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こんにちは!
業務で契約書類をチェックして居りまして、疑問点が出てきました。
「乙の責めに『帰する』べき重大事故」
という部分なのですが、
「乙の責めに『帰す』べき重大事故」
なのではないでしょうか?
「る」は余分なのではないかと???
文法的知識に乏しい為、その点も一緒に教えて頂ければと思います。
宜しくお願い致します。

A 回答 (8件)

“帰する”で一単語です。


今回の場合だと意味は“帰依する”ですね。
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この回答へのお礼

aranciataさん、早速のご回答をありがとうございました!

お礼日時:2007/02/21 11:52

どちらでも意味は同じです。



その会社における契約書作成の慣行に従うのが良いかと思います。


き・す 1 【帰す】


(動サ五)
〔サ変動詞「帰する」の五段化〕「帰する」に同じ。



あと、「帰す」だと、かえすと読まれる可能性がありますね。

参考URL:http://dictionary.www.infoseek.co.jp/.?ii=1&sm=1 …

この回答への補足

参考URLを拝見していて思ったのですが、後に「べき」がつくと、また、文法的な意味合いが異なってくるのではないか?という気がするのですが、如何でしょうか?
皆様、宜しくお願い致します。

補足日時:2007/02/21 12:03
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この回答へのお礼

surnasearchさん、ご回答をありがとうございました。

>その会社における契約書作成の慣行に従うのが良いかと思います。

残念ながら、そういうものが無い為、日夜悪戦苦闘をして居ります。
助かりました。
また困ったときには、宜しくお願い致します。

お礼日時:2007/02/21 11:54

かえす【帰す】もとの場所、状態などにもどす事



きする【帰する】1.結局ある一つのところに落ち着く事。2.罪などをある物や人のせいにする、負わす、かこつける、なすりつける。

「る」を削除してしまうと「きする」が「かえす」に変わってしまい、意味も変わってしまうので「る」を削除してはいけません。
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この回答へのお礼

chie65536さん、ご回答をありがとうございました。
それぞれがもつ意味も教えて頂きまして、勉強になりました。
また困った時には、宜しくお願い致します!

お礼日時:2007/02/21 11:57

>「る」は余分なのではないかと???



どちらも正しい日本語です。
「帰する」は口語のサ変動詞として活用させたもの。
「帰す」は文語で四段動詞として活用させたもの。
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この回答へのお礼

ANASTASIAKさん、アドバイスをありがとうございました。
・・・日本語的には、正しいと思うのですが、今回の場合は、どちらかが間違っていて、どちらかが正しいような気がして、質問をさせて頂きました。
例えば、最近の「『ら』ヌキ言葉」ですが、あれは明らかに間違いですが、でも、文法的に説明せよ・・・と言われても、説明ができない訳です。
うーーーん。
文法の勉強をせねば・・・。

お礼日時:2007/02/21 12:00

いくつかおまけを。


「帰(き)す」は、文語で四段活用、口語で五段活用の動詞です。
「帰する」は、サ変動詞です。
「べき」は助動詞「べし」の連体形。「べし」は動詞の終止形の下につくので、「帰すべき」「帰するべき」という形で間違いありません。

助動詞の「れる」は五段動詞と、サ変動詞の未然形につきます。それ以外の活用形の動詞の未然形と、助動詞「せる・させる」には「られる」がつきます。(サ変は「相談さ・れる」「論ぜ・られる」と両方つきます。)それが現在の学校文法(規範文法)です。

「見る」「食べる」「来る」は、順に上一段、下一段、カ変に活用します。よって、「られる」がついて「見られる」「食べられる」「来られる」とするのが規範です。ところが今では「見れる」「食べれる」「来れる」というように、「ら」を抜いた形が、可能の意味に用いられるようになっています(「れる・られる」には可能、自発、受け身、尊敬の四つがあります)。

簡単な使い分けですが、下に「ない」を付けたとき、上の動詞がア段の音で終わっていれば「れる」、それ以外の音で終わっていれば「られる」がつきます。

例 歩く+ない→歩か・ない→「か」というア段の音で終わる→「歩か・れる」なお、「歩ける」は可能動詞と言って、これはまた説明がいるのですが、省略します。今では専ら「歩ける」という可能動詞が使われるので「歩かれる」といった言い方はほとんど使いませんが、伝統的で正しい使い方です。)

