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現在新築中で、もうすぐ配線工事にかかろうかという段階です。

うちは2世帯でキッチンも2つあるため、電気契約を80Aで
契約の予定です。
(間取り的要件から電力会社との1戸2契約は無理でした)
そのため、ブレーカー容量も80Aだと思っていたのですが、

先日、現場で電気屋さんと打ち合わせをしたところ、
「取り付けるのは40Aのブレーカーだけども、
電線は3本線入って来ており、100Vが2系統とれるので
40A+40Aで80Aまで使えます」
という説明でした。

確かに80Aまで使えるのは分かりますが、それだと、
片方の系統にかかる最高は40Aのみで、おおむね4000W、
(起動時電流を考えるともう少し減りますよね?)

上下階で、別々の世帯が生活するのに、
このコンセントはどっち側の回路かということを気にしながら使ったりと
いうことになりそうですし、なにより上下階でエアコンと電子レンジの同時使用は
ありえる事ですので、せっかく80A契約なのに、すぐにブレーカーが
落ちそうな気がするのです。

 ハウスメーカーの担当者立ち会いの下、プロの電気屋さんが言うことですし、
一般的な取り扱いかもしれないのですが、みなさんのお宅ではどうなんでしょうか?
また、本当に80A契約で40Aブレーカーが一般的なんでしょうか?

 またその道の専門の方のご意見もお聞かせ頂ければ大変助かります。
また私自身、電気的な知識が未熟ですので、先述の技術的な理解が間違って
いましたらご指摘お願いいたします。

よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

こちらは中電管轄ですけど、


先日契約のことを聞いたら60Aの上は100Aだとのことでした。
ブレーカーの位置が三本線のところであれば電気屋さんのいう通りで良いと思います。
その下に各配線毎にブレーカーを入れますので、問題はないと思いますよ。
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この回答へのお礼

レスありがとうございます。
当方の電力会社のHPを見たところ、60A以上は
お客様のご用意したブレーカー容量での契約と書かれていました。
先日、電気屋さんに確認した所、60Aの上は80Aだとの事です。

 

お礼日時:2003/09/02 21:58

> 100Vが2系統とれるので40A+40Aで80Aまで…



60Aを超えるとこのような契約方法になる電力会社が多いようです。「単相三線式」といい、上記のとおりです。確かに、二つの系統に仲良く半分ずつ流れるなら、80Aまで使えます。

この「仲良く半分ずつ」というのがくせ者で、現実には、均等に流れることはまずありません。その不平衡の許容限を、関連法規では40%と定めています。つまり、80Aの契約であれば、48Aと32Aの組合せまで許されます。しかし、40Aのブレーカは、一線が40Aで作動しますから、片側48Aを流すことは事実上できません。質問者さんもご指摘のとおり、住宅の電気使用は千差万別ですから、とても仲良く半分ずつなどあり得ません。40A+30A合計で70Aも使えればよいほうと考える必要があります。

> 起動時電流を考えるともう少し減り…

ブレーカは、起動電流のような短時間負荷には動作しないように造られていますので、このご心配はいりません。というより、最近の家電品はほとんどインバータ化されているので、起動電流を気にする必要がありません。

ご期待に添わない回答ですが、電気工事を職とする者の一人として、この制度には疑念を抱いております。
公正取引委員会等へ訴えるなどすると、何らかの解決手段が見えるのかも知れませんが、これまでそのようなことを実行に移した者がいないことは残念です。
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この回答へのお礼

専門的なご回答ありがとうございました。
大変勉強になります。


>関連法規では40%と定めています
これは一系統の電気使用量は0Aで、
もう一系統の電気使用量は30Aなどのような不均衡も
だめなのでしょうか?

 それと、これは我が家の特殊事情ですが、
2Fの電気使用量を把握するたに電気計量計を設置する
ため、
一次側⇒1階のブレーカー⇒2階のブレーカー
というように接続します。
そのため、3線式で取れる2系統のうち、1系統を1階
もう1系統を2階用とはできないのですが、
この場合、使用する家電品の消費電力を調べて
どの回路につないでもらうか電気屋さんに指示したほうが
いいのでしょうか?
それとも、特に心配することなく各世帯おおむね30~40A
使えると考え安心していいでしょうか?
 現在は1世帯で40Aでブレーカーは落ちることのない
生活です。

