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大学の定期テストで「プレートテクトニクスの成り立ちと内容」を説明せよ、というものが出題される予定です。
しかしながら、講義の内容が非常に難しく、友達と一緒にノートを見返しても、配布資料を見ても、全く理解することが出来ません。

講義中に私たちが重要だと見出したキーワードと、最終講義のときに重要だと言われたキーワードを全て書いておきます。
それに関連づけて、上記の内容をなるべく短く説明してくれると嬉しいです。(他にもたくさん問題があるため…)

このままでは仲良く皆で単位を落としてしまうので、詳しい方よろしくお願いします。

【キーワード:全てプレートテクトニクスに関連しているものです】
海溝の役割,プレート境界の認識,剛体地球核運動論,ホットスポット
地殻変動,地震,火山,造山運動,沈み込み型,衝突型,生物分布,環境変化

A 回答 (2件)

 えーと、「プレート運動と言う"現象"」の成り立ちではなく、「プレートテクトニクスと言う"学説"」の成り立ちで、本当に宜しいのでしょうか?


 このサイトの回答欄には、文字数制限があり、4000文字までしか入力出来ないため、成り立ちをまともに記述しますと、おそらく書き切れなくなるのではないかと思いますので、大雑把な説明しか出来ませんが、御容赦願います。

 ドイツのAlfred Lothar Wegenerは、南アメリカ大陸の東側の海岸線とアフリカ大陸の西側の海岸線の形状が、良く似ている事に気付き、この2つの大陸はかっては一つの大陸であったのではないかと考え、調査した結果、海岸線の形状のみならず、2つの大陸を繋げた場合に古い時代の地質構造が連続している様に見える事、海を渡る事が出来ない生物の中には、大西洋を隔てた異なる大陸に、同じ種類の生物が生息している場合がある事、大洋を隔てた異なる大陸の太古の気候が似通っている場合がある事、という事が判明しました。
 そこで、Wegenerは、1912年に、著書「Die Entstehung der Kontinente und Ozeane(大陸と海洋の起源)」において、「地球上の全ての大陸は、かっては単一の巨大な大陸(「パンゲア」と仮称)であったものが、約2億年前に分裂し、現在の位置に移動したものである」という趣旨の説を提唱しました。
 これが「大陸移動説」と言われるものです。
 Wegenerは大陸が移動する機構について説明する事が出来なかった事や、太古の地質や生物種の共通性は、大陸間を繋いでいた陸橋の沈降によっても説明出来ると当時は考えられていた事、海岸線の形状や太古の地質・生物種・気候の共通性等は状況証拠に過ぎず、もっと直接的な証拠が必要とされたにも関わらず、当時では直接的な証拠を見つける事が非常に困難であった事、等々の理由から、Wegenerの死後、大陸移動説は一旦廃れてしまいます。
 その後、大陸移動の原動力はマントル対流の流れであるという仮説が提唱され、更には、海底の地層に残されている太古の地磁気の分布が調査された際に、中央海嶺を中心に、その左右の残留地磁気が中央海嶺の形状と同じ形の縞模様を描いていた事の説明を、海底が移動しながら、中央海嶺で次々と誕生して行ったと考えられる様になり、地球表面の地殻も動く事が認められる様になったため、大陸移動説は復活しました。
 これは、Wegenerの大陸移動説とは異なり、大陸だけではなく、海底の地殻も動くという考え方でした。
 更に、水陸両方の残留地磁気の分布パターンから、移動している地殻は、幾つかの区画に分かれていて、その個々の区画が、各々別の動き方をしている事から、地殻は複数のプレートで構成されており、プレートはマントル対流の流れに引きずられて、長い年月をかけて移動し、他のプレートと衝突して合体したり、海底プレートが中央海嶺で生成し、海溝で沈み込んで地球の表面から姿を消すと考えられる様になりました。
 この説がプレートテクトニクス理論です。
 その後、プレートテクトニクス理論を使って、地震や造山運動、火山の形成、等々の様々な地質学的な現象が説明される様になりました。
 又、プレートは地殻の部分だけから構成されている訳ではなく、上部マントルの一部(最も近くに近い、上部マントルの最上部)もプレートの下部を構成していると考えられる様になったり、海溝の所で他のプレートの下に潜り込んだ海底プレートは、速やかには消滅せず、マントル対流が起きるために重要な働きをしている可能性があるという事が指摘されたり、と言う具合にプレートテクトニクス理論は、現在でも進展し続けています。

 尚、上記はあくまで大雑把な解説に過ぎませんし、もしかしますと、私や他の回答者様方の回答にも、間違って解釈している部分が含まれている恐れも、無いと断言する事は出来ません。
 ですから、ここで得られた回答をそのままテストの解答欄に記入されたりはせずに、教科書や他の資料(大学図書館等には幾らでもある)に掲載されている情報を基にして、細部の情報を揃えたり、テストで記述する内容を吟味される様にして下さい。

【参考URL】
 プレートテクトニクス - Wikipedia
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AC% …

 大陸移動説 - Wikipedia
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%99%B8% …

 アルフレート・ヴェーゲナー - Wikipedia
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB% …

 ぷてろんワールド ~蝶の百科事典・図鑑~ > 用語辞典 > ウォレス線とウェーバー線 > 大陸移動 > 大陸移動説について
  http://www.pteron-world.com/topics/history/plate …

 京都大学大学院理学研究科附属地磁気世界資料解析センター > 地磁気とは? > "大いなる磁石、地球" > 用語集 > プレートテクトニクス (Plate tectonics) > 地磁気の逆転と大陸移動
  http://wdc.kugi.kyoto-u.ac.jp/stern-j/reversal_j …
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この回答へのお礼

テストでは、現象と学生の両方を合わせての回答を求められると思います。
分かりやすい説明と、参考URLありがとうございます。

他の回答者様の回答を含め、自分なりの答えを作りたいと思います。
皆様ありがとうございした。

お礼日時:2011/07/30 12:38

  詳しくは説明できませんが、説明の足りないところはご了承ください。


 地球は地殻と呼ばれるプレートがいくつかあるのはご存知ですよね。それは、互いに影響し合って陸地を操作していると思います。あるプレートが、あるプレートの海溝に飲み込まれていく、また飲み込まれていくのと反対に海嶺から新しい近くが生まれる、というような事から起こる相互作用と考えられます。 その地殻変動によって一か所に集まった熱を冷却し、逆に冷えた部分を活動させることによって地熱の均一化を図る、ようなものじゃないでしょうか。
 ちなみに我が国日本は、遠い未来には東側にあるいくつかの、海溝、に飲み込まれてしまうことでしょう。 もちろんそれは、プレートテクニクスの働きによって、です。
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この回答へのお礼

早くからの回答ありがとうございます。
無知な自分がまとめるとひどいことになっていたので、非常に助かりました。

お礼日時:2011/07/30 12:40

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