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 資格取得のカテゴリーですが、資格取得が目的ではありません。興味本位です。

 私自身はガチガチの文系人間です。先日「技術士」というエンジニアの難関資格があると聞きました。

 がしかし、業務独占の資格ではないようで、ある一定レベル以上の技術(知識?)を持つことを証明する資格のように思うのですが、実際のところどういう資格なのでしょうか。

 私にはピンと来ないのですが、「技術士」だということは、凄いことなのでしょうか。(らしいですが) エンジニアなら、目指してみたいと思う資格でしょうか。

A 回答 (7件)

「技術士」は「技術士法」と言う法律に基づいた国家資格であり日本で唯一のエンジニアの国家資格です。


あまり、一般には知られていないようですが、難関資格であるようです。
「技術士」の称号を獲得することは、科学技術に関する高度な応用能力を備えていることを国から認定されるということになることだと思います。
下記ページに、受験生の生の声がのっていますので参考にしてみてください。

参考URL:http://www.yeahyeah.ne.jp/gizyutushi/syoukai.html
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2003/05/03 19:59

こんにちは。



技術士は、現場(実務)レベルの最高峰の資格です。学術レベルの最高峰が博士であり、それに対応して制定されたものですから、レベルの高さは自ずと知れると思います。

業務内容としては主に技術コンサルタントで、一定以上の規模の業務を行う場合にはかならず技術士を配置しないとならず、建築業界などでは不可欠の資格です。
実際には、電気、電子、水道、土木、情報など数多くの部門があるのですが、資格者は土木に集中しているようです。

この資格の特殊なところは、技術系の資格であるにもかかわらず実技試験がないというところで、全て論文で回答しなければなりません。

つまり、現場の経験とか長年のカンだけではとても合格できず、新たな問題に遭遇したときに解決の糸口を見つける能力とか顧客の立場でよりよいアドバイスや設計をできる能力とか、要は技術を需要に昇華することができる能力があるかどうか、幅広い見識があるかどうかを問われるものだと思います。

私も、実は、その下位資格である「技術士補」をねらっている人間ですが、技術系の人間にとっては夢のような資格(その割には知名度は非常に低い)ですね。
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この回答へのお礼

夢のような資格なのですか。知名度の低さに貢献していた私が言うのもなんですが、すごい資格な割には社会的気認知度が低いのは残念です。

「技術士補」応援しています。

お礼日時:2003/05/03 20:04

技術士というのは,かなり高度なレベル以上の技術を持つ者を国が保証する資格というか地位なんですネ。


よく,現場の技術者の「博士号」と言われたりしているようです。
結構,難関のようですヨ。
色々と分野が細分化されているようですが,残念ながら文科系のものはなかったと思います。
以上kawakawaでした
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この回答へのお礼

「博士号」所持者に勝るとも劣らない見識があるのが「技術士」なわけですか。難関ですね。

お礼日時:2003/05/03 20:07

試験は受けたことがないので「一般人」になりますが、結構その分野で仕事をしているものです。



「一級建築士」とか「宅建」とかは結構知られている資格の一種ですが、正直それとは比べ物にならないくらい難しいようです。
大卒「一級建築士」に必要な実務経験は2年ですが、技術士は7年だったと思います。
でも実際試験を受ける時、実務を7年もやっていたら忙しくて試験勉強の時間をどれだけ取れるかは難しいところだと思います。。。(試験勉強だけでどうにかなるものでもないでしょうが…(^-^;
また最近さらに難しくなったとか聞きます。

あまり回答になってなくてすみません。
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この回答へのお礼

「一級建築士」なら私も知っています。知名度と難関資格は必ずしも一致しないのですね。「技術士」覚えておきます。

お礼日時:2003/05/03 20:13

日本技術士会のホームページに詳しく書いてあります。



なお、技術士試験センター(下記)の統計情報を見ると、
分野によって合格率の差が大きいですね。

参考URL:http://www.engineer.or.jp/examination_center/ind …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2003/05/03 20:13

技術士は4年間の実務経験か建築士などの技術系資格を有した人が技術士補試験(1次試験)をうけ、さらに通算で7年間技術者としての修習をするか、技術士補として技術士業務の補助を行った人が2次試験の受験資格を得られます。

