
身内の90才の老人の入院経験により、病院のやり方に疑問が残ったままです。
現場で働いていらっしゃる方の、率直なご意見、実状を教えていただけたらと思います。
■自宅にいた時は普通のご飯を食べ、おかずも小さく切ったものならOKだったのが、
入院したとたん、少しずつ食事を減らされ、普通のご飯からおかゆに変えられました。当然、おかずも刻み食になり、最後はペースト状に…。
本人の楽しみは食べる事しかないのだから、食事は減らさないで欲しいと、
入院当初、婦長さんに頼みましたが、叶えられませんでした。ちなみに本人は骨折入院で、高血圧の症状はあるものの、内科の病気はありません。
当然体重は徐々に減り、亡くなる頃は手足は骨と皮だけでした。
これって、看護士さんたちが患者さんを担ぐのに軽い方が楽なのと、
食後すぐに寝かせてしまうには、固形食よりおかゆの方が安全だからですか?
■本人は要介護5度の手のかかる患者でしたが、三ヶ月で病院は出されました。しかし、
他の病室にいる患者さんと談話したところ、うちより元気なのにずっと入院していました。
(婦長さんに退院を促されても、曖昧に返事して伸ばしていると言ってました)
でも実際のところ、病院側にとっても、手のかかる患者さんより、ある程度元気な患者さんの方が楽なので、歓迎しているのではと思いました…。
病院によっていろいろでしょうが、ぜひご意見を聞かせて下さい。
どうぞよろしくお願いします。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
<看護士さんたちが患者さんを担ぐのに軽い方が楽なのと、
食後すぐに寝かせてしまうには、固形食よりおかゆの方が安全だからですか?
違います。
嚥下上の問題があったか、水分補給目的でおかゆにしたのだと思います。90歳という高齢のため骨折入院ということで運動制限があったでしょうから運動量の低下→食欲の減退→おかゆに変更→嚥下状態が悪い→流動食に変更→それでも食べれないからやせる→栄養状態の悪化→死亡となります。
高齢者にはよくあることです。
>手のかかる患者さんより、ある程度元気な患者さんの方が楽なので、歓迎しているのではと思いました…。
手のかかる患者さんの方が病院は儲かるのでそちらの方が歓迎です。元気な患者さんの方は病院としては困ります。病院には在院日数というものがありあまり入院が長くなると保険点数が減らされて利益がすくなくなるからです。
実際うだうだ言ってなかなか退院しない患者さんが多いですが病院としてはどんな患者さんでも早く帰ってもらいたいです。
ご回答いただき、どうもありがとうございます。
おかゆは、水分補給の目的もあったのですね…。ただ、本人はおかゆが嫌いでしたので、
家族としては辛かったです。海苔の佃煮(ごはんですよ)を持参すると喜んだのですが、
塩分の取りすぎで良くないという看護士さんも、いらっしゃいました。
かつて主治医に肉を制限され、たちまち食欲が落ちて、元気がなくなった事があります。
以来、何でも好きな物を食べていいと許可がでて、焼肉で元気回復しました。
ですから家族としては、嫌いなおかゆより、普通のご飯を食べさせたかったです…。
>実際うだうだ言ってなかなか退院しない患者さんが多いですが病院としては
どんな患者さんでも早く帰ってもらいたいです。
そうですね。わたしが談話した老婦人は、自宅に帰ると家事を自分でやらなければならない。
ここにいれば看護士さんはやさしいし、食事は運ばれてくるし、おしゃべりの相手もいて楽しい、
と言ってました。独居で寂しい想いをされてる方には、病院は天国かもしれないですね。
うちは骨折手術をしなかったので、(二度目の骨折で、もともと歩けなかったので、
リスクを負っての手術はやめたのです)よけい保険の点数にならなかったのかもしれません。
No.7
- 回答日時:
現場で働いている者ではありませんが、医療に関わる仕事をしており、
家族がほぼ同じ年代で、大腿の骨折でしたが、手術せずに治療し、
無事に退院した経験を持ちます。
内情を知る病院は、急性期の公的な病院が多いので質問者様の述べておられるような
状況の病院があるとは信じられませんでした。
おかゆ、刻み食の提供は、回答者の皆様が述べておられるように、
嚥下の問題があったのかも知れません。
けれど、自宅持参の食べ物があると食事を減らすというのは理解できません。
家族の場合は、糖尿病のため低カロリーの糖尿食で、本人の希望もあり粥食でしたが、
必要な栄養は充足し、二月近くでどうにか退院できました。
痩せていく状況というのは、明らかに栄養不足ですね。
そのことに対する説明はなかったのでしょうか?疑問を感じます。
仕事で関わるいくつかの病院は、急性期の治療のための病院です。
つまり、目的の治療が終われば、当然退院を勧められます。
(平均在院日数が20日を切っています)
そういった事情を知っていますので、家族の場合も、退院の話が出ると
早いうちに退院させました。
つまり、私の知る範囲の病院(老人病院、病棟、療養型病棟、介護病床ではありません)
では、質問者さまのおっしゃるような状況はあり得ません。
私の場合は、病院の対応というよりも医療の質を知る立場にあります
ので無意識に、今の病院を選んでいるようですね。
大学病院並の治療をさせたいわけではなく、現状でのスタンダードな
治療の出来る病院です。
例えば、超高齢者や認知症のある方の骨折でも全身状況が良ければ、
治って退院されますよ。
意見というわけではありませんが、こういった例もあるという観点から述べてみました。
骨折であわただしく入院したものの、結局はその事よりも、看護士さんたちの対応が
ストレスになってました。今後は病院の質を見極めて、選ばなければと思いました。
参考になるご回答、どうもありがとうございました!
