過去の著作物の内容であることを明示します(脚注や引用文献リストとして)。卒論の場合、この点を気をつけておけばまったく問題ないと思いますが。

ただ、引用元を明示せずに行うと「盗用」となるので問題です。また、引用の組み合わせだけであなたの卒論が構成されているなら、それもどうかと思います。まぁ「引用」をどういうときに行うかは他の方が書いてくださると思うので私はあえて書きません。

あなたの論文を実際に見ていないのでなんともいえませんが・・・。他の学術論文などを見てみてください。いくらでも論文が「引用」してあると思いますよ。
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この回答へのお礼

早速の回答どうもありがとうございます。もう一度自分の論文を見直して見たいと思います。

お礼日時:2006/01/26 21:31

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