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座禅は、結跏趺坐とか半跏趺坐といった独特の座り方をしますが、どうしてあのような不自然な座り方をするのですか。最初は痛いが、馴れるとかえって長時間、安定した座りができるから?

A 回答 (1件)

私も長年定期的に坐禅(座禅でもいいですが、こちらの方が正式の漢字です。

)を組んでいますが、いつまでたっても体が堅く、痛くて仕方がありません。半跏趺坐すら中途半端にしかできません。(十分ひざの上まで足が上がりません。)

この間、ある坐禅会で、色々質問する機会があり、「どうしてこんな坐り方をするようになったのですか? 痛くならない方法はないのですか?」と聞きました。これに対して和尚さんが答えて曰く、「はじめはお釈迦さまがインドの菩提樹の下でこの坐り方で坐禅をされて悟りを開かれたからです。我々はそれを踏襲しているだけです。あなたの年(50代半ば)からでは、痛くならないようにしようたって、もう無理です。痛いのも修行の内と思うしかありませんね。」

坐禅の坐り方の基本に関しては色々なサイトがありますが、智光院というお寺の「坐禅します?」の中の「How to 坐禅」というページhttp://members.jcom.home.ne.jp/webchikoin/zazen_ … からページを進めると、3ページ目に、両ひざとおしりで三角形になり、安定して坐ることができる旨の説明がありますね。

私の亡父も昔、坐禅を組んでおり、和尚さんに「こういう坐り方をしないと坐禅を組んだことにはならないのですか?悟りは開けないのですか? では、足がない人はどうなるのですか?」(当時戦争からけがで足を切り落として帰ってきた兵隊さんが沢山いました。)という馬鹿な質問をしたそうです。すると和尚さんは答えられたそうです。「どうしてもこの坐り方が出来ないのなら、椅子に腰かけてもいいです。でも、出来ればこの坐り方が、一番安定していて坐禅をするのに便利なのです。」

実際、その後色々通った坐禅会場で、外国人などで、正座している人を見かけたこともありますし、前掲のサイトの3ページ目
http://members.jcom.home.ne.jp/webchikoin/zazen_ …
で正座やいすを使う場合の坐り方を教授しています。
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この回答へのお礼

健康法としての座禅を紹介した新聞記事によると、
「座禅→腹式呼吸→脳の神経の一つセロトニン神経を刺激→アルファ波という脳波→リラックス」
という次第だそうで、なるほどなるほど、しかし座禅の健康効果が腹式呼吸によるものなら、べつに窮屈な座り方をせずともいいのではないか、と思えてきての質問でした。
やはり一番安定した座り方なんですか。
でもあんな窮屈な座り方をしたら、血行不良で足に障害はでないのか。障害の出たのがダルマさんなんじゃないか、と愚考したりします。
ありがとうございました。すっきりしました。

お礼日時:2008/01/03 09:33

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