No.6
- 回答日時:
補足を読みました、丁寧にありがとうございます。
とはいえ、#3の方の回答が素晴らしいのであまり書くことも無くなってしまいましたが。。。
入れ歯が無いから刻み食にされたんですね、常識的には正しいけれど画一的な対応ですよね。おっしゃられる通り、もう少し患者様個人を見て対応できたら良かったのでしょうが、余裕が無い病院だったのでしょうか。
ただ、#3の方が書かれている通りで高齢者の場合は誤嚥は命取りになってしまうので事故を避けようとするあまり、病院側はつい一歩引いた対応をしがちだと思います。介助者も傍にいない状態で何かあっても責任がとれませんから…。
>副食を持参する限り、ご飯は減ると言われ
うーん、、、理由については説明ありました?
量が多すぎると思われたのか、それともカロリー過多?食事制限は無かったのですよね。
意味がわかりませんね。理由を教えてもらえないなら単なるイジメみたいです。
ご回答いただき、どうもありがとうございます。
多くの患者を限られた人数で看るには、やはり画一的にならざるをえないのでしょうね。
食事に関しては、ただでさえ少ない貴重な食べ物に、薬(錠剤を粉にしたもの)を
混ぜられてたこともあり、閉口しました。
飲むのを嫌がる本人の健康を考えての、苦肉の策なのでしょうが、
家族の前で堂々とやられると、イジメにしか見えないです…。
No.5
- 回答日時:
<副食を持参する限り、ご飯は減ると言われ
すごい病院ですね。ありえない。
拷問?というような印象を持ちます。
そんな病院ならば職員側の都合(食事時間が短くて済むなど)で減らされたり流動食にされた可能性もありますね。
普通ならば家族が(たまに)本人の好きな物を持ってきてくれたら「よかったね」と言い好きな物を食べてもらいます。(制限がなければ)
もちろん病院の食事を減らすなんてことはありません。
再度のご回答に、感謝します。
>普通ならば家族が(たまに)本人の好きな物を持ってきてくれたら
>「よかったね」と言い好きな物を食べてもらいます。(制限がなければ)
ですよね。人間、好きなものを食べれば元気がでるのに、信じられなかったです。
なんだか、とんでもない病院だったみたいですね。
腑に落ちない気持ちが、楽になりました。どうもありがとうございます!
No.4
- 回答日時:
食事のことに関しては他の方がご回答されていますので一般的な経営面から少し回答します。
老人病棟との事ですが医療の療養病棟(療養型病棟)であるとしますと、どんな患者であっても1日の収入(医療費)は決まっています。(7月から変更になりますが…)
ある程度元気で手のかからない患者の方が楽というのはある意味正解です。
また、介護保険を使える介護療養型病床ですと要介護区分によって1日の医療費が異なり、だいたい要介護3と療養病床の金額が同じ位になります。
つまり要介護4,5の患者は医療療養病棟に入院させるより介護病床に入院させた方が収入が増えると言う事です。要介護5であるので医療からは退院させて、系列もしくは同一医療機関の介護病床を勧められた、あるいは他に手のかからない入院待ちが多かったので退院を勧められた等の理由が考えられます。
今回の小泉改革によってこの軽症患者が長期間入院する社会的入院を削減するため、療養病床の収入が症状の軽重で変化するようになります。しかし今の収入を維持するためには重症の患者を多く入院させ、かつ看護師等の配置も手厚くしなければならない等、とても採算が取れない状況であるため、病床をなくす病院が多発しています。
医療費削減のしわ寄せでご質問者のケースだけでなくても退院を余儀なくされ行き場のなくなる老人が増えると思います。
質問の題名に、「老人病棟」と書いてしまいましたが、kazu_kun1203さんのおっしゃるとおりです。
入院当初は整形外科の病室に入り、ある日期限つきで介護病棟に移されたのです。
これって、利益を得たらさようなら、だったのですね…。
>医療費削減のしわ寄せでご質問者のケースだけでなくても退院を余儀なくされ
>行き場のなくなる老人が増えると思います。
そうですよね。あげくは追い詰められて、介護心中になりかねないです。
医療費削減が、命の削減に繋がってしまうことを、小泉首相に気づいてほしいです。。。
貴重なご意見、どうもありがとうございました!

