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現在、4月から開講する通学の翻訳スクール(英語)に行こうと考えていますが、学校選びで悩んでいます。翻訳学校に通うのは初めてで、先日、名古屋市内にある通訳翻訳スクール2校の体験授業を受けました。

一つは大手の学校で、コースも豊富。授業内容も緊張感があり厳しい印象。受講したコースは「このレベルでは、訳後の表現の良し悪しについての議論はその後で、まず誤訳をなくすこと、英語の理解スピードを上げることが目的」とのことで、その説明にとても納得できましたが、一方で厳しそう…という印象あり。

もう一つも全国にある学校ですが、名古屋校は小規模。通常はディスカッション形式で、他の生徒さんと意見交換をしながら進んでいく。講師はその学校の卒業生で、現在産業翻訳の仕事をされている方。先の学校と較べるとアットホームな感じ。

今回、仕事との両立になるので、あまりに厳しいとついていけなさそう、という不安があります。かといって、翻訳の仕事は厳しい世界だと思うので、厳しい授業の方がきちんとしたスキルを身につけらそうな気もしています。ということで、どちらの学校が自分にとってよいのかが分からなくなっています。

ちなみに自分の英語のレベルは、TOEICが850で、2年の海外生活経験がありますが英字新聞を辞書をひきひき読める程度です。帰国してから半年以上も経つので、英語力の低下もあり焦りを感じています。今後長く続けられるお仕事として翻訳(産業翻訳)をどうしてもやりたいと思っています。

結局決めるのは本人次第だとは分かりながら、お金も時間もかかることなので、どなたか翻訳の学習経験のある方のアドバイスをいただきたいと思い投稿しました。長くなってしまいましたが、どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

週に1度のペースで通えるような翻訳学校で、最上級のコースまでを修了し、講師が個人でやっている教室にも通った経験があります。

現在は「産業」ではありませんが、希望していた分野で翻訳の仕事をしています。結論から言うと、個々の組織や講師によっての評判はいろいろありますが、一概に「こういうシステムの学校のほうがおすすめ」というものはありません。

ただ、とかく生徒が陥りやすい錯覚として、「上級コースを修了すれば仕事がもらえる」ということがあります。学校に限らず、講師と名の付く人の多くが、仕事を保障するようなことを言いますが、実際にはそんなことはありません。

ここで私が言いたいのは何かというと、結局、期待していた仕事が得られず「挫折」する人が多いということです。逆に言えば「仕事の紹介はなくて当たり前。スキルが身につけば、仕事は自分で探せる」という心意気で挑めば、どこのどんな授業も有効ですし、挫折する可能性も少なくなります。

さて、前置きが長くなりましたが、授業形式で翻訳を学ぶ最大のメリットは(1)講師とのつながりができることと、(2)生徒とのつながりができることです。

(1)は講師を通じて業界の裏事情を教えてもらうことができたり、講師のもとに来る仕事を手伝うチャンスが巡ってくるところに利点があります。したがって、講師の実績を調べて、自分の進みたい分野で活躍し、好みに合う訳文を作る講師に就く、というのが選ぶ基準になります。

(2)については、とにかく楽しい仲間と授業を続けるのに役立ちますし、その仲間がやがて巣立っていったときに、仕事を紹介し合うことができます。ただし、一度や二度、顔を合わせた程度では楽しい仲間になり得るかどうかが分かりません。ダメ元で、初級の授業を短期間受けてみるしかありません。

尚、厳しい厳しくないは、あまり関係ないと思います。厳しい授業でも先生や生徒の人柄のおかげで居心地がよくなることは多々ありますし、やっていることは簡単でも先生や生徒が陰険だということもあり得ます。

とにかく、試しにどちらかを受講してみてはどうでしょう。生徒さんとの情報交換を通じて、いろいろな学校の様子も見えてくるかもしれませんしね。

尚、文章は「慣れ」ですから、課題をこなしているうちに、原文の理解力も訳文の作成能力も、いくらでもアップすると思いますよ。ブランクゆえに焦ることはないです。逆に、「自分には能力が備わっていたはずだ」という錯覚に惑わされないほうがいいでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。翻訳のお仕事をされているということで羨ましい限りです。(1)については、そういう観点を知らなかったので、目からウロコです。なるほど!そういう面からも情報を得てみようと思います。(2)についてもやはり大事ですね。体験授業に参加した時も生徒さんと少し話をしたのですが、やはり同じ目標をもつ方といい雰囲気で授業ができると、共にモチベーションもあがるのでしょうね。
厳しい厳しくないはあまり関係ないのですね。とにかく自分の中で学校を決めて、来月からスタートしようと思います。成果を学校のせいにしないで、ゆくゆくはお仕事がゲットできるように自分なりにがんばろうと思います。

お礼日時:2006/03/21 11:52

他の地方の他の学校ですが、通学したことがあります。


自分はTOEIC730点前後だから質問者さんよりレベルがずっと低くて、英語力そのものがまだ不足しているんですが。
850あるならいいですね。
英語基礎力があるなら、あとは翻訳の練習をすれば良いので・・・・
クラスメートを見ていたら、英語を仕事でけっこう使っているようなそれなりの英語力がある方も、「翻訳」というとまた別のお勉強だったようです。


No.1さんのおっしゃる通りだと思います。

で、ちょっと気になったのは、

●まず誤訳をなくすこと、英語の理解スピードを上げること

誤訳をできるだけなくし、読解スピードを上げるのは基本です。
要求される技術自体はどこの学校を出ても、あるいは学校に通わない独学の人でも関係なくて、仕事になったら同じです。
アットホームであれ厳しそうであれ、目指すところは同じはず・・・・。
もし違うんだったらそこはチェックすべきポイントだと思いますが。


●仕事との両立になるので、あまりに厳しいとついていけなさそう

質問者さんは副業として翻訳をやりたいのではなくて、今のお仕事を辞めて翻訳業に専念なさるご予定なのでしょうか。
それとも、本業を変えて本業の量を軽減して、翻訳をプラスするとか?
学習時点で仕事との両立が困難だったら、翻訳仕事をコンスタントに得ながら本業もやる、というのは尚更きつくなると思います。
宿題の量より、実際の仕事で回される書類のほうが多いだろうから。

私はそれ以前のハナシなんですけどね・・・。
がんばってください。

参考URL:http://www.alc.co.jp/eng/hontsu/enquete/0101.html
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。恥ずかしながら、ゆくゆくは翻訳を本業としたいです。企業内翻訳などで実績を積んで、ひとり立ちできればと望んでいます。もちろん、それまではしっかりと学習をしながら同時に仕事も、という状態になるので、大変なのはある程度は覚悟しないとダメですね。まずはとにかくやってみる、という気持ちの後押しとなりました。ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/21 12:13

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