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現在都市計画コンサルタントをしています。
転職のことで悩んでいます。
今の仕事には、街が好きだからという理由で選んだのですが、都市計画コンサルの実務は、実質は役所の裏方です。形になる仕事がしたい、自分が本当に好きな仕事や打ち込める仕事に一生を費やしたいとの思いから、このたび自分の好きな分野である建築あるいは都市の意匠設計の分野に転職しようと考えています。そこで経験を積んで、将来は建築の分野で、自分の腕を活かせるビジネスをやりたいと思っています。
ゼネコンや大手設計事務所にはなかなか採用がないと思うのですが、設計の経験や知識を積めて、将来独立を考えられるような進路って、他にありますか?
(学歴:神戸大建築系(院卒)、28歳)

A 回答 (2件)

今はリタイアして12年経ちましたが、大卒後、大手ゼネコン:11年、設計事務所自営:14年、県一の設計事務所(所員:40名程)勤務:7年、大手設計事務所勤務:7ヶ月、大学教員:11年で定年となりました。


勿論、1級建築士は受験資格が充たされた年に取りました。
あなた様の学歴であれば、どこへ出しても恥ずかしくないものと思います。
設計事務所は、中途採用もあると思いますので、情報に注意されてアタックされたら。
さて、本論に入りますが、私の体験が何らかの参考になろうかと思い書きます。ゼネコン(支店)では、設計を主に、叉設計施工の現場に、叉、特異な設計の施工担当(アメリカ領事館・村野藤吾先生の設計)などに関わりました。
転職の切っ掛けは、海外の建築を見たくなった事・ゼネコンでの将来など考え、アメリカ領事館の工事のアメリカ側の監督官(ミノル・ヤマサキ事務所勤務経験あり)のサジェスチョンもあり、欧米旅行(60日間)となりました。当時(1964年)、海外に出る事は会社として許されませんでしたので、退職しての旅行となりました。外貨も自由化されていませんでした。
帰国後、自営の個人事務所を開設しました。14年間も維持出来たのは、特定のクライアント(地方銀行2行)が存在したからでした。設計した建物は、銀行支店・集合住宅・住宅・中学校教室棟・浄水場本館・料亭・別荘等多彩でした。意匠設計は自分らで、構造と電気給排水衛生設備は夫々外注していました。監理も構造と設備は設計を外注した事務所に委託していました。
然し、経済の効率化と共に、その地方銀行は支店の建物を自社で建てずに、ビルのテナントとして支店開設の方向に進んだので、所員3名では事務所維持は無理と閉鎖しました。
閉鎖と同時に、かねてより大学等の関係で懇意にしていた県一の設計事務所の所長さんに頼み込んで、その事務所の設計部長として勤務する事になりました。半分は、押し掛けのようなものでしたが。
其の事務所は、営業:2名、建築意匠設計:15~20名、構造設計:4名、設備設計:4名、工事監理:4名、都市計画:2名程で、市街地再開発事業を始め、あらゆる種類の建物の計画・実施設計、監理をこなしていました。
外注は、建物の透視図・模型製作と、所内で処理しきれない程の物件が多い場合に、意匠設計を外注していました。所員の補充は、新卒採用(大卒)が毎年1~2名。所員が独立して欠員が生じる為。
お得意さんは、国土交通省・地方公共団体・あらゆる業界団体・病院・個人事業者・個人に及びました。
その事務所も経営合理化の必要に迫られ、設計・監理等の部長、年配者の退職を余儀なくされ、私も退職となりました。
その後、大手設計事務所の地方の事務所に勤務しました。所長と同窓の誼でしたが、東京本社採用となりました。
その地方事務所は、営業(所長・他に1名)、建築意匠担当:4名、監理担当:2名、設備担当:2名の構成で、私は監理担当との事でしたが、建物の基本計画など意匠担当の業務も任されました。要するに何でもやると云う事です。実施設計は全て特定の個人事務所に外注していました。施工監理は意匠担当者が見る事になっていました。
設計料のパーヘッドは、前の県一の事務所の2倍以上になっていました。
矢張り、大組織のメリットでしょうか。
この事務所を腰掛けとする意思は無かったのですが、大学教員の話が出て来て、定年等を考えて、4回目の転職となりました。
その大手設計事務所の本社も快く、退職を承認してくれました。
何か御参考になる事があれば と、書きました。

大学教員として転職するまでの7ヶ月を
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設計士です。


ご存知かとは思いますが耐震偽装事件による建築基準法改正以来、建築業界は大混乱をしています。
trueselfさんは意匠設計をしたいとのことですが、現在は建築士免許はお持ちでしょうか?
もしお持ちでなく、受験資格があるならば、来年度の建築士試験にぜひ挑戦してほしいです。
何故かというと、2009年度からの建築士試験は内容がかわる可能性が大だからです。
受験資格等が大幅に改正されるもようです。

意匠で将来独立を考えているのであれば、やはり設計事務所ではないでしょうか。
たしかに大手設計事務所の採用は厳しいかもしれません。
ゼネコンで設計業務を募集している所も少ないと思います。
私は、人数3~4人の小規模な設計事務所で経験を積みました。
大手設計事務所は大規模に公共施設や特殊に構造の建築物を主に設計し、デザイン的にも技術的にもハイレベルなものだと思います。
しかしハイレベルな上に、作業は分散化されてしまい、一つの物件を自分ひとりで行うことは不可能でしょう。
10人~15人の中規模設計事務所も大規模に近いものがあります。
しかし、『街を創る』という意味では、いろいろなプロジェクトがある分trueselfさんにはあっているかもしれませんね。

小規模事務所では超高層ビルや街全体をプロジェクトするような仕事はほとんど無いです。2~4人の人間ではとてもカバーできる仕事ではないからです。
小規模事務所の良いところは全てを自分で出来ることです。お施主さんとの打ち合わせ、行政機関等との打ち合わせ、確認申請業務、基本設計、実施設計、現場監理etc 
小規模事務所では、住宅はもちろん、マンションや公共施設、工場、店舗など、いろいろな建築物を手がけることが出来ます。
2~3年経験を積めば、一通りの事は身に付きます。(大変ですが....。)
設計士は図面を描くだけが仕事ではありませんし、独立を考えているのであれば小規模事務所で経験を積むことが最短ではないかと私は思います。
ちなみに、初任給ですが私の時代(現在36歳)で東京勤務で手取り18万円程度でした。
転職することは今後の生活や人生にも大きく関わります。よく考えて下さいね。
成功を願っています。
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