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転職して市場調査会社に入社しました。まだ一年経っていないのですが、
調査会社の実態を知り、理不尽な仕事に意義が感じられません。
皆さん、以下のような会社、どう思いますか?

・調査内容が嘘だらけ。顧客から出せない数字を出せと言われるので
 皆推計(ほとんどカン、捏造)で数字を作っている。
・調査も身分を偽ったり、アンケートをしつこく頼んだりで怪しまれる。
・調査の単価は下がっており顧客からの評価も微妙(たまに怒られる)。
・仕事を続けても結局嘘の数字を作るスキルしかつかない。
・皆ダラダラ残業し生産性も低い。もちろん残業代は出ない。

このような仕事を納得できないまま続けていくのはクライアントに対しても不誠実だし、
自分自身の意欲がものすごく低下しています。やはり転職したほうがいいんでしょうか?

それとも多くの会社でこのようなことは行われているんでしょうか?
ある程度顧客をだまして付加価値をつけていかないと会社はやっていけない
ものだと思いますか?でもこれは正直詐欺に近いと思います。

なぜこの業界の実態が問題にならないのか不思議なぐらいです…。
もっとまっとうな商売というのはできないものなのでしょうか?

何かアドバイスをお願いします!

A 回答 (3件)

ご質問の会社ではありませんが、同じ仕事などに従事したことがあります。



市場調査の種類により、捏造などは当然いけませんが、特に市場の元売など市場に電話で問い合わせても結構アバウトな面があるのは一部で事実で全てがそうではないので断言できない部分があります。

顧客を騙すというより、顧客のニーズに的確に応じているか、また市場調査をする内容などにおいてあらかじめ物理的に無理な要素があるのであれば「推計でよいか」等、ニーズを的確に把握する必要があると思います。

コンサルタント会社も同様の経験がありますが、会社により、しっかり事前にヒアリングを行わないと、双方が綿密に何を求めて何が目的なのかをつかむことが大前提かと思います。

たとえ調査のプロであっても、顧客が求めるニーズにも会社やターゲットにより差があるのは当然かと思います。また物理的に不可能なことであれば、その旨プロであるが故に事前に確認しないと信用問題に関わることが多いと思います。

市場のターゲットや範囲やエリア、またその他の「母集団」的なことに加え、目的に応じたニーズに応えることが前提かと思います。

PDCAということが昔から言われていますが、それにはR(リサーチ)が大切かと思います。

最近ではクライアントという言葉を使うことが多いと思いますが、それも大切ですがお客様ということがクライアントという言葉に置き換えった場合個人的な主観ですが、最も大切なことを見失いがちになると思います。事実、同様に関する依頼の調査内容などを拝見したことがあるのですが、調査方法は決して間違ってはいないものの、その後のプロジェクトにおいては全く意味がなくなってしまっているという場合があり、専門性が高い分野に限らず、飲食店の市場調査など、決していい加減ではありませんでしたが、その後何の役にも立たない結果となってしまったことがあります。その時は私は該当部署にはいなかったのですが、市場統計や調査内容は正確かと思いましたが「観点」が全く意味をなさないこともありました。

やはり、事前に顧客が求める目的や今後のプロジェクトなどの実態に応じた調査を行うには事前のコンセンサスやニーズを的確に把握しないとこのような結果になることも少なくはないと思います。

会社を非難や中傷するのではなく、目的に応じた視点からの手法ついても綿密に会社内部においても顧客に対しても詳細なヒアリングと理解が必要かと思います。

「民力」などの書籍で十分なこともあれば、システムを使い市場調査をする方法も以前からあると思います。

お互いの損失にならないよう注意が必要なのは勿論ですが、依頼があって業務がある以上は目的を的確に理解し、進捗に応じて顧客に中間報告などを行うことなどにより、よりニーズから乖離していくこともできるのではないでしょうか。
また、自社では「できない」という内容もあるかと思いますので、その場合などは捏造などにならないようにできないことや範囲などを確認することも大切かと思います。自分の失敗からの参考程度にでもなれば幸いです。
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この回答へのお礼

丁寧にご回答頂き本当にありがとうございます。顧客のニーズを確認して自分で調査企画をできるのには何年もかかりそうです。やはり別の道を考えたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2008/04/13 19:14

調査をする側(広告代理店など)・依頼する側と経験しています。



どう思うかというと、いい加減だなとは思うのですが、
そもそも、顧客から出せない数字を出せと無理難題を言われているのなら
多少の改ざんは仕方がないのではないでしょうか。
おそらく、ご勤務先が抱えている案件そのものや、顧客の質が低いのでしょう。
また、顧客もたいした調査料を支払っていない可能性もあります。
従って、ご勤務先だけを非難するのは早計と言えます。

「だます」という言葉を使っておられますが、
そもそも、調査の作業自体を全くせず、大嘘の報告書だけ作って渡しておしまい、
ということをしているのならまずいですが、
調査で上がった結果をどうまとめるか、の段階で
バカ正直に数字を積み上げておしまいというのはあまりやらないです。
何でかと言うと、場合によっては、顧客が期待する結果に導く必要があるためです。

顧客側としても、カネを払って調査を実施する以上、結果が出て欲しいという希望を持っているため、
期待はずれな結果が出たりすると、そこで怒っちゃったりするんですよ。
すごく正確に調査しても「ちゃんと調査しているのか」などと言いがかりをつけられ、
多少条件設定などを変更してやりなおすのですが、対象が変わっていなければ何度やっても結果は同じ。
それで「やっぱ同じでした」と結果を持って行くと、また怒る。
このままではらちがあかず、次のフェイズに進めないため、
泣く泣く数字を調整し、数字の読み方を変えて
「顧客が納得する結果に近い」状況まで持って行ったこともあります。
これも「改ざん」と言えば「改ざん」なんですが、上がった結果を前向きに受け止めず、
無理難題を言ったり気に入らないからと言ってごねたりする顧客も大いに問題でしょう。

調査結果を元手にプロジェクトを動かしたり、製品開発をしたりするので
調査とは、つまりはあらゆるプロジェクトのベースとなる作業です。
ですので、調査そのものが目的になってはならない訳です。
「プロジェクトを進めるための調査」と考えを置き換えてみれば、
その仕事の理由が見えてくるのかもしれませんが。
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この回答へのお礼

丁寧にご回答いただきありがとうございます。そんなこともあるのですね…、やはりこの仕事の意義について疑問が拭えそうにないので、別の道に進もうと思います。本当にありがとうございました。

お礼日時:2008/04/14 00:12

私は違う業界に属してますが、その業界に近い知人から似た話しを聞いたことがあります。

(ちゃんと調査してるのもあると思いますが…。)
質問者さんの書き込みを見てどこも一緒なんだと思いました。

全てがそうだとも思いませんが、大なり小なり似たようなことはあるんじゃないでしょうか。
程度問題として、デタラメばかりの会社だと困りますが、専門家が色々な情報を元に報告書を出してるので、素人よりは適格な分析が出せそうですが…

ただ、私がクライアントなら、そんな報告書を勘弁していただきたいですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。そうですよね…自分もクライアントなら絶対に嫌です。というか自分の業界のことなんだから、ちゃんと調査するかわからない調査会社に頼むより、自分で調査したほうがいいんじゃ?と思ってしまいます。ありがとうございました。

お礼日時:2008/04/13 23:28

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