2次試験は各自の実務経験に基づいて「高度で専門的な科学技術の調査、研究、
分析などに関する応用」について受験者本人の経歴を論文試験で記述させ、今後おこりうる技術的な課題の解決能力があるかを判定します。合格率は15%程度ですが、受験申請書の段階で試験が始まっている(実務経歴を書くため)といわれています。経験を問う問題は毎年ほぼ同じ(「あなたの経験した業務に関し技術士としてふさわしいものをあげ詳述せよ」という問題)で、試験委員は各業界の、技術分野の研究者、実務者があたっており彼らを納得させるだけの応用力があることを答案に書かなければなりません。
 司法試験や会計士、医師の試験と異なる点は「長期の実務経歴を問われる(中堅以上のプロフェッショナルであることを必要とする)」「実務経歴は受験者ごとに異なるため同じ答案(模範解答)は存在しない」点にあるため、技術分野では「研究者として最高の称号として博士号が、実務者として最高の称号としてには技術士が与えられる」といわれています。

しかしながら他の士業(社労士、税理士など)と異なって業務独占の資格ではないため、一般にはポピュラーな資格とは言えず、国土交通省が建設関連業者の技術力の評価に多用しているため合格者は土木分野の会社所属の技術者に偏っています。
 土木分野以外では、その技術分野の専門家(たとえばプラスチック成型とか潤滑のプロとか、電子製品の小型化のプロとか)として独立して各企業にコンサルタントとして指導されている方、企業内の技術部長として後進の指導や企業としての技術的決定に関与されている方が半々です。個人開業の方にとっては自分の腕を公的に証明してくれる唯一の資格なので必須といえます。また専門家として公的機関の仕事をもらうためにも必要です。
 製品や設備の事故時の科学的鑑定をしたり、海外技術協力を行う専門家もいます。
 技術士制度2年前に大変更がありましたが、変更前は企業や官庁から独立した職業人としての技術コンサルタントとして位置づけ、高い倫理性を求めることで中立的な立場で技術的問題の判断ができる者でした。
 アメリカのPEの場合、建築設計は業者が行いますが設計が適切かどうかは個人のPEがチェックし個人として設計書にサインすることでその品質が保たれます。市町村にいる技術者だけでは高度な設計の内容について審査しきれないためにPEを活用しているわけです。高度な倫理性を要求される反面、手抜き設計の場合は個人的に厳しく責任を問われます。
 私個人は、原発や環境、航空宇宙、交通機関などモラルを厳しく問われる高度な技術には、それを運用する組織から離れて中立的に高度な技術を判断できる専門家がチェックできる仕組みが必要と考えています。
 しかしながら2年前の制度改訂で、「組織内の中間技術者の目指すべき資格(技術者の共通一次試験)」として裾野拡大を図る方向付けがされたので、国や企業には都合の良い方向に向かっていると感じます。
 あまりに知られていない資格なので「まず裾野を拡大してから発言力を増して」という方向性も間違いではないと思いますが、、、。
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この回答へのお礼

詳しいお答えをありがとうございます。
「長期の実務経歴を問われる(中堅以上のプロフェッショナルであることを必要とする)」ことが技術士の本質なのでしょうか。ノーベル賞を受賞した田中さんが技術士だったら、知名度も格段に上がったかも知れませんね。

お礼日時:2003/05/03 20:19

技術士の知名度が低いのは理系資格だからというただそれだけの理由です。

理系資格は文系資格(公認会計士、税理士、社会保険労務士などなど)と違い、一般の専門学校で取り扱っていません。一般の専門学校で取り扱っていれば、嫌でも広告などで目にしますし、リクルートの各雑誌などでも「この資格が狙い目!」といった触れ込みで宣伝されます。

理系の国家資格には難関なものとして他にも、第一種電気主任技術者、第一種伝送交換主任技術者、第一級陸上無線技術士など色々とあります。どれも一筋縄ではいかないものばかりですが、「普通の人は取りたくても取れないし、そもそも取りたいとも思わない」ので話題にならない傾向があります。知名度が低いということは「誰も寄せつけないほどの難関」の証とも言えそうです。資格に詳しい人に聞けば、間違いなく理系資格の最難関は技術士だと答えるでしょう。

実際には論述が中心となります。出題形式は至ってシンプルで「SCMという技術について論述しなさい」といった問題が出題されます。SCMがなにかを知らなければ話になりませんが、ただ知っているだけではだめなのです。SCMが誕生した背景から今後の関連技術動向に及ぶまで短時間で長い論文を書かなければなりません。弁理士や税理士などの国家資格と違い、模範論文のようなものが存在しない点もこの資格試験の特徴です。
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