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毎月源泉徴収で税金を引かれている場合は、アルバイトでも、どのような雇用形態であろうとも確定申告は、しなくてもかまわないものなのでしょうか? 

A 回答 (2件)

ちがいます。


複数(2か所以上)から収入がある場合は、それぞれで源泉徴収をされていても、まとめた収入で確定申告をしなければなりません。この場合、ほとんど必ず追加して所得税を支払うことになります。所得が多くなるほど税率が上がるからです。これは個々の収入が少なくても、たとえ1万円でもしなくてはなりません。

雇用者が確定申告をする必要が出てくるのは、複数の収入があった場合であることが最も多いのです。また、アルバイトが脱税をする場合「複数の収入を確定申告しない」というのが最も覆いのです。

どこでアルバイトをしていたかなんて税務署はわからないじゃないか、バレるはずない。とお考えかもしれません。これが大甘なのです。

確かに、個人が複数のアルバイトや会社で働いているかどうかは税務署にはわかりません。ところがアルバイトを雇っている会社などはいろんな人を雇っていますから、少しいいかげんな会社であったりすると脱税をして摘発されることがあります。そうなると、その会社で雇われていた人の納税状況が必ずチェックされます。芋ヅル式に確定申告していないアルバイト員がバレてしまいます。

大企業でも小さな会社でもアルバイト先が将来脱税するかどうかなんてわかりませんよね。一旦個人の脱税がバレると大変なことになります。もし、あなたが会社に勤めていてその他にアルバイトをしていて確定申告していなかったとします。脱税がバレた時には、当然、本業の会社の納税状況に調査が及びますから、会社に脱税がバレます。脱税をしている社員を雇っておくほど会社は甘くありません。本業の会社もクビとなり、地獄を見ます。

そんな確率は低いだろう、とお思いでしょうが、個人の脱税が摘発されるのはこのパターンが多いのです。

この回答への補足

ご丁寧にありがとうございますm(__)m。ちなみに私は複数の会社や仕事はしていません。アルバイト一つだけなのですがこの場合の事を質問しています。一つの会社だけの勤務の場合はどうなのでしょうか?

補足日時:2007/10/04 21:26
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答えは給料が支給されている会社がひとつであれば、「構いません」です。


複数の場合は確定申告をする必要があります。

でもひとつの会社でも、アルバイトの方であればした方が良いでしょう。
源泉徴収により納入した税金に間違いがあれば、源泉徴収義務者(つまり会社)の責任になります。国税局は不足している場合にのみ、源泉徴収義務者に調査と訂正申告を求めてきます。
過去3年まで遡ります。
源泉徴収義務者、つまり会社は本人から出された年末調整の書類を再度調べるなどして正しい税額を計算し直します。
その結果、税務署からの指摘通りに間違いが発見されるのが常ですが、本人に負担を求めるなどして対処するのでしょう。

さて、源泉徴収の場合、税額が不足していれば会社(源泉徴収義務者)を通じて不足していた分を納めれば終わりです。
でも、何らかの理由で納税額が過剰だった場合、これは税務署(国税局)は教えてくれません。多い分には何も言って来ないのです。

通常、一つの会社から給料をもらって、年末調整まで行っている人であれば、医療費控除や寄付金控除などの要因がなければ年末調整の結果で完結して変動はないと思います。
しかし、アルバイトということは年末調整まではされていないのではないでしょうか?
どのような状態なのかわかりませんが、学生のちょっとしたアルバイトのようなことであれば、確定申告してみたら税額はゼロということもありえます。

質問の回答からすれば、ひとつの会社からの給料(アルバイト代)のみで、扶養家族の収入など隠していることさえなければ、確定申告をしなくても咎められることはありません。
しかし、ご自身の過剰な税負担を避けるためにも税務署で相談されるのが無難かと思います。

※年末調整の結果は源泉徴収義務者(会社)の責任です。不足額があっても不足額だけを納めれば良いのですが、確定申告は申告者本人の責任になります。故意・過失により納税不足額が発見された場合、加算税など本来納めるべき税額よりも多くを納めなければなりません。
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この回答へのお礼

ご丁寧にありがとうございます!たいへん参考になりました!m(__)m

お礼日時:2007/10/04 22:05

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