お礼日時:2003/09/02 22:14

うちも新築中です(^o^)



以前の家ではキッチン2つで、1階と2階で二世帯同居していましたが
50Aでした。
2階の我が家のほうが電気の使用量が多いのか、配線が悪いのか、2階の洗面所で
ドライヤーをかける時は、気をつかいました。
電気ポットと、電気カーペットを止めないと、炊飯器でごはんを炊いている時など
ドライヤーをあてて数分で、2階のブレーカーが落ちていました。
うちの場合は、もう解体しちゃったのでわかりませんが、1階と2階で
ブレーカーが分かれていたような・・・
つまり2階が落ちても、1階は問題なく電気がついていました。
部屋ごとの配線にもよるようで、自分の部屋でドライヤーをかければ
炊飯器とポットと電気カーペットが動いていても平気だったり・・・
詳しくはないのですが、そんな感じでした。

仮住まい先は30Aで一世帯で住んでいますが、一度もブレーカーが落ちた
ことはないです。
エアコンが1台しかないからかもしれませんが・・・

今度の新居も、4人家族で50Aです。

どういう風な配線になっているのか、確認したほうがいいかもしれませんね。
我が家の前のような状態だと、本当に真っ暗で非常灯を持って1階のブレー
カーをあげにいく状態でしたので、大変ですから・・・
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> 一系統の電気使用量は0Aで、もう一系統の電気使用量は30Aなど…



#2です。
先に関連法規と述べたのは、『内線規定』なのですが、これは設計段階で想定できる負荷の不平衡を40%以内に収めなさいということです。現実には、0A+40Aというような極端な事例が出ることもあるかも知れません。それがお客様から見て、よいとか悪いとかいう問題ではなく、契約上、損をするだけなのです。つまり、0A+40Aは40Aの契約でよいはずですが、前出のとおり40Aのブレーカは80Aの契約になり、それに見合う基本料金を請求されます。しかし、平衡に気を配り、20A+20Aと上手に配分できたとすると、20Aのブレーカで40Aの契約で済みます。

> 3線式で取れる2系統のうち、1系統を1階もう1系統を2階用…

一階、二階とも三線式のまま分配することになります。予測できる大型機器の配置は事前に電気屋さんに説明しておくのがよいことはいうまでもありません。大型機器とは次のようなものです。

エアコン、電子レンジ、オーブントースタ、ホットプレート、電気ポット、炊飯器、食器洗い機、電気カーペット、電気ストーブ、洗濯乾燥機、ヘアドライヤ、そのほか消費電力が1kW(1000W=10A)以上のもの。

> 特に心配することなく各世帯おおむね30~40A使える…

当初のご質問から大分トーンダウンされましたね。そのような表現で妥当なところと思います。しかし、両所帯合わせて80Aの契約いっぱいまで使うことは、きわめて難しいということです。

―――――――――――――――――――――

#3さんのご意見は、当初のご質問である契約ブレーカとは、次元の違う話なのですが、そのようなトラブルもあることでしょう。配電盤には、主ブレーカの右側に小さいブレーカ(分岐)が十数個かあるいはそれ以上並ぶと思います。それぞれの行き先をきちんと明示しておいてもらうとともに、配線図をもらっておいてください。将来トラブルが起きたとき、解決しやすくなります。
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もうしっかりとした回答が出ていますので一点だけお答えしておきます。



> 3線式で取れる2系統のうち、1系統を1階もう1系統を2階用…

と言うご質問についてですが、電気設計の基本としては先に述べられているように不平衡を解消しなくてはなりません。
よって大型機器の配置を基準として平衡を保てるように回路を振り分けます。
たまたま、1階と2階がそのような状態になるとしたら出来ないこともありませんが、ハウスメーカーさんの物件では当初から条件に合う設計は難しいのではないでしょうか。注文住宅で個別に設計図面を書いて当初からそれに関する打ち合わせが必要です。配線工事にかかる寸前と言うことは既に図面も上がっているはずですから工程的にも苦しくなりますね。

仮に別世帯でで相を分けるというより、やはり負荷を見て相を分けますので…。2世帯でも1,2階で個別に主幹を設けて管理する方が電気屋としては常道です。

一応電力会社も需要率を見ながら負荷計算をしているはずでしょうから…ちなみに私は関西圏なので主幹契約じゃなくて低圧は従量制なのです。あまり主幹契約のような形態は少ないので…。
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