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現在64才の父のことで相談させていただきます。
父と母は地元に住んでおり、私(娘・30代)は車で5時間ほど離れた都市で一人暮らしをしています。

父は3年前(61才の時)食道がんの診断を受け、食道を全摘出する手術を受けました。
その後は放射線、抗がん剤治療を定期的に受けては、PET-CTで検査して、
食道にあった癌が完治しないまでも、ほどほど共存のバランスも取れていて順調だったのですが、
この春に、肝臓への転移がわかり、本人も抗がん剤の影響か、または食道にあった癌が胃を圧迫するのか、
食事量が極端に激減し、急速な衰弱の一途を辿っている、ということを母から聞きました。
今では、放っておいたら一日中何も口にしないぐらいの勢いで、自主的に食品を摂取しようという姿勢がなく、
水分補給で精一杯な状態だというのです。
温度感覚も麻痺(?)している様子で、40℃以上ある湯でも「冷たい、水風呂だ」と言い、
更に湯の温度を上げようとしたり、浴室で倒れていたりと、日常生活にも若干支障を来している様子なのです。

治療に関しては、両親とも病院に対して不信感はなく、医師に任せるしかない、と思っているようです。
あまりに食事が摂れない場合は、医師からのすすめで点滴を受けに通院しています。
栄養が上手に摂れないことから、医師が入院も出来ることを話してくれたようですが、
父は断ったそうです。

私としましても、医師に任せたいという2人の判断を尊重したいと思いつつも、
このままでは、もう戻れないほどに身体機能が低下し、悪い結果に辿り着くのも時間の問題という気がしてなりません。

実家にはネットもないし、母の対応は食事でどうにかしてあげることしかできませんので、
前々から、私から母に、食事が摂れない状態での食事療法は限界があるので、
効果的な補助食品等を利用する事を薦めるなど、情報提供はしてきました。
今回母もやっとそういうものも利用する気になってくれたため、
フコイダン製品など、いくつか送ってあげる予定ではあります。
しかし父本人が、食べる事に非常に苦痛を感じており、今では生きる意欲さえ、感じられないと母は言います。
思考力そのものも、低下しているのかなという印象です。
ちょっと前までは、母なりに、生き甲斐に目を向けられるように、趣味にしていたものに連れ出したり、
食事や適度な運動を促してきたけれど、結局は、現在の状態に至ってしまっております。

ここで質問ですが、

このような状況の父に、周囲はどう接してあげたらいいのでしょうか。
私も離れて暮らしているとはいえ、母の精神的負担が心配で、電話やメールでちょくちょく声はかけていますが、
抗がん剤の副作用は、味覚や臭覚にも及び、辛さは尋常ではないと聞きます。
抗がん剤の辛さを踏まえた上で、父にも「一日かけてでも最低量は食べてね」とお願いして、
父もその時はわかったと云ってくれますが、実際はなかなか難しいようです。
父にも無理のないように身体機能を上げられて、
母の精神的負担をやわらげるには、
いま、何ができるのでしょうか。
このような経験をして、乗り切れた方がいましたら、是非お話を聞かせて頂きたいです。
宜しくお願い致します。

※長文・まとまりのない文章で申し訳ありません。

A 回答 (1件)

私本人が現在癌患者です。

暇つぶしと気晴らしで仕事の合間に回答しています。お辛いですね。よく分かります。

>抗がん剤の副作用は、味覚や臭覚にも及び、辛さは尋常ではないと聞きます。

はっきり言って尋常ではありません。私の場合、米粒のひとつひとつがまずい虫を食べているようです。ですから、

>抗がん剤の辛さを踏まえた上で、父にも「一日かけてでも最低量は食べてね」とお願いして、

とありますが、あなたのお気持ちを理解されているので、お父様も「わかったよ。」としか言いようがないのです。

あなたも毎日まずい生きたままの虫を食べる事を想像してみてください。簡単に「食べてね。」とは言えないはずです。

家族が見るとどんどん痩せてしまうので、どうしても食べ物を食べさせたがりますが、
私は食事を徹底的に減らして、最低限の点滴で過ごしたほうが、身体も気持ちもとっても「らく」でした。

しかも、体重が減れば、その分使う抗癌剤も減らしても良いのですよ。

また、癌は血中の糖質に結合して体中に運ばれ転移する場合があります。
ですから、糖質を食べる事=転移を増やすかも知れない不安、
癌に栄養を与えているような不安、むくみや痛みの原因になる不安など、食べ物の摂取は本当に身にも心にも辛いのです。

