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簿記2級問題 減価償却について

以下の問題で直説法じゃなくて間接法を使うという判断はどの辺で判断するのでしょうか?

とおるゼミ2級 日商簿記 商業 改訂二版6-5 問題1です。

次の一連の取引について示しなさい。

1.×7年4月1日  備品1,000,000を購入し、代金は小切手を振り出して支払った。

2.×8年3月31日 決算となったので、定額法(残存価格は取得原価の10%、耐用年数9年)により減価償         却を行う。

3.×8年6月30日 この備品を¥450,000で売却し、代金は現金で受け取った。

解答

   借方                 貸方
1.備品 1,000,000         当座預金 1,000,000

2.減価償却費 100,000       減価償却累計額 100,000

3.減価償却費 25,000        備品   1,000,000
 備品減価償却累計額 100,000
 現金 450,000
 備品売却損 425,000

以上です。3級の知識も???状態で知識がない分、とんでもないことを聞いているかもしれませんが、よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

やり方自体は大丈夫ですか?


減価償却費は間接法でやるものと決まっています。
なので指示がなければ(直接法でやるという指示は見たことありませんが)間接法でやります。

直接法でやってしまうと、例えば今回の期末の備品は90万という評価ですよね。
これだと90万円の安い備品を買ってきたのか、最初は100万だったけど減価償却費によって価値が10万下がったのかどちらか区別がつかないのです。
90万と100万程度ならまだしも、年度が進んだら10万円と100万円を比べるなんて事にもなります。
10万の安いものを買ってきたのか、100万の高級品を買ってずっと使っていたのかだと意味することは全く違ってきます。
そういう状況を見ただけで分かるように減価償却費は間接法でやるという規定があるのです。
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この回答へのお礼

実はやり方も、もわ~とした感じでした。
大変理解し易いご回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/09/09 17:48

減価償却は原則として間接法で処理します。



理由としては、

(1)未償却残高を明確にするため、すなわち、前期の貸借対照表と当期の貸借対照表の減価償却累計額の変遷から、あと何年で固定資産が除却され、再び同種の固定資産が再購入されるのかを、投資家に予想させるため

(2)減価償却計算は見積もり計算のため、実際に固定資産の価値が厳密にいくら減価したかは、不明であること(簡便的に耐用年数などで定額償却を行います)
このため、実際の取得原価から見積額を直接控除することは、変ですね

この二つの理由から、試験では、特に指示のない限り、間接法で処理します。


また、その指示は、仕分けには反映されません。
問題文の最後のほうに 「減価償却は直説法で記帳すること」と明記されます。
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この回答へのお礼

丁寧にご回答いただきましてありがとうございました。
ベストアンサーにお2人選ばせていただきたい気持ちです。
悩んだ末、早くご回答いただいた方ということで・・申し訳ございません。

お礼日時:2010/09/09 17:53

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