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スマートフォンについてのコラムです。この記者は、メールなどの着信があれば、ピカピカ点滅してその着信をしらせてくれるスマートフォンが気になってしょうがありません。家族との大事な時間を過ごしていても、ついつい点滅があれば反応して、仕事メールなどに対し、返信してしまうのです。「無視すればいいじゃない」「見ないようにすればいいじゃない」「持ち歩かなきゃいいじゃない」というアドバイスもあるようですが、それでも、この記者は「やっぱり気になるから、そんなこと出来ない」と言います。まるで、スマートフォンに支配されているかのようですが、コラムの最後にアップルのジョブス社長の引退を引き合いに出し、以下のようにコメントしています。

With this admission of surrender, may I send a sincere wish of good health to Mr.Steve Jobs as he moves on to retirement? I will admit I am hoping that without this genius pioneer around to ever make another small and sexy product with a bigger-than-life billboard and commercial campaign, I might get the opportunity to go back to living in the moment and off my little electronic minders.

これは、なんとなく、「いいものがでたら、また買っちゃうかも」的な意味なのかと思うのですが、正確に訳すとどうなるのでしょうか。とくに「around」はどこにかかるのでしょうか。

A 回答 (2件)

No.1です。


お礼文を拝見しました。


>ひとつの可能性としてですが、without以下の文章は仮定法であるということはないでしょうか。

よく勉強しておいでですね。
おっしゃるとおり、withoutでもwithでも、その他の副詞句でも、条件を示して仮定法の文と一緒に使うというのは、ありふれた文体です。

しかしながら、仮定法というのは要するに、「現在の内容でも過去形で文章を書く」ということです。
(未来を語る助動詞willや、mayを現在形と呼ぶなら、would、mightは過去形)
つまり、過去形になってさえいれば、条件が示されていようといなかろうと、何でも仮定法と思っていただいてもいいほどだと思います。

この文章の筆者は、Steve Jobsさんがいなくなることや同社の製品が二度と手に入らなくなることを本気で願っているとは思えないので、おっしゃるように、反語的なニュアンスで述べているものだと、文脈から私もそう思います。
ただ、仮定法というのは、断定とか強い意志といったものを隠し、「控えめな気持ち」を表す表現です。
ですから、必ずしも反語的な意味でなくてもよく、別に結論が変わることはないのだけれど口調を柔らかくするためにとりあえず過去形にしておく、といった使い方は会話でもたくさん出てくるものです。
英語では、同じ内容でも過去形にすると、口調が変わるのです。
大人な感じの言い方ともいえそうですね。
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この回答へのお礼

わかりやすく教えていただいてありがとうございました。反語的でなく、控えめに気持ちを表現していると理解しました。そうゆうふうにとたえれば、「今後は、スマホに過度に気を取られないようにし、家族との時間を大事にしていければいいな」というコラムニストの気持ちが伝わってきます。

お礼日時:2011/09/18 22:13

aroundは、「近くに、そのあたりに(このあたりに)」という意味の副詞。



まず、「without...campaign」という長い部分が、「I might...」以下を修飾しているのがお分かりですか。

「without...campaign」という部分のうち「to...billboard」は、「this genius pioneer」が何をした人であるのかを説明する形容詞句。
ですからこれを除くと、「without...campaign」という部分は「without this genius pioneer around and (without) commercial campaign」(この天才的なパイオニアが側におらず、宣伝活動もなく)という構造になっています。

「without this genius pioneer」と「around」はともに副詞(句)であるという意味では、互いに独立して使えるはずですが、実際には、意味的にセットで使われますから、半分独立といった感じです。
つまり「without this genius pioneer」も「around」も「I might...」以下を修飾するために使われていますが、「around」のみで出てくることはないという表現です。
「around」だけしか書いてなかったら、意味が通じませんよね。

「ever」は、「never」から「n」を取った形。
少し前で「without」と否定しているので。
「not ... ever」や「without ... ever」は、「never」と同じ意味ですね。

全体を訳すとこんな感じ。

「今回の降伏を自白し、私は、Steve Jobs氏が引退するに際し、その健康を心から願っているとの気持ちを伝えてもいいだろうか。この天才的なパイオニアが身近に登場せず、命より大事な掲示板(あるいはメールの受信リスト)を有する小さくてsexyな製品を新たに作ることはなくなり、宣伝活動もなくなることで、現在に生き、小さな電子管理人から解き放たれた暮らしに戻る機会が得られることを、私は望んでいるのだと打ち明けよう。」

この回答への補足

コメントありがとうございます。すごくわかりやすかったです。ひとつの可能性としてですが、without
以下の文章は仮定法であるということはないでしょうか。Without・・・・, I might・・・・・.
の構文です。「もしジョブズがいなくなり、セクシーで魅力的な製品がでなくなれば、小さな電子管理人から解き放たれるのに。でも、実際はジョブズは生きていて、魅力的な製品が生まれる可能性があり、それがまたわたしを夢中にさせてくれる。」そんなことを実は願っている(I will admitt I am hoping )。

ひとつ前の文章で、ジョブズの健康を心から願っており、それはジョブズにずっとアップルにかかわってもらいたい、いい製品を出してもらいたいからかなっても思えるのでは。

補足日時:2011/09/18 19:13
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