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精神科看護の魅力とは

現在、准看護師で一般科(整形外科、消化器内科混合病棟)に勤務しています。
今後もあと数十年、働く事を考え、
進学して正看の資格をとることにしました。
しかし、経済的な事もあり、学費が出せません。
そこで学費(入学金、教科書、白衣代含)全てを奨学金として貸与してくれる学校を選びました。
勿論、御礼奉公つきです。
その病院は精神科の単科病院なのですが、今まで縁がなく
不安ばかりが先にたってしまいます。
周囲にも実際を知る者もおらず、皆あまりいい顔をしません。
でも、それは知らないからだとも思うのです。
一番困ったのは、家族があまり良い顔をしていないことです…
これから、2年、勉強がしんどいのは覚悟のうえですが、
さすがに家族の理解が得られないのはきついです。
精神科看護の魅力について、視点の違う意見が聞きたいのです。

A 回答 (2件)

とりあえず、御家族を説得する方法としては、あまり社会的ネガティブな話題は出さずに、いわゆる鬱病などに用いられる表現を使う事で


印象を変えるという方法もありますよね。
「心が風邪をひいた方々の援助をしたい」…とか。

実際に御家族は何を危惧されているのでしょうか?
私の親もどちらかと言えばそっち方面に理解の無い人間でした。
「そんなキチガイの大勢いる職場なのか?」とか、平気で言いましたから…(ーー゛)
でも、心配はしているけど反対まではしていないのかな?
もしそうなら、質問者様のやる気次第(前向き度を示す)で、どうにでもカバーできると思いますが。

私自身、単科ではありませんが精神科病棟を新卒時からトータル8年経験しました。
最近は細分化されて来ましたが、若い統合失調症や躁鬱ばかりでなく、認知症の老人も大勢いました。
その辺をアピールするのもいいかもしれませんよね。

とはいえ、私の経験上、常識や一般論が通用しないのが精神科です。
一般科と違って、患者さん個人で同じ病名でもその症状や経過は違ってきます。
個人的には、精神科においてはクリニカルパスはあって無いようなものだと思っています。
単純に幻聴一つ取ってみても程度が違いますからね。

成功を祈ります。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなって申し訳ありませんでした。
ありがとうございました。

家族が一番心配に思っている点は、事故が起こらないか・・・
平たく言えば危害を加えられるのではないか
ということです。
やはり、マスコミによる報道のされかたというものは
そういった部分を大きく取り上げるようなところがありますから
それだけを見れば、そう思ってしまうのかもしれません。

私もそこの部分をどうやって説明しようかと
考えていましたが、
仰る通り、認知症病棟もあり、一口に統合失調症といっても
症状も様々でありますし
外科のように視覚的にわかりやすいものではないけれども
心という人間にとって大事なところが風邪をひいてしまった。
怪我をしてしまった。病気になってしまった・・・
という伝え方もありますね。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/02/28 20:27

精神科の看護師です。



まず世間一般が精神科に対して抱いているマイナスのイメージは、マスコミなどの影響によるものも多いと思います。
しかし、マスコミというのは、珍しいことや特殊なことを報道する面も持っています。
実際、健常者が事件を起す確率と精神疾患患者が事件を起す確率とをみると、健常者の方が3~4倍高い確率で事件を起します。

次に、精神科看護の魅力ですが・・・。
保助看法上、看護師が行う業務は大きくわけて二つです。診療の補助と褥婦または傷病者の療養上の世話。
このうち、診療の補助は医師の指示を必要とします。しかし、療養上の世話(日常生活の援助)は医師の指示を必要としません。
例えば、理学療法士がリハをしたり、薬剤師が調剤をするのには医師の指示を必要とします。
しかし看護師が行う療養上の世話の部分は、医師の指示を必要としない看護独自の部分です。
そして准看の学校でも習ったと思いますが、看護は医学の下請けなどではなく、独自の(と書くと御幣があるかもしれませんが)認識をもった学問です。

さて、精神科の場合、この医師の指示を必要とする診療の補助の部分が、他科に比べて少ないと思います。逆に言えば、看護が独自性を発揮できる療養上の世話の部分が大きいと思います。
そしてこれこそが、精神科看護の魅力だと私は思います。
ただ、こういう話は、プロの看護師にはわかってもらいやすいのですが(質問者さんも免許を持ったプロなのでわかってもらえると思いますが)、一般の方にはなかなかわかってもらいずらい部分かもしれません。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなって申し訳ありませんでした。
丁寧な回答ありがとうございました。
私自身がまず、精神科ということに特殊なものであるという
意識を持ちすぎてしまっているのではないか、、、、
と思いました。反省しなければいけませんね。
看護師になりたいと思った当時の気持ちを思い出しました。
今は、時間に追われた業務中心の看護で
療養上の世話にあたる看護はほとんどでいていないのが実際です。
ともすれば、
助手さんにまかせっきりになってしまわざるを得ない状態でもあります。
私自身がしっかりとした意識を持つようになれば
家族も理解を示してくれると思います。
甘い考えかもしれませんが、子ども達を育てながら学校へ通うには
やはり家族の協力がなくしては行けませんので・・・・

ありがとうございました。

お礼日時:2010/02/28 20:19

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