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大学生です。出版社に興味があります。本来ならば自分で資料を集めたりするべきなのですが、出版社の将来性について教えてください。電子書籍にはおいおい対応していくにしても、日本の人口が減少していくことや、日本語で書かれている作品を提供しているため、他の産業と比べ海外のマーケットに進出することが難しいのではないかと思っています。

A 回答 (3件)

出版業界ってかなり特殊な業界ですので、業界内の慣習とか調べたらいいと思います。



例えば、書店ベースでは
・割引ができなかったり。
・返品が当たり前だったり。
・注文しても欲しい本が入らなかったり。

これは、この業界はかなり、規制がつよい業界だということです。

そのぶん海外マーケットから参入してくるのが難しいのがいい点ですね。
参入障壁が高いっていうやつです。
逆にぬるま湯につかっているということですから、海外進出は競争力がなくて難しいと思います。

職業スキルとして、出版社での仕事を考えた場合、編集者とか、かなり有望ではないでしょうか。
人口は減ってはいますが、インターネットのおかげで、知識欲の強いマーケットは増えているし、より増えると思いますよ。

優秀な編集者になって、そんなマーケットに供給する優良コンテンツを持つことができれば、強いと思います。

将来を期待して出版社に就職するというというよりは、気概のある編集者になるために出版社で経験を積むという姿勢がいいんではないでしょうか。
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この回答へのお礼

おっしゃる通り、出版業界を初めテレビ業界等コンテンツを製作する企業は独特ですね。たいへん参考になりました。

お礼日時:2012/04/20 20:39

補足です。


No.1さんの海外からの参入が難しいというのは、ウソです。
アマゾンは、日本の本の流通に再販制度があったから、小売に参入しやすく、最初に本とCDの取り扱いを始めたくらいですから。
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人口減少は、出版業界に限ったことではないので置いておきます。



日本語の本は、日本語で書かれている点というよりも、日本の習慣・文化・教育・思想に基づいて書かれているという点が、一番の問題です。つまり、世界市場の規模からみて、もともとコンテンツというのは、非常にニッチな産業なのです。その国の人で、かつその国の若者だったり子供だったりと、絞られたターゲットに向けて作られているわけですから。

逆を考えてみてください。日本語翻訳された洋書(つまり日本語)を、自国で書かれた本よりたくさん読みますか?欧米・アジアにも小説や漫画、実用書、専門書は山のようにあります。それを日本人が、自国の本よりも、たくさん読みたいと思うかどうか。
ハリーポッターなど、他国でも「売れた」コンテンツは、数えるほどしかありません。どれだけ、本が、その国の習慣・文化・教育・思想に基づいたニッチな産業であるかということが、分かると思います。

もちろん、日本のコンテンツが、海外で売れることも、たま~にあります。でも基本は、他国で売りたいなら、その国の事情に合ったコンテンツを作らなければ、売れません。はたして、他国向けに作られたコンテンツが、国内で売れるかどうか。成功した話はまだ聞きません。
本は、工業製品とは違います。アクションを楽しむゲームとも違います。食文化ともまた違います。日本の習慣・文化…日本人そのものが、ガラパコスである限り、本という商品は、いつまでもガラパコスなのです。海外では、日本文化に興味を持つ、いわゆるオタク層にしか、本は売れていません。オタク層の開拓という意味では、少しは可能性はあるでしょうけれど、それも結局は、ニッチ市場であることに変わりはありません。マス市場には成り得ない。

ちなみに、本は、ニッチであり、人件費の比率が非常に高い。給料がいいという意味ではありませんよ。ほぼ機械に頼らない手作りという意味です。工業製品や食品のように、人件費の安い海外で、コストを下げるような手が取れません。しかも、消耗品のように1度買ったら、次に同じものを買うことはほぼありません。だから、価格が下がらないのです。

なくなることはないでしょうけれども、縮小は避けられないでしょう。コンテンツ産業は本に限らず、今まで+今が、ピークだと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。とても勉強になりました。補足までいただいてとても感謝しています。

お礼日時:2012/04/20 20:34

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