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いつもお世話になります。

今回はファイナンス・リース取引についての質問です。
取引契約時にリース物件の借り手側が計上する
「リース資産」「リース負債」の金額ですが、
簿記1級テキストでは以下の通りの説明です。

1)リース物件の貸し手側の購入価額等が
 判っている場合

○所有権移転ファイナンス・リース取引
→「貸し手の購入価額等」

○所有権移転外ファイナンス・リース取引
→「貸し手の購入価額等」か
 「リース料総額の割引現在価値」の低いほうの額

2)リース物件の貸し手側の購入価額等が
 判らない場合

○所有権移転ファイナンス・リース取引
 所有権移転外ファイナンス・リース取引共に
→「見積現金購入価額」か
 「リース料総額の割引現在価値」の低いほうの額

とありますが、
判らないのは
→「貸し手の購入価額等」か
 「リース料総額の割引現在価値」の低い額のほう
 です。
貸し手の購入価額等が判明しているのですから、
リース料総額と合わせて、貸し手の計算利子率がわかりますよね。
そして割引現在価値を求める割引率は当然、計算利子率をもちいます。
だとしたら、常に
「リース料総額の割引現在価値」=「貸し手の購入価額等」とならなければ
ならないはずです。

つまり貸し手の購入価額等が判明している状況下では
「低い額のほう」もあったもんじゃないと思うのですが。。。

同じことは
「見積現金購入価額」か
「リース料総額の割引現在価値」の低い額
の選択でもいえるのでは。
と思います。

どちらかが低い場合というのはどういう状況なのでしょう。

A 回答 (2件)

割引率(自社側) ≠ 計算利子率(貸手側)ですよ?


自社の借入利率などから算定される割引率と、リース会社の運用計画などから算定される計算利子率は当然に違いますので、貸し手の購入額プラス計算利子率のリース料総額と、そこから割引率を用いて算出する割引現在価値も当然に違います。
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この回答へのお礼

何度も恐れ入ります。
TACの一級簿記テキストでは
リース料に占める利息相当額の算定には
「貸し手の計算利子率、もしくは借り手の追加借入利子率を用いる」との記述があるのです。

以下、リース取引の判定基準に関する注釈です。
(注1)「リース料総額の現在価値」とは、
リース料総額を適当な割引率で割り引いた金額を言う。
現在化地理算定に用いる割引率(借り手の場合)は、
借り手が貸し手の計算利子率を知り得る場合には「貸し手の計算利子率」とし、
知りえない場合には、「貸し手の追加借入に適用されると合理的に見積もられた利率
(追加借入利子率)とする。

また、借り手のリース料支払時の仕訳に関する注釈(全文)です。
(注2)利息相当額の算定に使用する一定の利率は、リース料総額の現在価値がリース取引開始時におけるリース資産およびリース債務の計上価額と等しくなる利率として求められる。

従って、リース資産およびリース債務の計上価額を決定する際に
(1)リース料総額の現在価値をもって
リース資産およびリース債務の計上価額とした場合には
リース料総額の現在価値を算定する際に「使用した」
「貸し手の計算利子率」または
「追加借入利子率」をそのまま使用する。
(2)貸し手の購入価額等または見積現金購入価額をもって
リース資産およびリース債務の計上価額とした場合には
上記の条件を満たす利率を別に算定しておく必要がある。

このような記述に混乱しております。
理解力のない私にもうちょっと付き合ってやってもよいとお考えでしたら、
上記の記述についてご意見をいただきたく、
御礼とともにお願い申し上げます。

お礼日時:2010/12/20 04:52

>>>そして割引現在価値を求める割引率は当然、計算利子率をもちいます。


割引率の算定は、調達資金コスト(自己資本や借入のコスト)から算定されるのでリース会社の計算利子率とは違いますよ。
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この回答へのお礼

ご回答いただき、本当にありがとうございます!
御礼が遅くなりまして、大変失礼しました。

まず私の質問が悪いのが問題と思うのですが。。
貸手はリース物件の購入価額(多少+α)に
計算利子率を用いてリース料総額を算定しますよね
(合っているでしょうか)。
それを逆算する=リース料総額を計算利子率でもって
現在価値にしていく。つまり元々の購入価額となってしまうのでは
と思ったのです。
御礼を兼ねて補足をさせていただきました。

お礼日時:2010/12/18 04:15

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