食べ物を食べると、これまた尋常ではないくらい内臓に負担がかかりますから、食事を減らす事を指導されたりもします。
断食法、断食治療などという言葉で検索すれば、たくさん出てくると思います。

抗癌剤が奏功する場合もありますし、他の治療法が奏功する場合もあるでしょう。

健康食品にお金をかけるくらいなら、免疫療法をご検討されてはいかがでしょうか。
免疫療法は、自分の免疫を培養して使うので副作用がほとんどありませんから、身体機能やQOLは飛躍的に向上します。
私は数ヶ月前までは入院で今にも死にそうな状態でした。
免疫療法にしてからは、転移した進行癌は完全に治りはしませんが、日常生活だけでは体力が余って困っているくらい元気です。

>母の精神的負担をやわらげるには

お父様、お母様への負担を和らげたいと思われるのでしたら、
「食べてね。」と言う事のような、言葉の負担などはやめるべきでしょう。
よく鬱病に頑張っては、骨折している患者に走ってと言っているようなものだという例えがされますが、癌患者にも同じです。

こういった場合は、あなたやご家族が、医師の助けも借りながら、
お父様ご自身が納得をして物を食べたり、点滴をしたり、入院したりできるように働きかけてあげるだけでじゅうぶんです。

その働きかけ方は、言葉で食べてと自分の希望を押しつけるのではなく、「なぜ栄養が必要か?」
=「栄養を摂る事で○○な状態になり、余命が伸びつ可能性もある」などといったように、
こうするとこうなるという根拠を提示して、しっかりと納得できるようにしてあげれば良いのです。

例えばお父様が気にされている事を引き合いに出してあげると良いです。
私の場合だと、栄養を摂れば今より眠れるようになると言われて点滴を許可しました。

すぐ入院とか言われても、家族の負担を考えれば断りたくもなります。どうせ死ぬなら少しでも家にいたいなんて考えたりもするのです。
ですから、自分が癌だという事自体ですら誰だって納得なんかできませんが、
それでも、どう説明してあげれば納得しやすくなるか、を考えてあげれば良いと思います。

いらない健康食品とかが親戚や友人から送られてくると、気持ちはわからないでもないのですが、
その分あなたが洋服でも買うとか、美味しい物でも食べるとか、旅行でも行った写真でも見せて欲しいと思います。

実際、癌患者から言わせれば、「できるだけ好きにさせて欲しい。」というのが本音の人もいますし、
入院先の病室の癌患者同士のほうが、家族より理解があったりして、話が合う場合もあったりします。

あまりにも辛い状態なので、患者ってわがままになってしまうものです。どうかこの患者のわがままをご理解ください。

少しでも今より良くなる事を心から祈っています^^
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この回答へのお礼

経験からの詳しいお話、感謝いたします。

>「食べてね。」と言う事のような、言葉の負担などはやめるべきでしょう。
>こうするとこうなるという根拠を提示して、しっかりと納得できるようにしてあげれば良いのです。

そうなんですよね。。。
本人に話す時は、「食べて」という直接的な表現は極力控えて、
食物の摂取というよりも、栄養摂取の重要性から何度か話しましたが、
本人にとってはどちらにせよ辛いのだと思います。

>免疫療法にしてからは、転移した進行癌は完全に治りはしませんが、
>日常生活だけでは体力が余って困っているくらい元気です。

このお言葉に救われる想いです。
私は医師から直接話を聞いていませんので、治療の詳しいところはわからないのですが、
たぶん、父は免疫治療は受けていないのでしょうね。
免疫治療について、医師に相談してみるよう母に話してみたいと思います。
断食療法についても、調べてみたいと思います。

>その分あなたが洋服でも買うとか、
>美味しい物でも食べるとか、旅行でも行った写真でも見せて欲しいと思います。

自分の父が、いかにも言いそうな言葉で、涙が出ます。
父も、今は考えるのも辛いのだろうとは思いますが、自分で病識を得るとか、
どうしたいんだ、という意思表示が全く無いもので・・・。

>どうせ死ぬなら少しでも家にいたいなんて考えたりもするのです。
>「できるだけ好きにさせて欲しい。」というのが本音

口には出しませんが、このような想いが本人の気持ちなのかなと思います。
元来、ずぅっとわがままな性格できた父なので、どこからが元々でどこからが病気からくるものなのか、
家族としては非常に判断が難しいところですが^^:

どちらにせよ、父ともっともっと一緒に居たい!というのが家族の想いですので、
一定の身体機能が取り戻せるまで、父の気持ちに寄り添いながら見守っていきたいと思います。

貴重な情報、経験談を本当にありがとうございました!

お礼日時:2009/06/12 20:46

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