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会社の方に9月に有機溶剤作業主任者の資格を取るように言われ勉強を始めました。調べてみると有機溶剤は水に溶けないものを溶かす有機化合物とありますが有機化合物って何なのかよくわかりません。また石油や灯油、シンナー、接着剤などが有機溶剤とありますがそれらの中に有機溶剤の成分が含まれているということでしょうか?例えば接着剤には○○○と△△△と×××で出来ていて△△△が有機溶剤成分だから接着剤は有機溶剤といった意味なのでしょうか?宜しくお願いいたします。

A 回答 (3件)

有機化合物については


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%89%E6%A9%9F% …
を参照してください。
きわめて大雑把に言って,炭素水素鎖を持つ分子でしょうか?
有機溶剤というものは,有機化合物で,ものを溶かす力の強いものです。
オクタンやベンゼンなどのC-Hだけのものやアルコール,酢酸類などが該当します。
有機の接着剤は最終的に接着物として残るアクリルなどの有機樹脂を有機溶剤(シンナー)に溶かしたものと言えると思います。
シンナーは有機溶剤といえると思いますが,灯油は言うかなぁ・・
有機化合物ですけど,溶剤という目的ではあまり使わない・・燃料ですよね。
シンナーはまさに薄める液ですから有機溶剤です。
接着剤の多くは有機溶剤を含みますが接着剤自身を有機溶剤とは言わないと思います。

ちょっと混乱していますね。
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この回答へのお礼

有難うございました。テストは簡単らしいですが結構、難しいですね。
頑張った何を聞かれても分かるようになりたいです。

お礼日時:2007/08/27 17:54

物質は大きく分けて、水に溶けやすいものと油に溶けやすいものに分類できます。



たとえば水彩絵の具は水に溶けやすいので、水に溶かして混ぜていろいろな色彩を作ったり、紙に塗ったりできます。

壁土や砥の粉も水に溶けやすいので、水に溶かして壁を塗ったり木に塗ったりします。

ところが油彩絵の具は水に溶けないので、水の代わりに油に溶かして混ぜていろいろな色彩を作ります。

また大部分のプラスチックも水に溶けませんから、水の代わりの液体に溶かさなければなりません。

水に溶けないものを溶かす薬品は、CH2が長く並んだ分子構造を持つ有機物質なので、有機溶剤(有機溶媒)と呼ばれています。

代表的な有機溶剤には、アセトン、シンナーなどがあります。
灯油は燃やして熱にするためのものですが、物を溶かす目的で使う時には有機溶剤とみなされます。

接着剤は、成分に有機溶剤が含まれていても、接着剤自身は物を溶かすために使うものではないので、有機溶剤とは呼びません。

要するに、液体の炭素化合物(=有機物質)で、ものを溶かすために使用するものが有機溶剤です。

この回答への補足

分かりやすい回答有難うございます。助かります。
代表的なアセトン、シンナーにはいくつかの成分の中に有機溶剤の成分も入っているから有機溶剤とされる。という理解でよいのでしょうか?それともアセトン、シンナー自体が有機溶剤なのでしょうか?
トンチンカンな質問かも知れません。申し訳ありません。宜しくお願いいたします。

補足日時:2007/08/25 23:14
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この回答へのお礼

有難うございました。もっともっと勉強していきます。

お礼日時:2007/08/27 17:51

有機溶剤の教科書は、多分有機物とは何かとか、溶剤とは何かということについては既に読者が知っているものとして書かれているので、基礎知識のない人は戸惑うかもしれませんが、そんなに難しいことを言っているわけではありません。


溶剤とは物を溶かすことを目的として用いられる液体のことです。例えば、砂糖は水に溶けますが、このときは水が溶剤ということになります。いろいろな種類の溶剤がありますが、このうち、有機物であるものが有機溶剤です。必ずしも水に溶けないものを溶かすものとは限りません。物を溶かすことを目的に用いられる液体の有機物は全て有機溶剤です。
有機物とは何かという質問については、既に#1の方が答えておられますが、炭素を含む化合物を言います。といっても炭素が目に見えるわけではありませんので分かりづらいと思います。ガソリンのように火を付けると燃える液体は大体有機物だと思ってください。(例外もありますが、有機物は、一般に火をつけると燃えます。)具体的にいうと、ガソリン、シンナー、アルコール、トルエン、ヘキサン、アセトンなどがよく用いられ、水のように透明で、さらさらしており、特有のにおいがします。(ただし、これは一例で、すべての有機溶剤が透明でにおいがあるとは限りません。)
ガソリンや消毒用アルコールを思い浮かべてもらえば分かりやすいと思います。

アセトンやシンナーは、物を溶解する目的に使われる物質で、それ自体が有機溶剤です。
接着剤については、それ自体で溶剤ではありません。接着剤は石油系樹脂(プラスチック)や合成ゴムなどが原料ですが、固体なので使いづらいのです。それでヘキサンやアセトンなどの有機溶剤に溶かして売られています。この場合、ヘキサンやアセトンが有機溶剤であって、接着剤は接着することを目的に使われ、物を溶かすのが目的ではないので溶剤ではありません。ただし、有機溶剤を含む物質なので、有機溶剤と同じように人体に有害です。そのため、法令上は有機溶剤と同じような取り扱いを受けます。

私はずいぶん前に有機溶剤作業主任者の資格を取りましたが、超楽勝でした。ただし、専門外の人には難しく感じられることがあるかもしれませんので準備しておくに越したことはありません。がんばってください。
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この回答へのお礼

感謝です。キャットフードさんの言う通り参考書はある程度理解している者を対象にしている感じです。本当に助かります。有機溶剤の試験は簡単らしいですが仮に受かったとしたら何でも知っていなければいけないと思います。恥ずかしながら私はまったくゼロの状態なんです。分かりやすい回答有難うございます。

お礼日時:2007/08/26 21:47

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