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ヨードホルム反応式の理論的な作り方をオシエテクダサイ

A 回答 (4件)

高校生だと、私が書いたような話はアドバンス過ぎましたね。

ごめんなさい。
反応機構はさておいて、式だけ作ろう、ということで改めて説明してみます。
今回もアセトフェノンPhC(O)CH3でやってみます。
反応物質は、PhC(O)CH3、ヨウ素I2、水酸化ナトリウムNaOHです。
生成物は、ヨードホルムCHI3は良いのですが、他に何ができるか?ということについて習っていますか?
既に回答に記していますが、この場合は安息香酸PhCOOH、ヨウ化ナトリウムNaI、水H2Oができます。
反応物質、生成物が分かっていれば、後は反応式の係数を合わせるだけですね。この手の問題は、酸化還元や中和などでやりこんでいると思います。
aPhC(O)CH3 + bI2 + cNaOH -> dCHI3 + ePhCOOH + fNaI + gH2O
のa-gの係数を合わせれば良いです。

反応物質はともかくとして、生成物が何か知らないと式のたてようが無いですね。
ヨードホルム反応で、結合が切れた片割れはカルボン酸になります。
アセトンなら、酢酸
2-プロパノールでも同じです。これは、w-palaceさんのご回答にあるとおり、酸化されてアセトンが生じるからです。
アセトフェノンなら、安息香酸
etc.
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ヨードホルム反応は酸化反応であり、ヨウ素が酸化剤になっているという意識を持った方が良いと思います。


つまり、ケトンのみならず、-CH(OH)CH3の部分構造をもつアルコールもヨードホルム反応を起こします。
その場合、第1段階としてケトンへの酸化が起こります。

その後は、前の回答のとおりですし、参考URLにもう少し詳しく書かれています。
R-CH(ONa)CH3 (+ I2) → R-CH(OI)CH3 (+ NaI)
R-CH(OI)CH3 + NaOH → R-C(=O)CH3 + NaI + H2O

参考URL:http://okwave.jp/qa278109.html
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機構の詳細は良いから、反応式はどうなってるの?という問いでしたら伊かのようになります。


アセトフェノンPh-C(O)-CH3を例にします。
Ph-C(O)-CH3 + 3I2 + 4NaOH -> Ph-C(O)-ONa + CHI3 + 3NaI + 3H2O

もう少し細かく書くと、中間では
Ph-C(O)-CH3 -> Ph-C(O)-CH2I -> Ph-C(O)-CHI2 -> Ph-C(O)-CI3
とメチル基上の水素原子がヨウ素原子で次々に置換されていき、最後に一番右の化合物とNaOHの反応で
Ph-C(O)-CI3 + NaOH -> Ph-C(O)-OH + NaCI3 -> Ph-C(O)-ONa + CHI3
となります。二番目の式は単なる中和反応です。

質問者さんの知識レベルが分からないので、なかなか回答しにくいですね・・・

この回答への補足

すみません。高校生です。ヨードホルム反応式をかけっていう問題があったのでどうやって考えたらよいのかわからなかったので・・・・

補足日時:2006/10/18 19:59
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高校生の方ですか?


逸脱した内容になってしまいますので、へー、というくらいで聞かれた方が良いかと思います。

ヨードホルム反応の過程には、エノラートイオンの発生という大学有機化学で習うプロセスが含まれています。
簡単に書くと、アセトンの場合は
CH3-C(O)-CH3 -> CH2=C(O-)-CH3
で、右側の化学種(エノラートイオン)がヨウ素と反応します。

しかしながら、なんでこんな化学種ができるの?とか、そもそもヨウ素と反応するのはなぜ?とか高校生に説明するのは難しいところがあります。

高校化学で似たようなものといえば、アセチレンに水和してアセトアルデヒドを作るとき、間に不安定なものとしてエノールがでてきます。
CHCH + H2O -> CH2=CH-OH -> CH3C(O)H
エノラートイオンというのは、エノールから誘導された形の陰イオンです。

大学生の方なら、既にエノラートの発生と捕捉について習われていると思いますから、ヨードホルム反応については理解できると思います。
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