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実務翻訳の表記についておたずねします。

分野やクライアントの要望により異なるかと思いますが、
ひょっとして、実務翻訳で一般的に使われている表記ルールというのが存在するのかなと思い、質問したいと思います。

本文中にある外国人の人名や雑誌名に関しては、どのような表記ルールに従うのが一般的なのでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

返事が遅くなりました。



>実務翻訳においてもやはりユニバーサルルールは存在せず、クライアント(もしくは中間業者)指定のルールに従うという考え方でよいということでしょうか?

お客さんがあっての話で、読み手を想定して翻訳します。学術論文であっても、一般の方が目を通す場合は、簡単な解説を入れておくこともあります。

末端でどんな人が読んでいるのか、分からないことも多いものですが、こちらが期待しているよりも、はるかに低いレベルも人もいます。逆に、レベルの上のものに対して、そのボイントは、固有名詞の訳の当て方かもしれません。

>外国人名はそのまま英文表記、雑誌名は括弧をつけず大文字のイタリック体で表現されていました。

私の依頼主で、迷ったりする時は、英語のままにしておいてください、へんに訳すとわかりにくくなる、と言われたこともあります。それが正解かもしれませんが、実際に、そのまま、出して良いかどうかは、また別問題です。常識的なものがあるし、読み手あっての話です。

詳しくは書けませんが、最初に、その業界のことを知らないままに、植物の一般的な名で翻訳を書いたら、見事に違っていました。

本格的な医学翻訳はしませんが、その周辺のものは扱います。私は、昔、初めて、大きな医学学会に参加してことがあったのですが、英語の訳語を、その会場で決議を取っていたのです。これでは、勝手な訳など当てたら、目も当てられませんね。

うまい翻訳よりも、正確な翻訳ということでしょう。
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この回答へのお礼

詳しい説明ありがとうございます。
説明内容に納得であり、同感です。

お礼日時:2010/01/28 05:51

こんにちは。



通常は、直接、クライアントに渡るよりも、業者さんが通ることも多いかと思いますが、外国人名や雑誌名は、出来る限り、インターネットで、どちらが多いか、それを書いている人が、どういう人かによって判断します。正確な読みでは間違いのものもありますが、業界用語として通用しているものもあります。もし、それがないときには、三省堂の固有名詞辞典(古くなってしまいました)で調べて、それに近いもので合わせます。人名は必ずしも英語読みではなく、その国の読みに従います。例えば、Michelは、マイケル, ミッシェル,ミッへル なのか……。

#1さんの共同通信社『記者ハンドブック』は、以前は参考にしていましたが、泥縄でも、それで探しているのは追いつかなってしまいました。それに、新聞の記事を書くのではないので、私の求めているものとは違うなって思うこともしばしばありました。

結局、相手先の編集や校正の担当の方に見ていただかないと、なんと言っていいか分かりません。ともかく、送り仮名にしても、固有名詞にしても「語のゆらぎ」が一番悪いと思っています。今は、電子納品ですから、「語のゆらぎ」があると、置換で残ったりすると、相手の方に面倒をかけてしまいます。

ジャストシステムの校正ツールの"Just Right"などは良いだろうな、とは思ってはいたものの、すでにWordで校正で満足してしまうと、それ以上の経費を今のところ考えていません。『記者ハンドブック』のオプションもあるようです。

なお、私の場合、表記ルールは、納入先からA4数枚を渡されました。固有名詞ではなく、本当の表記ルールです。数字は半角で入れるとかです。一旦、ベタで書いて終わってから、そのルール要件でチェックするしかありません。

この回答への補足

お忙しいところ、詳しい説明をありがとうございます。

私が出版翻訳をやっていたときは、そこの編集の方が日経のハンドブックを参考にされていたので、それに沿っていました。その前は、NHKのハンドブックを利用していました。

表記ルールに関しては、「何を準拠するか」によるものだと理解しており、絶対的なものはないというのが私の理解でした。英語の論文でも、私の勉強した分野はAPA方式に従っていましたが、他の分野には他の方式があると思います。

ところが、ある有名な翻訳学校の先生によるあるトライアル課題の講評の中で「雑誌や人名の書き方も知らない?」とあり、実務翻訳ではユニバーサルなルールがあるのかなと思った次第です。ちなみに、その先生の訳は外国人名はそのまま英文表記、雑誌名は括弧をつけず大文字のイタリック体で表現されていました。具体的にはNatureという雑誌の表記です。ウェブサイトを調べると、本家本元ではすべて小文字表記してあります。

お見受けしたところ、Wendy02さんは実務翻訳のお仕事をされているようですが、実務翻訳においてもやはりユニバーサルルールは存在せず、クライアント(もしくは中間業者)指定のルールに従うという考え方でよいということでしょうか?

補足日時:2010/01/23 12:30
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朝日新聞社の「朝日新聞の用語の手引」もあります。

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日本新聞協会「新聞用語集」


共同通信社「記者ハンドブック」
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