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私は工科系大学の1年生なのですが、物理学(・工業力学)での小数の扱いはどうなるのですか?
高校のときは、ほとんど有効数字2桁だったんですが。
例も参照してください。
(例:123.456789のとき、どういうふうな表記にすればよいのですか?)

A 回答 (3件)

No.2さんの回答にありますように,測定装置の精度とダイナミック


レンジが測定上の誤差を決めます。これを測定誤差といいます。
No.2さんの,最大測定質量がダイナミックレンジのことです。
精度がいくら高くても,ダイナミックレンジが小さければ,有効桁は
少なくなりますね。つまり有効桁を決めるのは,測定器のダイナミック
レンジということになります。

ダイナミックレンジが小さい場合でも,質量の場合ならば,複数回に
分けて測定すれば,有効桁は上がります。ところが,試料を分けると
全量が測れているとは言い切れないでしょう。これも測定誤差の一部と
なります。

分けた場合の測定誤差を求める別の実験が必要となります。ダイナミック
レンジ内で測定できる量を測定し,それを分けた場合と比較することで
この場合の測定誤差を見積もります。

物理の授業を受講しておいでならば誤差論を習うと思いますので,
詳しくはそちらで勉強するのがいいと思います(カリキュラムに
なければ先生に質問してみて下さい。必ず知ってます)。

高校の時にも標準偏差という考え方を習っていると思いますが,
誤差論はこの考え方の延長にあります。統計処理においても誤差は
発生しますので,こちらは統計誤差などと呼ばれます。

No.2さんのおっしゃるように,繰り返しを増やして精度を増すのは
リニア(10回測れば1桁上がる)ではないことは,誤差論を勉強
すれば分かると思います。
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工業関係の力学ですと.質量計の精度が4桁か5桁のはずです。

これ以上の数値は天秤でも使わない限り無意味です。
ところが物理学ですと.8桁とか16桁とかかなりの有効桁のある測定方法を使っています。

ですから.何の測定か.何桁の有効桁の測定を使っているか.で大きく変化します。
最大測定質量200mg感度1ugの質量計ですと
123.456
天秤ですと.ラターでもう1桁増えますから
123.4567
バネ式テンションメーターですと3桁ですから
123

繰り返しを増やしてうまく補正すれば.感度1ugを0.1ugに上げることも可能(その代わり地獄の操作が待っている)で
123.45678

計算問題の場合には.計算前の元の数値が何桁で表されているかで.結果が変わります。これを読み取ってください。
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指示があればそれに従ってください。

コンピュータ系なら浮動小数点表記にすることもありますけどね。
例:0.123*10^2
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