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- 回答日時:
>Q.ROAを出すのに、税引き後ではなく、税引き前利益÷総資産だと
問題はありますでしょうか?
テストに解答する場合
問題がありますので、当期純利益を分子としてください。
経営状態を分析する場合
問題ありません。ただし、下記に留意してください。
○自社内で使用する場合は”問題ありません”。
※同一の算出方法で計算したROAを比較してください。
○他社と比較する場合は”問題があります”。
※他社も税引き前利益を分子として算出すれば、問題はありません。
○公表する場合
※ROAの算出根拠を脚注等で明記してください。
ROAは下記の算式となります。(くどいですが)
当期純利益÷総資産
当期純利益は、”年税額”が控除された金額です。
総資産(総資本)には、”未払い”法人税(等)が含まれます。
この場合、決算日の損益計算書、貸借対照表を反映していますから正しい計算
とも考えられますが、当期純利益では法人税の年税額の全額が控除されています。これを、
未払い法人税として年税額の一部が含まれている総資産で除算しています。
税引き前当期純利益÷総資産で算出した場合、税金が控除されていない純利益を、
”未払い”税金(法人税の一部)が含まれている分母で除算する事になります。
つまり、どちらで行っても誤差は発生しているとも言えます。
ROAは”率”を算出するものです。率は”何”と”何”かを「比較」する為に
存在しています。
(数値がが異なるものを、同一”物差し”で比較するため)
比較の対象は、
○他社
○御社の現在・過去・未来
どちらかの比較になると思われます。(両方かもしれません)
よって、比較の対象が御社の過去や未来との比較であれば、同一の前提で
算出を行えば比較資料として充分機能します。
よって、他社も同じ算式で算出すれば充分比較できる資料となります。
※同一の前提で算出された資料を比較してください。
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