No.3
- 回答日時:
介護職員として従事していました。
まず、ペースト状の食事になったのは、入院してから嚥下に関して悪化したか・・周囲が把握しているより嚥下能力に問題が判明したかだと思われます。
入院前は自分で摂取していた人でも、専門家からすると無理やり飲み込んでいる、噛む事がきちんとできていなかった等が判明して・・・刻みやペースト状・・環境の変換に敏感な方は体力が落ち「流動食」という処置になることもあります。
食事を喉に詰まらせることが一番スタッフとしては怖いし、患者さんの事を考えると一番に防ぎたい事故なんですよ。 体重が落ちることも避けたい事項です。
体重が落ちて体力が落ちることより、体重が合っても体力がある患者さんの方が、移動介助や、介護に負担がお互いにかからないものです。
あと、私が経験したケースですが。。。
とっても癇癪もちのおばあさんがいました。認知症ゆえの凶暴な行動が目立ち、スタッフも家族も困り果てていました。3ヶ月間で自宅復帰が決まりの施設でしたが、高齢で収入もなく、家族の負担も大きいと考え施設側の意向で無料で「個室」使用になり、入所期間も書類上でコントロールして数年間延長されました。
施設や、病院、スタッフによって異なりますが、ケースバイケースで柔軟に対応している現実もあります。
相談者さんが遭遇したことが、本当に故意的ではなかったと思いますが・・・家族や周囲に不信感を残してしまう介護・療養・治療はよくない事ですね。
ご回答、どうもありがとうございます。
やはり専門家から見れば、本人は無理やり飲み込んでいたのかもしれませんね。
しかし、3ヶ月の入院で一気に流動食になり、退院を催促された時には、
もう自宅に連れて帰るのは、無理だと思いました。(;_;)
>あと、私が経験したケースですが。。。
良心的な病院ですね。最近テレビで、小山明子さん(大島渚監督の奥様)が
介護鬱の話しをされていますが、在宅介護は家族がヘトヘトになります。
こういう臨機応変に対応してくださる施設は、本当にありがたいです!
No.2
- 回答日時:
よろしければ補足お願いします。
>食事は減らさないで欲しいと、
>入院当初、婦長さんに頼みましたが、叶えられませんでした。
その時に婦長からは何と説明を受けましたか?
お粥や刻み食にする何らかの理由があったはずですが、尋ねてみましたか?
また食事を「減らされ」たとありますが、入院前に比べて量が減ったのですか?それともカロリーや栄養が?
患者様は毎食全量摂取していたのでしょうか?(減らされて足りないならそうだと思いますが)全量食べるのにかかる時間はどのくらいでしたか?
この回答への補足
婦長さんはうなずいて話を聞いてたので、了解してもらえたのかと思ったら、違ったのです。
刻み食にされたのは、入れ歯を持っていなかったからです…。
でも本人は、わずか8本の歯で、チャント食事していました。
以前100才の長寿のきんさんが、歯ぐきでおせんべいをバリバリ食べていたように、
人間の身体って、それなりに適応してしまうんです。
でもきっと医療の目からみれば、とんでもなく咀嚼が不十分だったのでしょうか…?
減らされたのは、食事の量です。入院当初はドンブリに近い大きめの茶碗のご飯を完食し、
看護士さんたちもビックリしてました。
それがまもなく小さな茶碗になったので、カボチャの煮つけを持参したら、次回はもっと減らされました。
看護士さんに尋ねたら、副食を持参する限り、ご飯は減ると言われ、諦めました。(泣)
食事を食べきる時間は、私がいるときは食べさせていたので20分くらいです。
一人のときは、ヘルパーさんの手を借りずに自力で食べていました。
時間は、めいっぱいかかっていたと思います…。
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