例 見る+ない→見・ない→「見(み)」というイ段の音で終わる→「見・られる」。(「食べる」「来る」の場合もご確認ください。)

また、下に「う」がつく動詞には「れる」が、「よう」がつく動詞には「られる」がつきます。

例 歩く→歩こ・う→よって「歩か・れる」

例 見る→見・よう→よって「見・られる」
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この回答へのお礼

kyouzaiya-kさん、御礼が遅くなりましたが、アドバイスをありがとうございました。
文法上の丁寧なご説明、「わかりました♪」と申し上げたいところですが、残念ながら、現状では「なるほど。・・・『なんとなく』わかりました」程度です。
文法に興味がわいて来たので、勉強してみようと思います。

お礼日時:2007/02/26 15:38

教科書的な文法論はともかく、実際の契約書の文言としては、ほとんどの場合が「帰す+べき」になっています。


「○○の責に帰すべき××」は、ほとんど決まり文句といえるでしょう。これを「かえすべき」と読む人はいないと思います。契約書類を書いたことも見たこともない人は別として。

Google
 "帰すべき" の検索結果 約 539,000 件
 "帰するべき" の検索結果 約 9,610 件


「帰する」もないわけではありませんが、その多くは「○○に帰するものとする」「帰することとする」といった表現です。

ついでに、「べき」の有無によって条文の解釈が違ってしまうおそれもあります。契約書の文言は十分に注意してください。
ex.
 「乙の責に帰すべき事由」
 「乙の責に帰す事由」
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この回答へのお礼

azuki24さん、お礼が遅くなりましたが、アドバイスをありがとうございました。
そうなんです。
わたしも、Googleで検索してみたのですが、「る」が入った方が圧倒的に少ないんです。

一方、確かに、「べき」の存在で、解釈は全く異なってしまいますね。
注意してみます。

お礼日時:2007/02/26 15:41

「帰するべき」「帰すべき」どちらも間違いではありませんが、ふつうは「帰すべき」が使われます。


もともと「べき」は、文語体のまま口語の時代まで生き残ってしまったもので、そのような例はいくらもあります(あらん限りの、そうはさせじと、など)。
「帰す」も「べき」も、文語の名残りですから、よく会うのでしょうね。
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この回答へのお礼

Ishiwaraさん、お礼が遅くなりましたが、ご回答をありがとうございました。
そうなんです!今回も含め、わたしはよく口語と文語の狭間に立たされ悩みます。でも、ご回答を拝見していて再認識したのですが、現代は確かに「口語の時代」なのかもしれませんね。

お礼日時:2007/02/26 15:47

#5です。


「公用文作成の要領」(国語審議会作成 昭和27年 内閣閣甲第16号 下記URL)に次のようにあるのを見つけました。

>>「べき」は、「用いるべき手段」「考えるべき問題」「論ずべきではない」「注目すべき現象」のような場合には用いてもよい。「べく」「べし」の形は、どんな場合にも用いない。「べき」がサ行変格活用の動詞に続くときには、「するべき」ではなく「すべき」とする。

なぜこのように決めたのかはわかりませんが、ほかの活用の種類の場合は「用うべき」のような文語ではなく「用いるべき」のような口語体を用いているのに、サ変だけは用いず、五段(四段)の文語的言い回しを使うようになったのは不思議だと思います。
ただ、以後、公用文では「~するべき」ではなく「~べき」が専ら用いられるようになり、それが民間の文書作成における規範(スタンダード)となって、現在に至っているといえそうです。

参考URL:http://www.bunka.go.jp/kokugo/frame.asp?tm=20070 …
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この回答へのお礼

kyouzaiya-kさん、複数回のご投稿、ご丁寧&ご親切にありがとうございます!!!
あのぉ~、もし、何らかの関係者の方でしたら、大変に申し訳ないのですが、「国語審議会」って、以前も感じたことがあるのですが、きちんとした根拠を明示してくれないんですよね?
「こういう風になったから、その通りにしろ」という感じの姿勢で・・・。
ここで、わたしの質問にお答えくださった方々だけで審議をされた方が、よほど一般国民はわかりやすいような気がするのですが・・・、厳し過ぎるでしょうか?

お礼日時:2007/02/26 16:55

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